Mac OS X PublicBeta 上で iCab for Mac OS X を使っている時の事なのだが、Stone Design へアクセスすると落ちてしまう。「私の設定が悪いのか、iCab のバグなのか、Stone Design が悪いのか?」というメールを送ったところ「おそらく iCab のバグだと思うが、現在のベータバージョン (これはまだ公開されてはいない) では修正されている」という返事。
今回のバージョンから Mac OS X 版も登場。基本的には普通の PPC バージョンと Mac OS X バージョンに違いは無いようだ。ただ、Mac OS X バージョンは英語バージョンでも Favorite Toolbar 等の日本語が文字化けしないので、おおっ、と感動したのだが、これはただ単にリソースで指定されているフォントが無いからしょうがなくシステムフォントを使用しているのだな。ResEdit で覗き見したところ Txtr リソースの ID 番号 130〜137、140、142〜146 が PPC バージョンだと「Geneva」なのだが Mac OS X バージョンでは「Lucida Grande」という聞き慣れないフォント名になっている。PPC バージョンでも該当部分を「Lucida Grande」にすると化けなくなるし、逆に Mac OS X バージョンの該当部分を「Geneva」に代えると化けるようになる。
Mac OS X バージョンで FORM の TEXTAREA に日本語で書き込みできない、と言う現象が起きてしまうがわたしの場合 Inline++TSM に登録したら書き込みできるようになった。
Navigation Toolbar の、従来のバージョンでは「Search」「Reload」の部分が Mac OS X バージョンでは「Find」「New」に変更されている。
それと、ソース表示を外部ソフトに設定している場合 Mac OS X バージョンの Navigation Toolbar「Source」をクリックしてもそのソフトを起動するだけで、もう一度「Source」をクリックしてやらないとソースが表示されない。これはそう言う仕様にならざるを得ないものなのだろうか?
PPC バージョンも Mac OS X バージョンも MIDI ファイルを QuickTime plug-in にて再生中に「他のページへ移動する」「新しいウィンドウで別のページを開く」「他のソフトをアクティブにする」等の操作で OS を巻き込んでフリーズしてしまう。ただしこれは QuickTime 5 Public Preview が悪さをしているようだ。
ところで EMBED タグの属性 WIDTH や HEIGHT のどちらかもしくは両方の値が 0 だと QuickTime plug-in では一切コントロールができなくて不便なのだ。YAMAHA の MIDPLUG だとかろうじて痕跡みたいなものが見えるのでコントローラを出せるようだがわたしは MIDPLUG の音が嫌いなので使いたく無い。OMS 経由で QuickTime、と思ったのだが MIDPLUG が OMS を認識してくれない。どうしたものか。
Mac OS X 版では Plug-in が動かない。
iso-2022-jp ファイル表示の不具合、iCab の文字コードを「JIS」にしている場合の iso-latin-1 ファイルを環境設定の「アラビア語」エンコーディングの「テキスト」の項目に設定したフォントで表示する不具合、どちらも残っている。
すっかり無精者。9月8日によなみねさんから test_jis_a.html に付いてメール有り。それによると <title> と </title> に挟まれる文字列に「2バイト文字 + 1バイト文字 + 2バイト文字」という並びが有る場合「バイナリ」と判断される模様。さらに上記以外のパターンでも <body> 以下にテキストを追加するとやはり「バイナリ」と判断される事も有るそうだ。
これに触発されて私もちょっといじったところ、どうやら文字コード指定 <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=iso-2022-jp"> を付けるときちんと表示されるようだ。ドイツへは未メール。
『iCab の文字コードを「JIS」にしていると HTML ファイルの charset が iso-latin-1 の時アラビア語のテキストで表示されるぞ。これは FTP サーバにアクセスした時に起こる』
とドイツにメールしたところ
『環境設定のフォントセッティングを間違っているんじゃ無いか』
と言う返事。『FTP サーバにアクセスした時』『iCab の文字コードを「JIS」に』と断っているんだから気付きそうなもんじゃ無いかと若干の憤りを感じながらも私の書き方も端折り過ぎだなと反省し、
『iCab の文字コードを「JIS」にしていると、HTML ファイルの charset が iso-latin-1 の時、環境設定の「アラビア語」エンコーディングの「テキスト」の項目に設定したフォントで表示される。iCab の文字コードを他のモノに代えると正しく表示されるのだ。』
との内容を送信する。返答はなし。
ちなみに FTP サーバにアクセスした時の HTML ソースは iCab 自身が生成したもので、文字コードは自動的に <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=iso-latin-1"> となる。試しにこのソースを保存し iso-latin-1 を他のモノに換える、もしくはこの meta タグ自体を消すと問題は無くなるのだ。ResEdit で書き換えようと開いてみたが私には探し出す事ができなかった。リソースには無いのかな?