第17回 LIVE DATESリマスター

 

 前回のアップは去年のことですから、本当に長らくお待たせしましたって感じです。(^^;昨年の予告通り、今年最初のアッシュ・ネタは、リマスター盤CDのことです。

 このCDですが、なかなか手に入れることができませんでした。ノー・セキュア・モードのオフィシャル・ページから注文するのは危なっかしいので、仕方なくヨーロッパのあるCDショップに注文を出していたのです。でも、なかなか来ないこと、来ないこと。ようやく、今日「ライヴ・デイト」を聴くことができましたが、「ファースト」と「ニュー・イングランド/フロント・ページ・ニュース」の2枚の到着はまだです。(向こうを発送したというメールがやっと届きましたけどね。)そんなわけで、できれば3枚まとめてのアップにしたかったのですが、今日は1枚だけです。

 さて、CDをプレーヤーに入れると79分54秒の表示です。CDにもずいぶん長い時間入るようになったんだなあと思いました。でも、確か、オリジナルのレコード(CD)は、82分ちょっとだったはずです。カットされているのはというと、ずっと前に掲示板にアップがあったように、どうやら曲間のしゃべりとかの部分みたいですね。たとえば、「ロックンロール・ウイドウ」の前のスティーヴと観客のやりとり(ここでの観客の落胆ぶりなんか、すごく好きなんだけどね)の部分なんか、完全に無くなっています。

 でもね、このCD、本当に音が良くなっているんですよ。まず、音圧レベルが違います。昔のCDの場合、特に古いアルバムのCD化の時に、デジタル化のレベルをいちいち設定せずに、絶対に音が歪まないゆとりあるレベルでマスタリングすることが多く、イマイチ音に張りがないCDが多く作られていました。だからリマスターして、レベルも適正に調整して、音の抜けの良くなった再発CDが増えてきたのはいいことだと思います。

 ここでも適正レベルでデジタル・リマスターされていますので、音の迫力、抜け、広がり、解像度は、昔のCDとは比べものになりません。ヘッドホンで聴き比べると、その差は歴然としています。昔のCDを持っていても、2枚組のCDで持っていても、絶対に買いですよ、これは。(^^)文句があるとすれば、2枚組の完全リマスターCDじゃないってことだけですね。ちなみに、このCDにもアナログ盤のような写真集はついていません。ブックレットの内側は、イギリス盤の内ジャケと同じ写真でした。

 ということで、見かけたら、すぐにゲットしましょうね。(^^)