Recommend trip to Alaska

Alaska 旅行ってお薦め?

好天を祈りましょう

「自然を求めて」お出かけになるのなら、お薦めです。
観光 (遠くの山を見るだけでも)、トレッキング、釣り等、Alaska の醍醐味とされているものは大抵、お天気がよい方が楽しめるでしょうから、てるてる坊主でも作って、お天気になるよう祈りましょう。
強いて言えば、お天気がよい季節に出かけるようにしましょう。ガイドブックも大抵は、好天時を基準にして書かれていますが、それだけをあてにしないように。
オーロラを短期間の滞在で見たいという方、特にお天気は重要です。秋のお彼岸から雪が降り始めるまでと、2月中〜4月上までの天候が比較的安定している時期が、個人的にはお薦めです。

強行軍は難しい

広い土地で、移動のための手段は限られているわけですから、「効率的にあちこち観光する」などという計画は、最初から諦めましょう。
Alaska らしくありません。

食事は期待薄

美味しいものを食べたければ、事前に予習してから、をお薦めします。
日本語のガイドブックで探しても良いですし、現地で訊ねるのはもっとお薦めです。
あおやま の少ない経験では、鮭, halibut 等の魚介類は新鮮で美味しいように思われました。有名な (お値段もそれなりの) お店では、はずれは無かったように思います。
Smoked salmon はどこのお店のでも結構いけるようです (高い水準の中でも、上下はあるようですが)
クラムチャウダーはどこで食べても 美味しかったように思います。
これに対して、野菜は美味しいと思うものに出会えませんでした。ズッキーニの水分の抜けた繊維の滓がいつまでも口の中でもごもごしている感じは、閉口としかいいようがありません。
ドレッシングにはサザンアイランドしかないことが多く、それが好きでない青山には味気なさ倍増でした。
とはいえ、お手軽に済ませようとすると、大味で量だけは多いので、持て余すことが多かったです。油っぽいし。
アイスクリームなどのデザートも量の多さはただならぬものがあるので、要注意。
牛肉は Denali で 1回食べて、日本人の感覚で普通のおいしさで、肉が臭いとか、顎が疲れるとかいうようなことは一切なかった、という経験しかありません。
Alaskan native のお料理を手軽に食べられるお店はないようです。Moose など普通の肉屋さんで売ることは禁止されているようで、猟の獲物や、車 (鉄道) にぶつかったものを分けてもらうしかないようです。北極圏の Indian の村を訪問するツアーでどのような食事が供されるのかは、存じません。

ロッジに泊まり込む場合などは、事前に食料品を買い込んで準備しておきましょう。

お買いものはもっと期待薄

Alaska は、「お買い物」には向きません。
海外旅行の楽しみのひとつは「お買い物」と考えている方、覚悟しましょう。"女王様のお買いもの" の姫様ならたちまち退屈して逃げ出しそうです。
特に、「オーロラ見物ツアー」で、旅行会社が天候で不利な (オーロラを見るには不利な) 北欧に多数のツアーを設定しているのは、お買いもののためではないかとさえ思われます。
Alaska では "お買いものスポット" はまず無いのに対し、北欧なら、復路に Copenhagen, Oslo 他で楽しくお買い物が出来ます。
但し、Alaska には「消費税」はありません (米國に 2州しかない)。店頭の表示価格通りに支払えば可、気楽です。
2002 年夏には Alaskan Vacation 社が Honolulu - Anchaage 間に直行便を運行する、との佐竹さん情報があります。このようなルートが可能になると、復路に Hawaii でお買い物が出来るようになるかもしれません。これまでも、(株) アクセル は Hawaii お立ち寄りツアーを広告してましたけど。

オーロラを見るには

あおやま の個人的な趣味ですが、「オーロラを見る場所は宿泊地に近い方がよい」。
Fairbanks 市街や (噂に聞く) Yellow Knife に出かけると、オーロラ見物場所まで、車で移動しなくてはなりません。
つまり、帰りの時間を気にしながらの見物になることは避けられません。
出発時間や装備も、移動のために制限を受けることになります。
あおやま が Alaska での 2度目のオーロラ見物も Chena を選んだのは、「歩いて見物場所に行けるから」でした。その合間に温泉に浸かれるし。
その意味で、Manley や Circle は機会があればオーロラ見物に行ってみたい場所です。
もうひとつ、「オーロラは寒いから子供連れや新婚旅行には向かない」
新婚旅行なら、夫婦ぴたっと開放的な雰囲気で過ごす方がいいんじゃないでしょうか…
ならば、防寒着にくるまって外で震えていなくてはならない生活を基本とする「オーロラ見物」はお薦めしません。子供連れなら、尚お薦めしません。子供には、オーロラ見物は、ただ過酷な条件なだけです。
あおやま の新婚旅行は、Alaska を知らない時期だったからということもありますが、オーロラとは全然関係無。
Yellow Knife のパンフレットに依れば「オーロラ鑑賞施設は車で 30分ほどの街の光が届かないところにあり、オーロラ本来の美しさをご覧頂けるようになっています。施設内は暖かく、お飲物やスナックが用意されていますので、オーロラが出現するまでゆっくりとおくつろぎいただけます。」

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Last Modified : May 5, 2002