Information

GENERAL
ワーホリ予定者向け

TOPICS
ラウンド・生活実体験情報

Dictionary
ワーホリ用語大辞典
ワーホリ予定者の皆さんが、知りたいと思われる疑問を体験談から、多角的に検討するコーナー。逐次、自らテーマを決めて掘り下げて行く予定。
注意本内容は参考レベルでの情報ととらえる場合にのみご覧ください。内容に誤り、変更などがあった場合でも当方では一切の責任は負いませんので、ご了承ください。
第一弾!マネー
日本円現金 vs T/C vs 銀行口座
日本円現金を現地で両替した場合、1$あたり少なくとも\5程度はT/Cに比べて悪いので、日本円現金で持ち込むことだけは避けたい。空港で2万円程度の現金を両替して落ち着くまでしのぐ程度にしたほうがいいだろう。日本でAU$に両替しても悪いレートである。
T/C(トラベラーズチェック)の場合、ほぼ新聞などに掲載されているレートに近い値で取り扱われていることが多い。銀行によっては発行手数料が無料になることもあるのでうれしい。AU$のT/Cは額面$200が最高なので後でサインをたくさんしなければならない。私の場合、銀行に行ったら$200のストックがきれていて、$100のもので補おうとしたが、それも少なく、とてつもないサインを現地でするはめになりそうであったので、次の日に出直した。妥協して全部額面$50などでOKしたら、50万円で120枚近くもサインすることになっていただろう。それからT/Cの場合、安全度が増すことが嬉しい。紛失時の再発行も可能であろうし、大金を持っていて、襲われる不安感もすくない。私の場合、英語学校に$2000近く払ったのであるが、T/Cも使えたので便利。当初、EFTPOSという後述するシステムについては知らなかったので、学校に備わっていたかは不明だが、それが無いとなると、銀行/ATMで大金を引き出して学校持って行くか、銀行で手続きして振り込みという形になったのであろうが、T/Cはその点において便利で安心であった。
銀行口座も有効な手段である。まず最も有名なのがCITI BANK。CITI BANKのレートは新聞に掲載されているレート近くと考えてもよい。つまり現金のような悪いレートではなく、T/Cと同じ感覚である。また、住友銀行などの外国でもお金を引き出せるタイプのものも同じようだ。現地銀行を使用して持ち込む場合は、日本で口座を開設して海外送金となる。体験者ではないのでいろいろな人から聞いた話となってしまうが、おそらくレートもT/Cレート程度だと思われる。また海外送金手数料もかかるようだ。詳しくは後述の日本で口座を開くで説明する。
海外送金という親などに日本から送金してもらう手もあるが、未体験で詳しい情報がないのでレートは不明。金融機関や送金額によって異なるであろうが、手数料はやはり5千円程度なのだろうか?
CITI BANK vs 日本の銀行 vs 現地銀行
CITI BANKの場合、オーストラリアにおける主要ATMは殆ど使うことが出来る。ただ、現地で貯金出来ないので働く可能性がある人には、この口座だけでは不便であろう。また、他の外国でも有効に使えるところが多いので、帰りのどこかの国に立ち寄って帰国すかもしれない人や海外旅行好きはこの機会に作ってしまうと便利かもしれない。
国内の銀行では住友や富士といった銀行が外国でも引き出しできるカードを発行している。こちらも、シーラスかプラスの表示のあるATMで使える。これらの銀行の口座を持ち海外で使えるようにすることにより、安く疑似海外送金をすることができるとも言える。口座は日本国内にあるので、家族や知人はその口座に振り込むだけなので普通の振り込み手数料で済む。オーストラリアにいる受取人はそれをATMからバンクカードで引き降ろすだけである。但し、ワールドキャッシュについては調べていませんが、無理っぽいとおもわれます。また最近、ゆうちょや、生協、日本の銀行などがCITI BANKと提携したカードが出てきていますが、詳細は知りませんのでコメントできません。
現地銀行については、ほとんどのワーホリもしくは長期滞在者は所持しています。何といっても、預け入れができること、落とした時もすぐに対応できる、一度入金してしまえばレートなど気にしなくて気楽、小切手等でお金を受け取った時に、キャッシュで換金できず口座が必要ということもある。EFTPOSという後述するサービスも利点の一つであろう。もちろん、現地銀行なので、街のいたるところに使えるATMはあるので心配はほとんど無い。
あとは日本もCITIも現地もそれほど大差はないと思われる。
CITI BANKワールドキャッシュ vs CITIBANK口座
ワールドキャッシュは2年間だけという期限付きのカードである。現地での引き出しに¥200かかるので、こまめに引き出すのには向かない。現地で使い切れなかった場合には、帰国後に日本円で残っているので、日本円−>豪州ドル−>日本円にして両替しなくてはならなくなると、どんどん損をしていくので、その点は安心である。口座維持費等もいらないのでいい。
口座開設すると、日本国内では日本にある普通の銀行とほぼ同じように使える。また、電話をにて残高照会や為替レートの確認などもできて便利。現地滞在者向けに考えてみると、まず口座維持費がかかるのが問題になる。月平均30万円以上で免除であるが、下回ると毎月\2050が引かれていく。帰国まで30万円以上あることは難しいので、頭に入れておかなければならない。前述したが、擬似的に格安海外送金できることも、メリットの一つである。
現地銀行選び
オーストラリアでは以下の全国に多数支店のある銀行に入るのが無難であろう。日本人はこのANZ銀行に入っていることが多い。日本にオフィスがあるので知名度があることや、日本から手続きして行けることもその一因かもしれない。個人的には、最も多くの支店・ATMがあるような気がするが他銀行も多いので定かではない。シドニー・マーティンプレイス店では、日本人向けのサービスもよく、不安もすくないだろう。
各銀行によるサービスの違いは、口座維持費や、引き出し手数料といったものが大きいであろう。次項参照。
口座維持費、引き出し手数料
口座維持費や、引き出し手数料といったものはどの銀行も同じようなシステムを用いているようだ。大抵、毎月口座維持費用が必要であるが$500以上の預金があれば無料にしてくれるとかが主流である。引き出し手数料は、ひとつきあたりのATM利用回数が8回まで無料とか、回数制であることが多い。この回数をコース制にして、自分の利用頻度から選べる銀行もある。
以下に主要銀行におけるその内容についての公式ホームページへのリンクをするので、比較してみるのも良い。
ANZ:http://www.anz.com.au/australia/persbnk/prdsrv/charges_matrix.htm
WESTPAC:http://www.westpac.com.au/personal/transact_idx.html
COMMONWEALTH:http://www.commbank.com.au/Guides/BankingForYou/default.htm
National Australia:http://www.national.com.au/mon_flex/1173.htm
日本で口座開設
ANZは日本国内にオフィスを構えていて、郵送によって手続きができるようだ。しかし、話によると、こちらでは口座を開設することはできず、海外送金になってしまうそうだ。その手数料が発生してしまう。また、口座を開いてカードを発行してくれるのは現地の銀行なので、結局、出向かなければならない。せっかく英語を鍛えるチャンスでもあるので、現地ですべて手続きしても良いとおもう。不安な人は、国内オフィスに手続きしていくと安心であろう。ホームページにアクセスすれば詳細はわかる。
もう一行、日本にオフィスがある銀行があったような気がしたが、不明。
EFTPOSとは?
EFTPOSは日本でも最近導入されるようになってきた、マエストロやデビッドカードのたぐいである。買い物をする時に現金を使わずに、銀行のカードにてその場で決算されてしまう。使い方はいたって簡単。レジで会計を済ませたら、店員さんに銀行のカードを渡すと、セービングかクレジットか聞いてくるので、セービング(普通口座)というと、磁気リーダーを出してくれるのでPIN(暗証番号)を入力しENTERを押すだけ。PINが間違ってなく、残高不足でなければ、レシートが出てきて終了。クレジットカードとは違いサインも不要である。ちなみに、クレジットカードの場合もこの端末で処理する。その場合、PIN入力無しで、サインが必要という普通のカード処理が行われる。
手続きの仕方は店や店員によって異なること多く、店員の指示で自らカードを通して、アカウントの種類を入力、PIN入力...という場合もおおい。
EFTPOSの機能はこれだけではない。現金引き降ろし機能である。これは、買い物をしてEFTPOSにてレジ清算したついでに、現金を下ろしたいといえば、レジからお金を手に入れることができ、EFTPOSにて口座から引き落としがなされる。レシートには[CASHいくら]と表示されていることが多い。ただ、小さな商店などレジにあまりお金が無い場合、拒否されることもあるが、大きな店であればほぼ大丈夫であろう。
実体験でいうと、このシステムを知ったのが、WA州のカルバリ国立公園の街である。そこは、スーパーマケットも数件あり、その他の店もある、あまり不便な街ではないのだが、なんと銀行のATMが一つもない。宿のオーナーに「現金がないのだがどうすればいいのか?」と質問すると、EFTPOSを使えば、このレジから現金を出せるよ」といわれ、そんな事をしてもいいのか?と思ったが、この街のスーパーではEFTPOSを使用して清算すると、ほとんどの場合、「現金を引き降ろすか?」と聞かれる。この街はATMがないため、住人はこの方法で現金を引き出しているようである。ようやく、この方法が公式であることがわかった。
現地で両替レートがいいのは本当にカジノか?
現金両替はどこが御得か?というと、まず最初に飛行場で両替の機会に出会うであろう。しかし、その国の入り口は黙っていてもお客が来るので、いいレートではない。次に街中を歩けば、わずかではあるが街によって、両替屋さんがある。こういったところも良くないのは当然であろうか。それから、トーマスクック・フォーリン・エクスチェンジというところをよく見かけるが、それほどいいと思わない。銀行系のボード表示を見るとANZは、コンスタントに良いと思われるが、やはりT/Cと現金の差は越えられない。そこで、行き着くのがカジノである。お金を使ってもらいたいためか、ほとんどのカジノはレートがかなり良いのは事実である。日本円の現金を両替したくなったら、ここに駆け込むと良いだろう。それから、シドニーであれば、キングスクロスの○○○○も現金なのに、かなり良い。ここは長期滞在者しか使えないとの情報もあるが、どうなのであろうか。
すべてを駆使し武装した私の経験...結構有効利用し成功した!
私はまず豪ドル立てT/CをCITI BANKにて発行。手数料は無料であった。全予算の半分近くをT/Cにした。別途にCITI BANKの口座を開設し、のこり半分近くはここに入金した。もう一つ予備として、住友銀行の海外でも使えるサービスを利用し、カードの紛失、盗難時の予備として開設した。ここにはわずか5万円程度であり、お金がピンチになった場合の最終手段として残しておく口座と定義した。まず現地の飛行場に着いて、日本円の現金2万円を豪ドルに両替し、とりあえずの現金を確保する。その後は、街に着いてからCITI BANKのカードで下ろす。初めに学校に行く予定であったので、授業料とホームステイ代の$2000くらいをT/Cにて払う。持ち運びが便利・安全で都合がよかった。その後、学校の友人に銀行のことをおそわり、ANZの口座を開設し、のこりのT/Cのうち半分程度だけ入金した。T/Cは安全なので、また大金が必要になった時に使えるので、少しだけキープ。銀行にはT/Cの額面がそのまま入金される。手数料もなかったはずである。その後、生活していくうちにT/Cをつかったり、ANZに移したりでT/Cはなくなる。その後は、ANZ口座の残高がなくなってくるとCITIから下ろして便利なANZに移すということを繰り返す。また、働いたお金などもあり、CITI BANK口座が30万円以下になる時期が少しでも遅くなるように、CITI口座の使用は極力おさえる。CITIの口座に手を出すようになったころには、レートも結構下がってきていたので、得した気持ちである。さらに、残高30万円を切ってしまうというときには、日本でT/Cを買ったころにくらべて1ドルあたり10円以上も特する状態であり、ますますCITI BANK様様であった。結局、最後まで13円程度特をするレートで出国までにいたる。一番良い時には1$=\71くらいであろう。ちなみに日本出国時は1$=\86で計算されたので、ラッキーである。出国3ヵ月ほど前に30万円を切ったのであるが、そのころCITI BANKが口座維持費を千いくらかから、\2050と二倍に値上げしたとの情報が入ったのであるが、のこりの滞在期間が少なかったことと、レートの良さで、特にショックは大きくなかった。