Neuro-Rehabilitation 神経リハビリテーション


21世紀は『脳の世紀』と言われるように、脳研究を含む神経科学の進歩はめざましいものがあります。その中心的な学会である北米神経科学学会Society for Neuroscienceには、毎年2万題近い演題が発表されています。神経生理学や神経解剖学等の基礎医学だけでなく、臨床医学、心理学、生体工学、ロボット工学など実に多岐にわたる分野から2万5千人余りの参加者が全世界から集まります。しかし、残念ながらリハビリテーション医学からの参加者は、極めて少なく、飛躍的な研究成果が臨床応用されるまでの道のりに不安を感じざるを得ません。

兵庫医大リハビリテーション医学教室では、神経科学の進歩をできるだけ早く神経障害をもった患者さんのリハビリテーションに応用できるよう、2000年にプロジェクトを開始したところです。その成果は、まだまだこれからですが、小さな一歩の積み重ねを大切にしながら、徐々にこのページで取り上げていきたいと思っています。

お知らせ:Latash著『運動神経生理学入門』の邦訳が発刊(道免和久監訳)

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執筆教科書・論文の全文テキスト

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反射と運動制御

脳外傷のリハビリテーション(訳)

フィードフォワード運動訓練

運動にかかわる小脳のはたらき

脳の可塑性と運動療法(総合リハビリ講座)

脳卒中片麻痺上肢の運動障害(近日up)

表面筋電図による上肢運動の解析(近日up)

Decrease in optimal performance indices for trajectory planning during motor learning (Society for neuroscience 1996)

Evaluation of motor function using optimal performance indices for trajectory planning in hemiparesis patients (Society for neuroscience 1997)

Reconstruction of equilibrium trajectories during whole-body movements (Biological Cybernetics 1999)

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