第61回 広島のTULIP・2007 

 さて、今日はチューリップのラスト・ツアー〜run〜の広島公演の日でした。最初の解散コンサート「WELL」以来、TULIPが広島に来るたびに会場に足を運んでいたのですが、それも今回が最後かと思うと、寂しい気にもなります。

そうそう、今回はネタバレ(ツアーも長いので、すでにずいぶんとバレてはいるネタですが(笑))が多いので、そのつもりで読んでくださいね。

会場には開演の10分前に着いたのですが、開場が遅れたようで、僕が着いたときにも、ロビーにはまだ入場の長い列が残っていました。あまり時間がないので、そそくさとグッズ売り場へ。パンフを買おうとしたら、「日付会場名入りPINS・各会場限定20個」という掲示が目に入りました。さすがにこんな時間に来てりゃ残っちゃいないよなと思いながら、訊いてみると、4000円という値段のためか、まだ残がありました。(^^) ラッキー!と思い、ラス前の1個を購入すると、ホール内に向かいます。(画像は、そのPINSです。これが額に入って売られていました。最初くらいに来たら、カラー版もあったのかな??よくわかんないけど。)

ステージを見ると、凝った造りもなく、シンプルな構成です。奥の台の上にドラムセットがあり、中央にキーボードが2台。右端にベースがあり、左端には安部さんのギブソンです。このツアーのセッティング通り、これまでのツアーとは左右反転の並びですね。...で、自分の席を探すと、右の端のほうで、PAスピーカーの若干外側でした。今までで一番端っこのほうの席でしたね。

開演は18:07でした。開場ほどは遅れなかったようですね。セットリストは、今回のツアーのオーソドックスなものでした。

まずはスクリーンが降りてきて、TULIPのライヴ・ヒストリー的な映像が流れます。なんか、DVDボックスシリーズの宣伝っぽくも思えましたが、ボックス自体、既存の映像をほとんど収録したものですから、必然といえば必然ですね。(^^)

オープニングの1曲目は「心を開いて」でした。音が鳴った瞬間、PAのベースとバスドラの音圧にびっくりしました。さすがにいくつかの洋楽のコンサートで聴いたようなタイトな音ではありませんでしたが、それでも、身体に響く重低音には驚きましたよ。

2曲目は「あの娘は魔法使い」です。2曲目にして、会場は総立ちですね。安部さんのオブリガードの音数が減っているような気がしたのですが、PAの関係で聞こえにくくて、よくわかりませんでした。

安部さんのMCの間に、姫野さんがギターに持ち替えます。姫野さんが前に出てきたとき、「少し肥えた?」と感じたのですが、どうでしょう??3曲目は「悲しきレイン・トレイン」でした。

4曲目も続いて姫野さんのナンバーで、「明日の風」です。ここでの姫野さんのヴォーカルは伸び伸びとしていて、調子がよさそうですね。ラスト前の安部さんとのハーモニー・ツインもばっちりでした。(^^)

5曲目もまたまた姫野さんの見せ場です。「ここはどこ」のイントロが流れてきたら、客席はまた総立ちですね。これはALWAYSでも度々演奏されてきた曲ですので、僕にとっては、姫野さんと安部さんが並んでギターを弾く姿に感動ですね。コンサート序盤のハイライトでしょうか。(^^)ラストで宮城さんが奏でた指弾きのベースラインもカッコ良かったですよ。

6曲目も姫野さんですね。ニュー・アルバムから「Never Ending」をしっとりと聴かせてくれます。宮城さんが、ベースをバイオリン・ベース(きっとヘフナー)に持ち替えているのが嬉しいですね。

ここで再び財津さん登場です。今日の会場には、やけにテンションの高い人が来ていまして、「財津さ〜ん!眼鏡が素敵!!」なんて叫んでいました。財津さんは、MCの中で「広島市民球場50周年おめでとうございます」と一言。(^^)

7曲目もニュー・アルバムから「run」です。上田さんのスネアの音が耳に残る音のバランスでしたね。

上田さんの短いドラムソロから8曲目「走れ!ムーン号」です。会場はまた総立ち。上田さんのドラムと安部さんのギターが全開ですね。カッコいいぞ!二人とも楽しそうに演奏しています。

会場は総立ちのまま、続いて宮城さんの出番です。9曲目は「Route134」。宮城さん屈指の名曲で、宮城さんの澄んだ伸びのある唄声を堪能しましたよ。(^^)

安部さんのMCに続き、10曲目は「ブルー・スカイ」、11曲目は「風のメロディ」と、(後者は個人的には大好きな曲なのですが、)観客は落ち着いて聴いています。後者では立ち上がるかな?と思っていたんですけどね。(^^;
「風のメロディ」は、テンポが若干遅かったかもしれません。面白かったのが財津さん。姫野さんの唄の最初のフレーズの時、自分の弾くパートがお休みなので、膝を叩いてリズムを取っていました。(^^)

12曲目は「約束」です。あまり売れなかったシングル曲なのですが、本当に名曲ですね。悔しいけど。(^^)僕の隣に座っていた女の人は、イントロでびっくりした顔で口を覆い、唄が始まったら泣いてしまいました。(隣にいて何か気配を感じたんで、ちょっと横を見たらそうだったんです。)気持ちはわかりますね。年齢を重ねるごとに説得力の増してくる曲だと思いますし、本当に胸にしみいる演奏でした。

ここからは生ギターコーナーです。宮城さんはバイオリンベースに持ち替えました。(^^)

13曲目は「逆回転」です。これも本当に名曲ですね。悔しいけど。(爆)コーラスワークが素晴らしいですね。
14曲目は「風見鶏」でした。姫野さんは、今回もお好み焼きをしっかり食べたそうですよ。
財津さんが「オーシャンズ13」ネタで爆笑を誘発します。あの映画の中で、お酒に触れるところがあったそうでして、お酒を英語で発音したら「サキ」に聞こえるそうなんですが、銘酒「久保田」を紹介するところで「クボタ・サキ」って言っているそうですよ。確かめてくださいってさ。(爆)そして15曲目の「I love you」を聴かせてくれました。
正式なメンバー紹介はラストにあるので、このコーナーでは「仮」メンバー紹介がありました。安部さんが「シロー」(白いシャツだったから(^^;....そう言えば、正式メンバー紹介の時にも「白い恋人たち..発売中止」とかやってましたね。)、宮城さんが「アオ」(青いベースだから...じゃなくて、あおい○彦に似ているから(^^;)、上田さんが「かまぼこ」(説明不要!)、で、あとが「ちょっと・ちょっと」だそうです。(笑)

ただ、このコーナーでも、さっき書いたテンションの高い人が(バンドにも観客にも迷惑なくらい)いろいろ財津さんに叫んでいて、財津さんもタジタジでした。まあ、あまり相手にせずに左に受け流していたけれどさ。(笑)

生ギターコーナーも終わり、コンサートも佳境です。16曲目の「心の旅」、17曲目の「ぼくがつくった愛のうた」と、観客も総立ちで大ノリノリです。(^^)

18曲目は「Someday Somewhere」です。これまたいい曲ですね。安部さんのギターの見せ場の曲でもあります。気がつけば、隣の女の人は、また泣いてはりました。納得。(^^)

財津さんのMCです。レコード売り上げが伸びなくてヒット曲も出ないのに、ライヴ動員はいつも満員なのは何故だ?と思っていた財津さん。ふと謎の解答を思いつきました。「そうか、同じ集団が、ライブ会場をまわっていたんだ!」会場は大爆笑。でも、それは本当にありがたいことだとお礼を言ってましたね。

で、ヒット曲を出すつもりでリリースした曲が19曲目でした。「虹とスニーカーの頃」。この曲の前の会話の中で、さっきのテンションの高い人が財津さんの言葉に反応して「虹とスニーカーの頃?」と叫んでしまいました。さすがに冷たい視線と「言うなよ」という声もちらほらありましたね。(^^; 演奏のほうですが、曲の途中の安部さんのギターのカッティングが若干変わっているようでした。軽やかなカッティングが減り、低音弾きのところが増えたんじゃないかな?

20曲目は「青春の影」です。いつぞやの広島公演では、安部さんが一番いいところのソロでトチってしまった記憶があるのですが、今回はバッチリでした。リベンジを果たしましたね。(^^)

そうこうするうちにラストナンバーです。21曲目の「Shooting Star」は、宮城さんのベースのリズムが、曲の展開に伴って変わっていくのが本当にカッコイイ曲です。でもね、宮城さんは、1番&2番と3番とで、リズムの展開を変えているんですよ。これまでのライヴではそんなこと気付かなかった(変えていたのかどうかさえわかりませんが)けど、ちょっとびっくりしました。(^^)

そして1回目のアンコールです。
22曲目の「2222年ピクニック」(22曲目で2222年は偶然か?)、23曲目の「銀の指環」、24曲目の「夢中さ君に」。言うことはありません。バンドも観客も、みんなノリノリで盛り上がりました。(^^)
そうそう、僕の席が端のほうだったと書きましたが、そのおかげで、「銀の指輪」でサイドに走ってきた姫野さんは至近距離でしたよ。(笑)

拍手は鳴りやまず、2回目のアンコールです。
25曲目「魔法の黄色い靴」。イントロで財津さんが「嵐を呼ぶ男」を口ずさみました。会場全体の大合唱もあり、曲は終了です。いつもならこれで終わりだけど、今回のツアーではもう1曲あるんですね。26曲目、正真正銘のラストナンバー「二人で山へ行こう」です。観客も手拍子を取り(僕の周りでは、僕一人だけが裏打ちで手拍子取ってたけどね。)、最後まで盛り上がってコンサートは終わりました。

本当にいいコンサートだったと思います。選曲的にも、(姫野さん、安部さん、宮城さん、上田さんのファンである僕にとっても)これまでで一番納得のものでしたしね。財津さん、僕は特にあなたのファンだというわけではなかったけど、今日のあなたは本当に最高でしたよ。ありがとうございました。(^^)

そして、僕はこれまでで一番幸せな気分で家路についたのでした。

それじゃ、また次回に....今回も、ALWAYSの活動再開を願いながら.....。