第20回 ピカデリーサーカス デビュー! 

 とうとう、ピカデリーサーカスのCDSが出ました。ということで、今日はそのCDSのレビューです。EPIC SONYのHPにも紹介があるのですが、メンバーは、次の通りです。

 VO&G:杉真理 VO&G:松尾清憲 VO&P:伊豆田洋之 VO&DR:上田雅利 VO&B:風祭東 G:橋本哲

 with G:山本圭右 KEY:小泉信彦   and also P&KEY&PER:嶋田陽一 G:安部俊幸

みなさんもご存じの通り、ALWAYSの3人(安部さんは特別枠だけどね。(^^;)に、日本の中でも有名なPOPの達人たちが集まっているのです。(^^)これだけの面子が揃えば、やっぱり浮かんでくるのはビートルズ&ニッチ・ポップです。発売日より1日早いのだけど、早速ゲットしてきたCDSに、期待一杯で針を落とすことにしましょう。(^^)

1.Baby! it's all right

 記念すべきデビュー曲は、メンバー全員の合作のこの曲です。最高だぜ、ベイビー!って感じでしょうか。

 上田さんのドラムに導かれて、元気のいいギターのイントロが始まります。バッドフィンガーや(ポップな曲の)スレイドあたりを彷彿させるギターの音色ですね。唄の前に入ってくるベースは完全にポール・マッカートニーですね。(^^)最初のパートはやっぱりビートルズですよね。サビ前のパートはちょっと10CCとクイーンっぽい感じがしますね。サビの直前にはクイーンの影響の窺える(松尾さんの趣味かな?)ギター・オーケストレーションが聴かれます。サビになると、完全にバッドフィンガーのノリですね。メロディーもそうだけど、歌い方も、バックのジョン・レノン風のコーラスも、ピート・ハムの世界です(涙....)。そう言えば、間奏に入るところのサウンドもファルセットもポール・マッカートニー&ウイングスだしね。(^^)

 そんなわけで、交代で歌うリード・ボーカル(「はじめまして。ピカデリーサーカスでございます。」って感じの顔見せ的ですけどね)が素敵な、70年代POPを凝縮したような曲でした。(^^)これ一曲でピカデリーの目指す音が見えてくるような気がします。

2.恋の道化師〜メリー・ゴーラウンド

 B面は、6拍子のアコースティック・ギターが響く「恋の道化師」パートと、チェンバロの音が印象的な「メリー・ゴーラウンド」パートの2パートを絡み合わせた曲ですね。作詞は杉さんと松尾さんで、作曲は松尾さんです。

 この曲は、基本的に(サージェント・)ビートルズですね。はじめのパートはギターのカッティングが目立つんですけど、メロディーにシーズ・リーヴィング・ホームが顔を出し、あとのパートはどうしてもチェンバロの響きがモロにルーシーですが、曲自体はエリック・カルメン(作ったほうはポール・マッカートニーと言ってほしいでしょうけどね)が好きそうなメロディーラインを持っています。で、間奏は、ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(+隠し味にペパーズ)ですね。(^^)で、最後はフール・オン・ザ・ヒルということですか。(^^)

こうして2曲を聴いてみると、1曲目がステージ・ビートルズを意識した曲で、2曲目がスタジオ・ビートルズを意識した曲だと思います。どっちにしても、やっぱりニッチな方々です。はい。(^^)

アルバムのほうは、来月の20日の発売ということで、ますます楽しみになりました。(^^)