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『NICOS magazine』2005年4月号、5月号に掲載
1.禁断の木の実が熟するとき
─ 『リンゴの唄』に隠された秘密 ─
2.ヒマワリは歌う、「おお、私の太陽よ!」
─ 光合成から生まれた『オ・ソレ・ミオ』 ─
3.美味の決め手はパンのミミ
─ 酵母のお気に入りはベートーヴェンの『田園』!? ─
4.ミクロの国から“シャル・ウイ・ワルツ?”
─ タンパク質の連携プレイが生んだ『美しく青きドナウ』 ─
5.ラジオを聞くウシには何が起こる?
─ 好きなモーツァルトで“よいお仕事”ができる理由 ─
6.氷海に住む魚と熱帯のマラリアを結ぶ不思議な関係
─ 特徴あるメロディの早い繰り返しが“熱”を生み出す ─
7.みずからを心身の癒しへと導く“音薬”
─ パッヘルベルの『カノン』はストレス解消になぜ人気? ─
この「音楽の解剖学」は、『楽』(マガジンハウス)1996年7月号〜1997年1月号に連載されたものをもとにしています。なおイラストは、牧野伊三夫氏の作品です。
この「タンパク質の音楽」は、『ちくま』1998年10〜12月号に掲載されたものです。
1.音楽と植物
『ヌーヴェル・クレ』1997年夏、第14号より
2.タンパク質の生合成の後成的制御方法を応用したトマトの栽培:温室における実験報告
ジャン−マルセル・ユベール他
3.タンパク質の生合成を後成的に制御する方法を応用した果実と野菜の栽培:野菜畑での実験報告
マルティーヌ・ユルメール他
4.トマト栽培における耐乾燥性の後成的促進:セネガルにおける野外実験
マンスール・ギュイエ他
5.写真で見るセネガルの“音楽”トマト
マンスール・ギュイエ他
6. 音楽が病気を治すとき
シュド・ウエスト紙 2010年9月20日
7. 音楽でサラダ菜を育てる野菜栽培農家
ウエスト・フランス紙 2011年1月8日(土)
1.“タンパク質合成の後成的制御”の方法:パン作りにおける実験
ペドロ・フェランディーズ
2.タンパク質の生合成の後成的制御による果物および野菜の保存:アボガドのポリガラクツロナーゼの発現の抑制
フランスワ・スネヤエール他
3.ラン藻の培養におけるタンパク質の生合成の後成的制御
ペドロ・フェランディーズ
4.抗ガン剤「塩酸イリノテカン(CPT-11またはCAMPTO)」について:
マウスとヒトにおけるトポイソメラーゼI型の代謝機能の違い
ジョエル・ステルンナイメール
5.“タンパク質の音楽”で子ブタの死亡率低下
ペドロ・フェランディーズ