自然実体視
人間の遠近感覚と視差、遠近感は距離の二乗で悪くなり
人間の識別できる最小の視差は、15cc〜30cc(センチ・グラード)と言われています。
距離=両目間の距離(65mm)÷tanθ、θ=15cc〜30cc(センチ・グラード90度=10000cc)
測遠儀の遠近感は...裸目の(測遠儀の基線長さ÷レンズ倍率)倍(浮き上がり度)
mm、基線長、両目間の距離...
cc、視差θ(個人差15~30cc)
レンズ倍率(測遠儀用)
m
サンプル計算(視差で見分けられる距離)
識別限界距離は、上下の数値差まで見分けられる
数値差以下の距離差は、認識できない
つまり...30cc、3倍だと
視差θ30cc:識別限界距離1379m
視差θ40cc:識別限界距離1035m
視差θ50cc:識別限界距離828m
(1379m-1035m)=344m,1035m-828m=207m...(344+207)÷2=275.5m
約1000m先を射撃したすると275.5m円の中のどこかを狙ったことになります。
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