第28回 BARE BONES
待ちに待った「BARE BONES」ですが、ようやく入手することができました。(本当は、しばらく前に入手済みだったのですが、なかなかアップできなかったのです。)選曲は、前に書いたとおりで、WINGS OF DESIREからEVERYBODY NEEDS A FRIENDまで、全部で11曲が収められています。
このアルバムですが、アンプラグド・アルバムかと思っていたら、「アコースティック・アルバム」と言ったほうがいい音づくりでした。予想とは若干ニュアンスが違うようですね。まあ、基本的には「アンプラグド」っぽいのですが、曲によってはエレクトリック・ギターも使っていますし、ベースはエレキベースです。ほとんどの曲のリード・ヴォーカルはアンディーで、マークが2曲(うち1曲はアンディーとのツイン・ヴォーカル)ほどリード・ヴォーカルをとっています。
ずっと通して聴いたのですが、やっぱりオープニングのWINGS OF DESIREのできの良さが目立ちます。オリジナル・アルバムに入っていた時には、こんなにいい曲だという印象はなかったんですけどね。(^^;あとは、「おっ」と思わせてくれるLIVING PROOFでしょうか。なかなか面白いアレンジですよ。
逆に、EVERYBODY NEEDS A FRIENDは(リード・ギターがエレキだということもあり、)オリジナル・テイクとほとんど印象の違いはありません。そうそう、この曲のリード・ヴォーカルのクレジットはアンディーになっているんだけど、ホントかな?なんか、マークの声みたいなんだけどねぇ。(^^;
全体的に見ると、落ち着いたサウンドの、好アルバムだと思います。そろそろ日本のショップにも並んでいると思うので、ぜひ聴いてみてくださいね。
< BARE BONES / WISHBONE ASH / HTD RECORD / HTDCD-104>