第12回 ALWAYSのカバー曲<2> 

 ALWAYSがカバーした洋楽曲の話の2回目です。今日は、「5DAYS CIRCUIT」からですね。僕の生オールウェイズは「Hi!Hi!Hi!オールウェイズがやって来る」ツアーからですけど、そろそろ僕の体験した曲が出てきます。

「COME ON LET'S GO」→リック・デリンジャー(当時はリック・ゼリンガーと言っていました)のマッコイズのヒット曲ですよね。リック・デリンジャーはいろんなタイプの曲ができる人ですが、もともとポップな曲が得意ですから、この曲も見事なポップン・ロール(そんな言葉ないって(^^;)です。マッコイズと言えば、「ハング・オン・スルーピー」という極めつけのポップ・チューンもありますが、こっちのほうが選ばれたのも納得できるのです、うん。それにしても、リック・デリンジャーは何してるのかな?昔はカッコ良くてかわいかった(SHAZNAのIZAMも真っ青なくらいに、素顔でも女の子みたいにキュートでした)のだけど、最近は丸々太ってたからねえ。

「I SAW HER STANDING THERE」→ビートルズの(EMIでの)ファースト・アルバムのオープニングを飾る曲です。見事なロックン・ロール・ナンバーですね。これはポールとジョンの共作だったと思います。ポールのロックン・ローラーとしての気質が存分に発揮されていますし、ジョンが手直ししたという歌詞もカッコいいですよ。ビートルズでは、メロディー・メーカーの部分だけがクローズアップされがちな(たとえば、いつまでたっても「イエスタデイ」「ヘイ・ジュード」「レット・イト・ビー」とか....ね。)ポールですが、ビートルズきってのシャウター&ロックン・ローラーだったことも忘れてはいけません。

 さて、この後、「SELECTIONS」が発売され、「Hi!Hi!Hi!オールウェイズがやって来る」ツアーとなるのですが、基本的にカバー・ナンバーはこの2曲が中心でした。でも、クリスマスの頃から、昔やったカバー曲も顔を出しています。そして、年は変わって1989年です。3月のスキーツアー「WHEN YOU WISH UPON A STAR」(上田さんのファースト・ライヴになるのかな?)では、のっけから新しいカバー曲が出てきます。

「ROCK'N'ROLL MUSIC」→チャック・ベリーの代表曲です。と言っても、日本ではビートルズがカバーしたヴァージョンのほうが有名ですし、「ビートルズの代表曲のひとつ」的な扱われ方でした。日本でカットされたこの曲のシングルも、良く売れたそうです。余談ですが、ビートルズのファーストに入っていた「TWIST & SHOUT」も、同じ様な扱われ方でしたね。(偶然かも知れませんが、どちらもジョンのヴォーカルが凄すぎるできです。)なお、この曲でのオープニングですが、やっぱり1966年のビートルズの来日公演を意識してのものだと思います。

「HIPPY HIPPY SHAKE」→ビートルズと同年代のブリティッシュ・ビート・バンドのスゥインギング・ブルージーンズの放った、大ヒットナンバーですし、当時を代表する曲のひとつでもあります。きっと、誰が演奏しても大ヒットになったであろう、素晴らしいロックンロール・ナンバーです。もともとは、1959年にチャン・ロメロという人が書いた曲ですが、全然ヒットしませんでした。でも、ビートルズは早くからステージやラジオ(今は廃盤ですが、ビートルズの「LIVE AT BBC」にもポールのヴォーカルで収録されています。)で演奏していました。(こんな風に、ビートルズは、その曲がヒットしたしないに関わらず、曲に関しての情報収集力も選曲のセンスも際立っていたのです。あまり言われることがないのですが、そんなところにもビートルズの凄さが伺えるのです、うん。まあ、今風に言うと「音楽おたく」だったわけですけどね。(^^;)スゥインギング・ブルージーンズがこの曲を知ったのも、ビートルズのステージを見てのことだと言われています。オールウェイズのテイクでも、風祭クンのヴォーカルが最高にゴキゲンだったのを覚えています。

その他のカバー曲は、前から演奏していたナンバーでした。

 ということで、今日はここまでです。次回は「MANIAC NIGHT」からです。