第50回 風祭クンのソロ・ライヴ 2002 

さて、今回は、26日に行われました風祭クンのソロ・ライヴの話です。

今回は、ギターが橋本哲&山本圭右という最強コンビということで、期待満々でブルース・アレイにやって来ました。(実は、広島空港に着いたときには雪だったんで、行けるかどうか、ちょっと不安だったんですが、飛行機は無事に飛びました。(^^))

会場に着くと、流れていたBGMは、60年代のソウルだったんですが、誰の好みの選曲だったんでしょうか?

ステージのセッティングですが、向かって右にギターの二人(哲ちゃんはカジノで、圭右さんはストラト)。その隣が、エレクトリック・バイオリンの武藤さん(漢字知らないので、違ってたらごめんなさい)。その後ろにドラムの清水さん。左の奥にベースの松本クン(バイオリン・ベース)。左の前のほうで風祭クン(カジノとアコギとピアノ)という並びでした。

第一部が始まります。

いきなり、今回は発売中止になったニュー・アルバムから、おなじみのタイトル・ナンバー「地球に落ちた種」です。風祭クンはカジノを持っています。GAR-YIZのライヴではおなじみのこの曲ですが、今回は、バンドの音の厚みが違いました。最強コンビのギターとヴァイオリンが絡んで、すごくいい感じです。間奏では、圭右さんのギターが唸りをあげます!この曲の今まで聴いた演奏の中で、一番迫力のある演奏でした。

2曲目は「Don't Worryだよ」です。これまたギターとヴァイオリンの絡みがいい感じですね。圭右さんのギターのカッティングが格好良かったです。それにしても、圭右さんのギターは、ソロでもバッキングでもうたごころに溢れていますね、うん。(^^)圭右さんと松本クンのコーラスもバッチリでした。ラストのソロは、圭右さん→哲ちゃんとつなぎ、それぞれが特徴的なソロを聴かせてくれました。(休憩の時に圭右さんと遭遇したので、そう言っておきましたけどね。)

風祭クンがピアノに移動して、ここでメンバー紹介です。でも風祭クン、何を迷ったのか「ギターのはしもとけいすけ!」とか言っちゃいまして、すかさず圭右さんが「間違っちゃいや〜ん」と合いの手を入れてました。(^^;

3曲目は「’66〜あの頃の僕たちは」です。これまでもライヴで演奏されていた曲ですし、ギターの二人も慣れたものですね。ヴァイオリンのオブリガードも効いていたし、ギターとの絡みも良かったです。

4曲目は「I miss you」です。これもなかなかの演奏でしたが、風祭クンの声がかなりフラット気味で、あまり出ていなかったのが残念でした。

風祭クンがカジノに持ち替えて、次はデヴィッド・ボウイの「ジギー・スターダスト」です。ヴァイオリンの武藤さんは休みですね。さすがに自分の好きな曲だけあって、風祭クンの唄もバッチリでした。ちなみに、この曲ですが、デヴィッド・ボウイのオリジナルもいいけど、バウハウスのヴァージョンも凄くいいのですよ、ホント。

さて、6曲目は新曲です。タイトルは「I Wanna Be A Rock'n Roll Star」です。歌詞にも、いろんな曲のタイトルをもじったものが出てくるのですが、サウンドが凄いのです。ほとんどT・レックスかスレイドかって感じの最高のグラム・ロックなんですよ。(休憩の時にトイレで風祭クンと遭遇したので、それを訊いてみたのだけど、やっぱり「そういうつもりで作りました」と言っていました。風祭クンはちょっとふざけて作ってみた曲なんだという風に言っていたのだけど、僕はこんな曲を書いてくれたことが嬉しいですよと返しておきました。)で、こんな曲では、圭右さんも本領発揮です。哲ちゃんのゴリゴリのソロも良かったし、ラストもバッチリ決めてくれました。yeah!!ちなみに、武藤さんはタンバリンを叩いていました。

風祭クンがピアノに移り、武藤さんがヴァイオリンに持ち替えて、第一部最後の曲が始まります。「SAILING AWAY」です。ここでも、圭右さんのうたごころ溢れるソロが素晴らしかったですね。地味だけど、渋く決めていた哲ちゃんのスライドギターも良かったよ。

というところで第一部の終了です。で、しばしの休憩をはさんで、第二部が始まります。

風祭クンはまたカジノを手にしました。第二部の1曲目は、なんと、「COUNT DOWN TO ECSTASY」でした。ちょっとびっくりです。この曲が聴けるなんて....。(^^)コーラスもバッチリ決まって、ヴァイオリンもバッチリ決まって、最高の演奏でした。(^^)

風祭クンがアコギに持ち替えて、2曲目は、またまたデヴィッド・ボウイのカバーで「スペース・オディティー」です。イントロの圭右さんのギターがせつないですね。ここでは、松本クンのコーラスが効いていました。

3曲目は、ソロ・ライヴではおなじみのガロのナンバーで「地球はメリーゴーランド」でした。今回は、いつぞやとは違ってすんなり終わったですけどね。(^^;安心して聴いていれる演奏でした。

風祭クンがまたまたカジノに持ち替えて、曲は「アイ・アム・ザ・ウォルラス」です。ヴァイオリンが入っているので、いつもよりもずいぶん締まって聞こえますね。さすがにジョンの曲だけに、風祭クンのヴォーカルも最高のノリをみせてくれてました。

風祭クンがピアノに移って、また新曲のお披露目です。鈴木雄大さんの詞なんだそうですが、タイトルは「僕のコズミック・ソルジャーズ」もしくは「LOVE'S GOING AROUND」のどちらかだそうです。(まだ迷ってるんだって。今日は、とりあえず前者ということだそうでしたけどね。)曲は、ボードビル風味も入った、ポール風の曲でした。ピカサで演ると似合いそうですね。ここでも、風祭クンのヴォーカルが弱くて、ちょっと聞こえませんでした。ラストでは、ロンドン橋のフレーズをヴァイオリンとギターで挿入して、ポップに決めてくれてましたよ。(^^)

6曲目は「愛はタイムマシーン」です。この曲も、もう慣れたもので、堂々とした演奏でした。

7曲目は、ニュー・アルバムからの「サラ」でした。ソロ・ライヴでも弾き語りで披露されてきた曲なのですが、今回はバンド・スタイルです。1番は弾き語りで、小間奏からヴァイオリンが入ります。2番ではヴァイオリンのオブリガードが入り、間奏からはバンド全体での展開を見せてくれます。やっぱりバンドでは迫力がありますね。風祭クンのピアノを、バンド全体で支えたという趣はあるものの、いい演奏でした。

そして、第二部の最後の曲も、新曲のお披露目でした。杉さんの詞で「FOOL ON THE EARTH」です。風祭クンは「ちょっと変わった曲が作りたくて冒険しました」と言っていたのですが、確かにコード進行はちょっと変わっていますね。でも、基本はやっぱりジョンで、ウォルラス風の部分もあります。そう言う意味では「地球に落ちた種」と呼応する曲でしょうし、おそらくアルバムでもラストか、(小品かリプライズの前での)ラス前に収められることになるんじゃないかなって感じました。結構派手な曲かもしれません。

ということで、第二部終了。アンコールに移ります。

1回目のアンコールでは、武藤さんが出てきません。風祭クンはカジノを持っています。

1曲目は「ヤー・ブルース」です。やっぱりジョンの曲は、風祭クンにぴったちハマります。ジョンの魂のこもった熱唱でした。

2曲目は「マネー」です。イントロでコード(というかリフ)間違えたのは、だ・あ・れ?途中からなくなったけど、コーラスもバッチリでした。

3曲目は「ロックンロール天国?!」です。この曲でも、風祭クンは迫力あるヴォーカルを聴かせてくれます。ロックンローラーなんですね、やっぱり。ここでは哲ちゃんのギターが唸りをあげてました。哲ちゃんは、(ヤードバーズ時代の)ジェフ・ベック風のフレーズを連発していましたよ。(^^)

ということで、アンコールが終了です。で、2回目のアンコールに入ります。ここでは、武藤さんと松本クンが出てきません。でも、風祭クンは、手ぶらで出てきたかと思うと、忘れ物を取りに楽屋に帰っていきました。そう、ベース忘れたんですよ、彼は。(^^;

ところで、ここでスペシャル・ゲストの登場です。なんと、姫野達也さんが来てくれていたのです!!!!!!姫野さんは出てくるなり「あっ、ベース忘れた」とギャグをかましてくれました。(^^;でも、その後のあいさつで、「東は知らないうちにギター弾いてました..」と一言。そうこうするうちに曲がはじまりました。姫野さんがピアノに向かい、「レディー・マドンナ」です。やっぱ、ピアノは全然上手いですね。(^^;この時、風祭クンは後ろのほうでベースとコーラスやっていたのですが、凄く和んだ表情で、楽しそうで、活き活きとしていました。それにしても、姫野さんの生唄が聴けるとは...感激です!!!(でも、ALWAYSの曲を演ってくれたらもっと良かったのにと思ったのは、きっと僕一人ではないでしょう!)

2曲目の前に、スペシャル・ゲストパート2の登場です。杉真理さんでした。圭右さんがひっこんで、杉さんが圭右さんのギターを持ちました。で、杉さんと姫野さんのデュエットで「ベイビーズ・イン・ブラック」です。大昔、オールウェイズのゲストで杉さんが出たときに演ったパターンだということですね。(^^)さすがに、杉さんと姫野さんのハーモニーは最高でした。(^^)

で、3曲目です。曲は「こいつ(THIS BOY)」です。杉さん&姫野さん&風祭クンの綺麗なハーモニーでした。途中のソロ・ヴォーカルは風祭クンだったのですが、(いつもGAR-YIZでは上田さんが唄っているからか)入るところで入りきれず、思わず顔を見合わせた杉さんに押し出されるようにして唄に入っていました。

ということで、2回目のアンコールも終了。3回目のアンコールに入ります。

3回目のアンコールでは、オープニングのメンバーで、再び「地球に落ちた種」を演ってくれました。最初の演奏よりも熱のこもった演奏でしたね。特に圭右さんのギター・ソロは、前よりも格段にカッコ良かったですね。(^^)この時、ふと気づいたのだけど、姫野さんが楽屋のカーテンを開けて、風祭クンを嬉しそうな優しい表情で(時に真剣な眼差しになりながら)見つめていたのです。まるで、弟を見守る兄のような感じで...。また、この二人が一緒に(当然、安部さんと上田さんも一緒に)演ってくれないかなあと、再び思ったのでした。

ということで、ライヴはすべて終了です。全体的には、凄くまとまって迫力のあるバンドのサウンドが素晴らしかったと思います。カバー曲は良かったのですが、オリジナル曲では風祭クンのヴォーカルがバンドの音に完全に負けていた曲が何曲かあったのが残念でしたけどね。(まあ、それらの曲は、風祭クンも最近唄い込んでいなかった曲でしょうから、これから経験値上げてくださいね、風祭クン。)

とにもかくにも、雪の広島空港から飛んできた「かい」が240%(うち80%は姫野さんのぶんだけど)はあったライヴだったと思います。ホント、来て良かった!と思いました。

では、また次回に。