第18回 GOBSTOPPER 

 風祭クンの関わるニュー・プロジェクト「THE MUFFIN MAN」のファースト・アルバムがとうとう発売されました。TULIPを除くと、ALWAYSのメンバーが作った(正式メンバーとして関わっている)久しぶりのアルバムになりますね。僕も早速ゲットしました。(発売日は明日ですけどね。(^^;)タイトルは予定通り「GOBSTOPPER」ですが、収録曲は予定より1曲少なくて、8曲です。

 前回、僕は「ビートルズの影響の強い、モダンなロックン・ロールを聴かせてくれるのではないかと思います。」と書いたのですが、彼らのサウンドは実のところどうなのでしょうか?期待と不安と半々で針を降ろしました。

1.ザ・マフィンマンのテーマ〜OPENING〜

 ハードなロックン・ロールです。オブリガートのギターは、「リボルバー」の頃のポールのギターのようです。曲の作りは、60年代のブリティッシュ・ロックですね。でも、オルガンの音がすごくカッコいいですよ。ラストは、ブルースのパターンになってF.O.していきます。

2.Blue

 アコースティック・ギターの刻みに乗って、エレキギターの太い音が入ってきます。どことなくニール・ヤングのようなアメリカっぽい感じもしますね。メロディー的には、ほとんどスピッツあたりが唄いそうな感じです。サビの所から延々と流れるギターのアルペジオが印象的なポップ・チューンです。

3.明日を抱きしめよう

 3曲目は、エレキの刻みから始まります。この曲は、完全にナガハタゼンジ節ですね。この曲も、オルガンのオブリガートが効いています。 

4.ボクは何を知るのだろう

 またまたハードなロック・ナンバーです。ゆったりしたブギー調で曲は進行します。ワイルドな唄に隠れていますが、メロディーは、ひたすらポップな作りの60年代の王道路線です。

5.ナポレオンロードの親愛なる友へ

 パーカッションの凝ったアコースティック・ナンバーです。でも、結構せわしない感じもする曲ですね。

6.Gobstopper

 タイトル・チューンは、かなりヘヴィーなロック・ナンバーです。この曲は、完全に「ホワイト・アルバム」や「アビー・ロード」の頃のジョンの影響が大きいですね。途中で、ショッキング・ブルーやレッド・ツェッペリンみたいなギター・リフが入るのは、茶目っ気ですかね。メイン・パートの感じとしては、「YEAH BLUES」+「I WANT YOU」というところでしょうか。

7.美しき人生〜LOVE IS ALL〜

 ジョージ・ハリスンみたいなタイトルですが、コーラスの印象的なポップ・チューンです。風祭クンのベース・ラインがとてもカッコいいです。この曲もビートルズ風のサウンドが散りばめられています。ギターは「HELLO GOODBYE」風ですね。ドラムの音も(フィルのフレーズや、リミッターのかかり具合なんて特に)ビートルズしてます。

8.ザ・マフィンマンのテーマ〜ENDING〜

 今度はブルースのパターンのF.I.で始まります。(M1の続きということですね。)で、3拍子(正確には6/8ですね。)になり曲想が変わり、唄が入ります。サウンド(特にドラムの)はやっぱりビートルズですね。

 後期ビートルズの影響は、いたるところで窺えますが、全体としてはずいぶんヘヴィーな音です。ALWAYS時代の風祭クンや、ナガハタゼンジくんのアルバムの音とはかなり違ったサウンドですね。

 帯のコピーには「モダン・テイスト・サウンド」と書いてありましたが、言葉から受けるイメージとは違った音だと思います。もっとアーシーというか、ダウン・トゥ・アースというか、地に足ついたような感じを受けました。若いコよりも、ちょっと年輩の人のほうに受けそうな音だと思います。

 それにしても、33分27秒というのは、短すぎないかなあ?どうでしょう?

 なお、THE MUFFIN MAN(ナガハタゼンジくん)のHPへはこちらからどうぞ。