みなさんとっくに御存じとは思うが、もかさんが iCab から手をひく事となった。もかさんによる日本語版があったから iCab を使おうと思った、という人も多いだろう。こればっかりはしょうがないが、なんとも残念。iCab のプレビューバージョン状態が長過ぎるのもきつかったかな。という事で、今後しばらくは、もしかしたらずっと、日本語版が登場しないかも知れない。
上のリンク、どうしようかなぁ。
昨日書いたダウンロードマネージャの件、説明不足だった。
Level1--------------------index.html / | \ Level2----------------a b c /|\ /|\ /|\ Level3------------d e f g h i j k l
上の図、きちんと表示されているだろうか? 。index.html から図のようにリンクが張られていると思って欲しい。「Depth」はこの図の「Level」にあたる。Level はただ単に index.html を親としたリンクの親子関係をあらわしているだけだ。もちろんディレクトリの階層にあたる場合も有るが、全てのファイルが同じディレクトリにあっても同じ事。index.html を基点としたダウンロードの場合、Depth の値が 1 だったら index.html のみ、2 だったら「c」のファイルまでが、3 なら「l」までが対象になる。ここで、Depth の値が 3 でも Download Preferences の Max number of files の値が 10 だとすると、「i」のファイルまでしかダウンロードしない。逆に Max number of files の値が 100 でも Depth が 2 なら「c」までしかダウンロードしないのだ。
Download Preferences の条件にあえば、基点となるファイルの上位、下位のディレクトリのファイルもダウンロードする。(申し訳ありません。Get all files in same path では上位のディレクトリのファイルはダウンロードしません)「Get all files in same path」の場合はそのファイルが有るサーバ内のみ、「Get all linked files」なら他のサーバへのリンクもたどる。
という説明で判るでしょうか、TANICO さん。
ダウンロードマネージャが変、等と書いていたが変なのは私の頭だった。Alexander 氏からの返事。
その通り、ブラウザには他のファイルは見えないので、ダウンロードできるのはリンクされているファイルだけなのだ。
「Depth」は常にダウンロードを開始するファイルの URL から数える。「1.html -> 2.html -> 3.html -> 4.html -> 5.html -> 6.html」という具合にチェーン形式でリンクが張られている場合、「Depth」の値が「4」であれば「4.html」でダウンロードが終了する。「Depth」はフォルダの階層を意味するのではない。
そうだよな。FTP ソフトで自分のサイトの更新をしたりアノニマス FTP を利用したり、ウェブブラウザでフォルダ(ディレクトリ)を表示させた時のイメージで勘違いをしていたようだ。ディレクトリにあるファイルを全部ダウンロードしたい時は、ディレクトリにアクセスした時に自動的に表示されるファイル (概ね index.htm か index.html) が無ければ、そのディレクトリを表示してダウンロードする、と。
ちなみに、<LINK> タグもきちんと見ているのだね。
ついでに、と言ってはなんだが、「HTML 4.01 仕様書の "17.2 Controls" と "18.2.3 Intrinsic events" の記述を見ると FORM の コントロールエレメントを FORM の外で使っても良さそうなんだけど?」というメールも出していたのだが、これにも返事有。
君は正しいようだ。スクリプトが関わっている場合 FORM の外に FORM エレメントがあっても良いようだ。これは修正しよう。
という事。
Alexander 氏より「フェイバリットツールバーのフォルダアイコンをクリックするとテキスト部分が反転したままになる」について「あなたのバグレポートに感謝」との返事あり。他の事はとっくに確認済み、と言う事か?
ダウンロードマネージャが変。発見のきっかけは情報交換掲示板で Ernest さんが紹介していた、https の説明をしているトコロ (http://prius.hitachi.co.jp/go/yy/sinkan/okadasan/part51/51-1.htm) 。このコラムは6つの HTML ファイルで構成されているのだが、「同一パスのファイルを全て取得 (Get all files in same path) 」を選んでも名前の若い順に4つしか HTML ファイルがダウンロードされない。「4」で思い当ったのがダウンロードプレファレンスの「階層 (Depth)」の項目。まさかと思ったが、ここの値が「4」になっていたので「6」に変えたら無事に全部ダウンロードできた。「階層の深さ」が「ダウンロードする HTML ファイルの数」になってしまう。画像ファイルは、少なくともページで使用されているものは、問題無くダウンロードされる。
更に、私のトコロの test1.html と言うのを表示させて Get all files in same path でダウンロードしてみた。このファイルのある「test」というディレクトリには HTMLファイルが 23 個ある。階層を「1」にした時は test1.html だけ、「2」以上だと幾つに設定しても test1.html、 test2.html、 test3.html、 test4.html の4つだけがダウンロードされる。この4つのファイルはお互いリンクしあっているファイル。同ディレクトリの他のファイルで試してもリンクしあっているファイルしかダウンロードしない。
試しにこのディレクトリに謎の怪しい探検隊の index.html と同じ物を置いてダウンロードしてみた。他のファイルには目もくれず index.html からリンクが張られているファイルをダウンロードしようとする。このディレクトリには存在せず「Not Found」と記載されたファイルが保存される。
ということで「Get all files in same path」が「Get all linked files」として機能、そしてダウンロードする HTML ファイル名にアラビア数字を (連番のため等で) 使っていると「Depth」の値がダウンロードする HTML ファイル数、「1」だと表示しているページだけ、「2」から「4」だと4つだけ (この項目のデフォルト値が4のせいだろう) 、リンクしあっているファイルが5以上ある場合はそれに応じた数字、として機能してしまう。
今頃書いても遅いわと言われそうだが、iCab Company のサイトに独語版、英語版、日本語版に続き繁体中文版が登場しているなぁ。それから仏語版を配っているサイトが紹介されている、と思っていたら簡体中文版つくっているところもあるんだ。
財団法人東洋文庫と言うところの同法人所蔵の図書を検索できるオンライン検索サービスに東洋文庫所蔵アラビア文字系図書検索というアラビア語の図書をアラビア語で探せる Macintosh 専用サービスが有り、「現在、Macintosh 上でアラビア文字を正しく表示できる唯一のHTMLブラウザー」との理由により iCab のみ対応、との事。iCab じゃなきゃダメなので必然的に Macintosh 専用な訳だ。
InScript を無効にしているとワタシの「iCab に微笑みを」が表示されない事がある、と、もかさんのトコの情報交換掲示板にも書き込んでくれた Miki さん、事前にワタシに連絡してくれたのですがその後どうでしょうか? 紹介が遅れましたが Miki さんのサイト「IRO Headquarters」では自作のフォルダアイコン、iCab アイコン、ARENA アイコンを配付していらっしゃり、iCab アイコンと ARENA アイコンについては、ちょっと目が悪くて明度・彩度・色相に差がある色が隣り合ってると駄目というご自身の為に作ったものだそうです。ワシもそうなのじゃと言う方はぜひ覗いてみてくだしゃんせ。
ほんで「iCab に微笑みを」に付いて TANICO さんより指摘あり。ありがたい。直す。
あっという間に5月になってしまった。更新しない間にドイツへ送ったメールの内容を以下に。
「iCabを極める」というサイトを、更新された TANICO さんトコの iCab ページで知る。こういう事をやりたかった、というより、こういう事をやらねばならなかったのではないのか、と今さら思ってどうする。でもワタシにはできないな。