iCab STAND Special
by eat iTou / update on 2003-01-15
iCab Beta Readme 翻訳
Beta 129 (05.01.2003)
バグフィクス
- 途中で止めたダウンロードを再開した際、なんらかの理由によりサーバ或いは iCab がダウンロードの再開をできないと、初めからダウンロードし直される。これは正しい挙動である。しかし、新規にデータを保存する前に古いファイルのサイズをゼロにセットしていなかった。
iCab はファイルの正しいロケーションにデータを保存する (依ってダウンロードが終わった時にファイルに問題は無い) が、新しいダウンロードが前のダウンロードのキャンセルされたポイントに至るまでファイルサイズが変化しなかったので混乱を招いたようだ。
- 広告フィルタがフィルタマネージャでアクティブになっていると BGSOUND タグも遮断されていた。
- 複雑なフィルタマネージャーを使うことなく直接いくつかのフィルタを定義することができるダイアログボックス (「Accept Cookie」ダイアログ、コンテクスチュアルメニューからアクセスできる画像と JavaScript のフィルターダイアログ) に、これらのフィルタはフィルタマネージャに保存される、という情報が表示されるようになった。
- クッキーマネージャにフィルタマネージャを開くボタンを付けた。フィルタマネージャにクッキー関連のセッティングが幾つかある事を知らせるためである。
- 構文チェッカーと、BBEdit(フルバージョン)のリンクチェッカーを呼び出せていなかった。
Beta 128 (31.12.2002)
バグフィクス
- データ受信量がブラウザウィンドウとダウンロードマネージャで一致するようになった。
- 「Classic」バージョンで、ツールバー直下に GIF アニメーションが位置すると、ツールバーがチラチラする事があった。
- BGSOUND タグ動作しなかった。
- 「mailto」URLの「ダウンロード」が、標準の電子メールアプリケーションにおいて際限無くメールウィンドウを開かせていた。
Beta 127 (17.12.2002)
バグフィクス
- URL をダウンロードされたファイルのコメントフィールドに記録していなかった。
- ダウンロード中、埋め込まれたファイル (scripts, images, plugins) の受信バイト数をステータスラインに表示するようになった (ダウンロード時間が短い場合はこの限りでは無い)。
- JavaScriptコードを使っているイメージをロードするウェブページを開く際、最後のファイルが既に同じページで表示された画像ファイルであると iCab がクラッシュしていた。
- オフラインモードで、ウェブキャッシュ内での「HTTPリダイレクション」が働かなかった。
- iCab update をチェック中のクラッシュを修正。
以下の操作でこの問題が本当に修正されているかをチェックできる :
最新のベータバージョンを使っていると iCab はアップデートを確認できない、なぜなら既に最新版だからだ。。リソースエディタ (ResEdit、 MacOSX の環境では MacResourceDog、或いは他のもの) でリソース「STR#」の 130 を変えられる。このリソースの string no.4 はデフォルトでURL「http://www.icab.de/checkupdate」になっている。これを「http://www.icab.de/testupdate」へと変更すれば iCab は常にベータアップデートを見つける (たとえ既に最新版を使っていたとしても)。このように、たとえ新しいアップデートが無くても「check for iCab update」が仕事をしているかチェックできる。これをテストした後にリソースをオリジナルの状態に戻す事を忘れずに。
Beta 126 (13.12.2002)
バグフィクス
- クッキードメインが完全にページホスト名と同一だが先行するドットが追加されている、というクッキーのためのバグフィクス。
- FTP ダウンロードが働いていなかった。
- JavaScript タイマーのためのバグフィクス。
- BASFONT タグがページの HEAD セクションで使われていると (それは許されない)、iCab は空のページを表示していた。
新しい特徴
- 「iCab preferences > Searches > Internet Sites」に於いて、全ての検索エンジンに対してキーショートカットを設定できるようになった。キーショートカットは一文字 (大文字/小文字の違いは認識する) 、ブラウザウィンドウのロケーションフィールドに入力するとその検索エンジンでのサーチが可能になる。これは以下のように働く :
初めにキーショートカット、スペースを挿んで検索キーワード。
例えばあなたが google.com に文字「g」を設定したならば、ロケーションフィールドに「g iCab」と入力する事で google.com で iCab を検索できる。
Beta 124/125 (10.12.2002)
バグフィクス
- 外部 JavaScript や CSSファイルを伴ったウェブサイトのウェブアーカイブが表示されなかった。
- MacOSX の下での Java applets のリリースに関する問題を解決。
- ロケーションバーが非表示の場合のみ URL ダイアログ (Cmd-L) は現れる。ロケーションバーが表示されている場合、Cmd-L はユーザーが直接新しい URL を入力できる様、ただ単にロケーションフィールドをアクティブにするだけである。これは、他のブラウザの挙動にマッチする。
- まだイメージキャッシュに保存されている画像が、HTML コードで幅と高さは定義されていず代替テキストが定義されている場合の問題を解決した。
- HTTP 認可に関するいくつかの問題を解決した。
- オフラインモードで、ウェブキャッシュからファイルやウェブサイトを「ダウンロード」できなかった。
- MacOSX の下で、全てのウィンドウを閉じるためにショートカット「Cmd-Option-W」を使うと iCab がクラッシュしてしまった。
- iCab を終了する際、ウェブキャッシュデータベースを最新の状態に保存しない事があった。
Beta 123 (03.12.2002)
バグフィクス
- Mac OS X 10.2.x のバグの為、ウェブページを印刷する際テキストの一部が重なってしまっていた。ワークアラウンドは、MacOSXのこの新しいバグを回避する。
新しい特徴
- リロードボタンは、サーバー上で変更されたファイルだけをリロードする。SHIFT キーを押したままリロードボタンをクリックした場合のみファイル変更の有無に関わらず全てのファイルがロードされる。
- ウェブキャッシュとイメージキャッシュ (そして、他のいくつかのコンポーネント) は、完全に新しいルーチンとなった。これに依り iCab はより速くなった (ページにも依るが)。
新しいベータを起動した極最初、iCabは旧いキャッシュデータベースをロードして、それを新しいフォーマットに変換する (そして、また、旧いキャッシュの一貫性をチェックする)。これには幾らか時間がかかるが、最初の一度だけである。
iCab の旧いバージョンと新しいベータを同時に、または代わるがわる、使用するのを避けるべきである。旧いバージョンは新しいキャッシュデータベースフォーマットを知らないのでキャッシュの一部を「破壊」するかもしれない。旧いバージョンと新しいベータ両方を使うならば、それぞれを切り替える前にウェブキャッシュを削除するのが良い。
ウェブキャッシュは完全にスイッチオフにできるので、ウェブサーフィンの間少しのデータもディスクに保存しない。ハードディスクはより静かになるだろう。ウェブキャッシュをオフにするには、ウェブキャッシュセッティングでサイズを0 (ゼロ) にするだけで良い。
<about:cache> (ウェブ・キャッシュの内容を表示するためにこの URL を使う) の新しいあるパラメータがある:
- * start=n
- nはリストされるべき最初のアイテム (n≧1)
- * end=n
- nはリストされるべき最後のアイテム
- * pagesize=n
- nは1つのページの上でリストされるべきアイテムの数
- * page=n
- nは、表示されるべきでページの番号である(最初のページは「pagesize」で指定された数のアイテムを「start」等の条件に合せてリストを開始している。)。
- * sort=visit|url
- 最後の訪問日時 (visit)、またはURL (url) でアイテムを並べる。
- * showtype=yes|no
- ファイルタイプの表示 (yes)、非表示 (no)。
全てのパラメータは「;」で分けなければならない。
例: <about:cache?start=1;end=210;pagesize=50;page=2;sort=visit;showtype=no>
Beta 122 (17.09.2002)