第20回 ホームのアルバム

 

 ずっと前に、ホームのCDのことを紹介しました。その時はセカンドとサードだったのですが、今回は、ファーストアルバムのことです。あの時に書いたように、このアルバムはまだCDにはなっていないようですが、この度、LPをゲットしたのです。しかも、日本盤です。当時、日本で出ていたなんてまったく知りませんでしたけどね。(^^;

 解説書を読むと、当時のイギリスのカントリー・ファンの実態(推定200万人とあるので、結構いるのですね)から始まり、ホームの紹介が書いてあります。特に、ローリー(当時19才)のギターは特筆ものだということですね。やはり、当時から目立っていたんでしょうね。

 ちなみに、イギリスのカントリー・ロックということで、解説の中にブリンズリー・シュワルツの名前も出てきて(同じ頃に日本でもレコードが出たたんですよね)、思わずにんまりなのです。(^^;

 サウンド的には、セカンドよりもサードに近い感じですね。曲作りは完全にカントリーなのですが、ローリーのギター・プレーは、中期のアッシュのギターを彷彿させる部分がかなりあります。A2あたりは、フロント・ページ・ニュースの中にあっても違和感がないような曲ですよ。また、ギター・リフでも、後にアッシュで使ったリフの原型みたいなのが聴けて、興味深いところです。

 本当に熱心なアッシュ・ファンか、じゃなかったらカントリー・ファンじゃないと、アルバムを通して聞くと、楽曲的にはちと辛いかもしれませんけれど、でも、ローリーのギターは一聴の価値はあると思えます。

 ということで、今日はこのへんで。早く、アッシュの新作の話題を書きたいですよね。

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