PROFILE
プロフィール


ピアニスト

水月 恵美子
MIZUKI, Emiko

 

桐朋学園大学ピアノ科卒業。それまでにピアノを山田雄子、宝木多加志の各師に、室内楽を岩崎淑、中川良平の両氏に、また指揮を堤俊作氏に師事。
卒業後、ジュネーブ国際コンクール指揮者部門東京予選におけるピアニスト、二期会オペラ振興会、モーツァルト劇場等のピアニストとして数々のコンサートの伴奏者を務めた。また関西フィル、東京シティ・フィル、日本フィル、札幌交響楽団等と共演し、グリーグ、シューマン、ラフマニノフの第2、チャイコフスキーの第1、間宮芳生の第3ピアノ協奏曲およびサン=サーンス「動物の謝肉祭」、三善晃「樹上にて」、ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」を演奏した。
87年に舘野泉氏の推薦によりフィンランド政府給費留学生としてフィンランド国立シベリウス・アカデミーに入学、同氏のもとで研鑚を積む。89年フィンランド音楽祭「白夜の国のソリストたち」に出演。同5月にはシベリウス・アカデミーのソリスト・コースを優秀な成績で修了し、その後は東京、ヘルシンキを中心にソロ、室内楽や声楽伴奏など多岐にわたる活動を行っている。
90年にサヴォンリンナ音楽祭にて二期会のソリスト歌手たちと共演、その年より7年間、同音楽祭の主催するマスタークラスにて著名な声楽家のアシスタントを務めた。94年に日本演奏家連盟主催のリサイタルに出演。96年フィンランド・ヤルヴェンバーにおけるシベリウス・ウィークスに、また98年〜2000年夏にオウンサロ音楽祭に出演。2000年3月には師の舘野泉氏とともに録音した「タンゴ・デュオ!」のCDがワーナー・フィンランディアレーベルよりリリースされた。

指揮者のプロフィールへ


第12回定期演奏会
INDEXへ戻る