LA-CUZCO


高層ビルに巨大な黄色のリボンが

飾り付けられている

湾岸戦争に出兵した兵士達と

その家族の心を癒す


この発想がアメリカなのだと

強く印象を受けた

久し振りに降り立ったロスの玄関は

あの頃とまったく変っていない


ロスの街中を徘徊したい気持ちを押さえ

目的地ペルーへの搭乗手続きをとる

赤道を越え南米へ向う

成田からL.A.までと同程度の飛行時間

ここからは我々以外、日本人をほとんど見かけない


リマからクスコへ

到着したと思った空港はジャングルのド真ん中

クスコが天候不良のため別の空港に降りたらしい

計らずもアマゾンの源流帯を空中観察する

この融通さが南米らしい

今度は何処へ連れていってくれるのか

楽しみだ


クスコ空港では飛行機から直接地べたに降りる

いつ故障しても不思議の無いバスが出迎えてくれ

ターミナルまで運ぶ

ここでは

もう乗れないと思えるほど人を詰め込む


もう乗れないだろう?

という顔をすると


無線機を持った男が、早く乗れ!

という顔をする

ギリギリ乗り込んだバスにはドアが無い


空港の中でそんなに飛ばすんじゃない!

思わず心で叫ぶ


無線機の男は平然とした顔でドア代わりになっている

ヤツの支え無く、無事は無いと感じる

工事中の空港は雑然としている

唯一の案内所

マチュピチュの写真

この景色を見る為に来た


当日、晴れることを祈る

クスコは3000メートル越えの地

高山病にならぬハズがない

急激な動きを控え

出迎えのバスに乗り


クスコ空港を飛び出した



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