第22回 「ピカデリーサーカス」発売! 

 さて、とうとう「ピカデリーサカース」の発売日が来ました。(正確には、明日だけどね。)早速、アルバムを予約した店に行ってきました。(^^)前回にサンプル盤で見たとおりのジャケ(あたりまえだけどね)は、やっぱり綺麗です〜。やっぱ、ビートルズ(イエロー・サブマリン)+XTC(オレンジズ&レモンズ)ですよ、これはね。右下のほうにユニオン・ジャクを背負ったカブト虫(もちろん、BEETLE)がいるところも愛嬌ですね。(^^)

 内容については、前回に大まかなレビューをしましたので、今日は、ちょっとじっくりと聴いてみたいと思います。さて、新しい発見はあるかな?

1.Baby! it's all right

 軽快なギターで始まるデビュー曲です。2本のリズムギターの絡み合う刻みが最高です。やっぱり、何度聴いてもサビ前はクイーンですよね。間奏のハーモニー・ツインもいい感じですね。

2.彼女のBrand-new Day

 この曲ですが、基本はポール・マッカートニー+クイーンですね。ギター・サウンドはリボルバーの頃のビートルズかな?間奏での転調、ピアノ、コーラスも、完全にクイーンしてますです。

3.恋の道化師〜メリー・ゴーラウンド

 この曲ですけど、前々回でかなり書き尽くしちゃったかな。サージェント・ビートルズへのオマージュが強く感じられる曲です。

4.お泣きメアリー

 綺麗なメロディーの曲です。どこか、TULIPの楽曲との類似点も感じます。ストリングスの感じはビージーズかな?左サイドのギターには、パイロットの匂いがしますよ。(^^)途中で突然に音の広がりが変わるところなど、よく考えられていることもわかります。

5.Never Cry Butterfly

 伊豆田さんが「日本のポール・マッカートニー」と呼ばれる理由がよくわかる曲です。コーラスも、ビートルズ風ですしね。ストリングスの絡みも綺麗です〜。基本的には、ポールのマイ・ラヴですよね。(なんか、そのまま続けて唄えそうです。(^^))ギターもヘンリー・マックロー風にキメていますし、ベースラインも、完全にポールですからね。

6.Dreamer(You're not the only one)

 イントロのギターリフの感じは、サーチャーズかな?ちょっと哀愁のメロディーも60年代風です。でも、サビではまたビートルズになります。キーボードなんて、ビリー・プレストンみたいな弾き方してますしね。松尾さんのヴォーカルもハマっています。

7.Good Friend

 やっぱ、イントロは完全にクイーンですね。サージェント・ビートルズ(ゲッティング・ベターを中心に)があちことで顔を出す中に、ビートルズ風ブラスとクイーン風ギターが隙間を埋めていきます。ゲストの人たちのコーラス(しゃべりもあるけど)も遊び心満載でいいですよね。

8.Darlin'

 出だしのレコードのスクラッチのノイズは、よくあるパターンです。一転、ポールの唄とピアノのバックでピート・ハムがギター弾いて、トム・エヴァンスと一緒にコーラスつけてる感じのポップ・ソングになります。間奏はクイーンですけどね。こうして聴いていくと、アルバム全体を通してリズムギターの絡みが心地よいです。

9.愛はタイムマシーン

 前回は「バッド・フィンガー風」と書いたのですが、じっくり聴くと、70年代のアメリカン・ポップの香りもしてきますね。イントロのシンセサイザーの音に、ウィリアム・ライオールを感じるのは、僕だけでしょうか?サビ前のメロディーとサウンドは、やっぱ「Lady Jane」だよね。(^^)風祭フリークの僕には、一番のお気に入りの曲です。

10.Back Stage Rag

 前にも書いたんだけど、「ハルセイ提督」のメロディーを「ラム・オン」風アレンジでやっています。ポール・マッカートニー・ファンは、思わずにんまりの曲でしょうね。

11.21st Century Man

 リフはやっぱりジョンとヨーコのバラードを彷彿させますね。で、ギター・ソロはチャック・ベリーやキース・リチャードを彷彿させます。オールディーズ風ギターもあるし、ちょこっとだけビーチボーイズ風のところもあるし、見事なポップン・ロールです。それにしても、伊豆田さんのファルセットって、どうしてここまでポールなんでしょうか?

12.愛の歴史を始めよう → 詞&曲:ピカデリーサーカス LV:伊豆田・杉・松尾・風祭

 後期ビートルズを散りばめた曲ですよね。伊豆田さんのところはアイ・アム・ザ・ウォルラス、松尾さんの唄うところはルーシー&ストロベリー・フィールズだよね。ドラムの音も、程良くリミッターがかかった、あのころのビートルズ・サウンドになっています。サビの最後のメロディーですけど、確か、上田知華&カリョービンのパープル・モンスーンが、こんな感じでしたね。(^^;

 ということで、あまり新しいことは書いていないけど、聴けば聴くほど気付く事がありそうな、遊び心満載のアルバムです。ビートルズやクイーンのオマージュが大きいとは思いますが、その他にもポップな音が詰まってますよ。

 と書いているうちに日付も変わり、正式な発売日となりました。(^^;とりあえず、しばらくは車の中でかけるMDは、こればかりになるでしょうね。ああ、シアワセ....(^^)