兵庫医大ささやま医療センターリハビリテーションセンターの周辺

　２００１年１０月１３日、兵庫県篠山市ユニトピア篠山に３大学（川崎医科大学、藤田保健衛生大学、兵庫医科大学）から約３５名のリハビリテーション医が集まりました。中部から西日本でリハビリテーション医を育成し、研究を推進している３大学ですから、地理的にはそう遠くはありませんが、中部東海、近畿、中国と所属する地方会も異なるため、ほとんどの医局員が初対面でした。

　この研究会では、若い先生が日頃の研究成果を発表し、徹底的に議論することをめざしていますので、各大学の精鋭２人ずつ、合計６人が発表しました。６題すべての演題で、研究の方法論、矛盾点、問題点などについて、厳しく、白熱した、しかし建設的な議論がなされました。学会でもなく、医局の勉強会でもない、独特の心地よい緊張感をもった雰囲気の中、他では得られない有意義な議論ができたと思います。正式な学会では、遠慮されて指摘されないようなことも、正直に発言してもらえる場は、とても貴重ですね。

　個人的には、留学先のペンシルバニアの研究室で行われていた勉強会（Action Club と言います）を思い出しました。発表者は、容赦なくshootされ、最後までsurvive できるかわからない、というセミナーでしたが、そこまでやることで研究の質が格段に上がることを学びました。まさに今回、shootされた発表者の皆さん、本当にお疲れさまでした。今回、指摘された点を修正していけば、素晴らしい研究に発展することと期待しています。

　来年度以降も、持ち回りで研究会を継続します。来年は、中部地方で開催される予定です。来年発表予定の先生は、貴重な場を与えられると思って、しっかりと頑張ってください。それでは、また来年、お会いしましょう！


藤原誠先生	椿原彰夫先生	特別参加の土肥信之先生
		最もディスカッションを盛り上げた才藤栄一先生と、事務局の道免の写真がありませんでした。申し訳ありません。
高橋紀代先生	竹中　晋先生

お疲れさまでした！懇親会です。