第9回 プロモーション・レコード 

 このところ、CDレビューばかりしていたので、本文は久々の更新です。今日は、THE ALWAYSのプロモーション・レコードの話をしましょう。

 昔から、レコード会社はプロモーション用にレコード(今はCD)を作って、ラジオ放送局とか有線放送局とかレコードショップに寄贈して、かけてもらったり宣伝してもらったりしていました。それは、シングル盤だったり、アルバムだったりするのです。その多くはサンプル盤で、市販されているレコード(CD)と同じジャケットにサンプルのシールを貼り、サンプルと印字した盤を入れてあるものです。でも、時には、プロモーションだけのためにシングルを作ったり、ジャケットを変えたり、アルバムを編集したりすることがあります。そういう盤を、プロモーション盤と言います。

 THE ALWAYSにも、サンプル盤やプロモーション盤がいくつかあります。アナログレコードでは、すべての盤にサンプル盤があります。そして、たぶんCDにもあると思います。(全部見たことがあるわけではないですけれど。)そして、プロモーション用のレコードが、少なくとも2種類以上あるのです。

 1枚は、「セレクションズ」の時に作られたアナログ・シングルで、A面が「博多っ子純情」、B面が「I'll be back」となっています。「セレクションズ」の中から、新曲をふたつカップリングしているわけで、納得の選曲なのです。うん。でも、新曲よりも、A面になっている「博多っ子純情」のほうをプッシュしたかったんだなというのが伺えて、ちょっぴり面白かったりするのです。ジャケットにあるコピーも、「あのチューリップ時代の名曲「博多っ子純情」が甦る!」となっています。(^^)

 ところで、「セレクションズ」はCDとカセットしかないのに、何故プロモ盤はアナログなの?と思った人もいるかもしれませんね。(そうそう、キミのことだよ。)これは、オンエアを意識していたためなのです。まだCDも今ほど普及しておらず、(さすがにCDプレーヤーがない放送局はなかったでしょうが、)すべての放送局・スタジオにあったかと言えば、(特に小さな放送局では)疑問もあったのです。そんなわけで、CDのプロモーション盤でもアナログで出すということも多かったのです。ちなみに、現在は、DJブームの影響もあり、有名なアーティストではプロモーション用のアナログ(特に12インチ)を作るというのはあたりまえのことになっています。

 話をもとに戻しまして、もう1枚が、「HEN」が出た時のアナログ・シングル(写真)なのです。見たらわかると思いますが、A面が「COUNT DOWN TO ECSTASY」で、B面が「風のラブソング」です。A面がシングルになった「THE SKY'S HIGH」ではないというところに、THE ALWAYSのこの曲にかける意気込みが垣間見れたりしますよね。アルバムの宣伝のために選んだわけですから。B面が「風のラブソング」(CDでは、ほぼボーナス・トラック扱い)になっているのは、単純に、この曲がCMタイアップ曲だったからでしょう。(僕は、ラジオやTVで聴いた記憶はないのですけれどね。(^^;)僕の持っているもう1枚のほうには、ジャケットに黒マジック(「マジック」は商標で、一般名は「フェルトペン」ですが。)で、「CM!」と書き込んであったりします。

 その他にプロモーション用のレコードやCDがあるのかどうかはわかりません。僕も見たことはないです。もし、ご存じの方があれば、教えてくださいね。(譲ってくれたらもっと嬉しいな。(^^;)

 ということで、今回はこのくらいで。ちょっと「うんちく」っぽかったかな?理屈っぽくてつまらなかったならば、ごめんなさいね。


スペシャルプレゼント番外編第2弾!

CDS 「長距離電話」 by 岡崎律子

姫野さんが作曲した作品です。曲としては可もなく不可もなくといったところです。(^^;

(94年9月発売なので、中古屋さんで探しても比較的簡単に見つかるとは思いますけどね。)

ご希望が重なりましたら(ないと思うけど)、5月17日〆切で5月18日抽選にします。