戦史研究

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2007.10.20...

戦争は個人の決闘や単純なエスカレート理論では表せない。
ソロモンの指輪1 動物の行動の場合資料
ソロモンの指輪2 人間の行動の場合資料


◎「戦争は個人の決闘や単純なエスカレート理論では表せない。」

決闘

攻撃本能は、動物では競争と地域に均等に分散していくために必要なもの。殺し合いにまで発展しないように抑制されている。昆虫などの簡単な構造の生物ではなく、個々の個体の重要度が増し(経験を積むことが重要な)高等生物の場合・・・
若い挑戦者は経験を積んで再挑戦させなければならない。殺してしまっては種が尽きてしまう。

一般に使われている、弱肉強食は使い方が間違っている。同族同士殺し合う高等生物は少なく。強力な武器を持つ生物ほど抑制機構が存在している。人が食うために家畜を殺すのが弱肉強食で戦争で大量殺人を行うのは同族殺し・・・
つまり、高等生物の中では人間はきわめてユニークな存在である。

(同属内の競争は抑制され制限されて殺し合いにまではならない。弱肉強食は肉食動物と草食動物の関係のように異種間の関係を表す。それを人同士の争いや競争に使うのはモラルを無くし敗者からはすべて剥ぎ取ってぶっ殺してしまえというのに等しい。)


何故、同族で殺し合うのか?
知恵によって抑制を壊してしまった。
未来が見えること(知恵によって予想できる)によって、行動が変わってしまう。
(負かして追い払った相手が傷を治し強力になって将来また襲ってくるのを見てしまう)

人間は殺戮サルとして発達してきたのではなく強力な肉食獣に捕食される弱者だった。道具を手に入れて百獣の王よりも強力な存在になったのはきわめて近い時代にすぎない。そのため、抑制機能が発達する間が無く、次々に作り出される強力な武器を抑制することができずに同属に対して使ってしまう。 人間は「閉じ込められた鳩」や「狭い水槽の中の熱帯魚」のように(どちらも閉じ込められた結果逃げることができずに敗者がいびり殺されてしまう。自然界では敗走するので殺し合いにはならない。)自身の持つ本能に会わない環境を自ら作り出して閉じ込められた・・・


競争による適者生存を否定的な敗者をぶっ殺して消し去るようにしか考えていない。一般に流布している進化論の重要部分は腐っている。

文化的な歪みの正当化に使っている?


動物行動学、進化論

◎集団と社会の作られかたから考察
集団での戦い。自己ではなく、他者を殺し合わせることによる抑制の欠如。

交換原理、宗教によって、無から心理的な交換物を作り出し、命や財産をただで交換する。命や財産の代価を心理的な代改物で埋める。
人の基本、利己的な損得が基本にある。利益が無ければ他人の為に動いたりしない。
交換される利得を無から作った、宗教やイデオロギー的価値で・・・

使う単語が定まらず、意味が採りにくい。重要な概念なので、書籍のちゃんとした引用を作る必要がある。

「贈与交換」「社会生物学」「動物行動学」「進化論」




・・・バラバラの人間をこの方法で大きな集団にまとめることに初めて成功し、宗教は初期の文明では重要な役割を果たした。しかし、戦争に用いると代価が無から作り出せるため大量の人命が消える大きな戦いを作り出せる。


◎動物行動学から本能部分を考察
あらそいや縄張りは種が一カ所に固まらず地上全体に分散することを目指している・・・、分散により多くの個体が安定して生息できる。つまり、資源を食い尽くしたり、天変地異や疫病で全滅するリスクを減らせる。攻撃性は熱帯魚のように調整されている。
(熱帯魚の攻撃性、自分の縄張りの中では高くそこを離れると段々臆病になっていく。大きさに関係無く、自分の縄張りを守るために小さくても攻撃性は発揮され、大きくても迷い込んだ方の臆病は変わらない) (カラフルな熱帯魚を水槽に入れると同じ種類の熱帯魚はすぐに殺し合って減ってしまう。これはいじめなどではなく広い縄張りを必要とする魚種を狭い水槽に閉じ込めた人間の罪・・・)

人間の場合は50人から100人が限界で分裂するように、小さな群で暮らし定住せずに移動していく暮らしに本能は調整されている。だから、攻撃されて負けても敗者は奥地へ逃走できた。
殺して奪うためでは無く分散し種族が安定して繁栄するための抑制された戦い。

そして、シュアリング(助け合い)文化が広まり、人の攻撃本能は抑えられ平和に助け合って暮らしていたと考えられる。考古学から石器時代の交易

定住と農耕がこの自然の摂理を変えてしまった。
定住=敗者は逃走できず。食料元を失い全滅する。
農耕=人口が増え集団が分解しないための新しい仕組みが必要になる。農耕と狩猟採集の差は得られる食料の差、人口の差として現れる。少数民となった狩猟採集民は狩りのための土地を奪われ追い立てられる。飢えて農村を襲っても人口差から生じる戦力差が多きいため害獣のように駆除されてしまう。

「文化=ミーム」
個体から群へ、遺伝子以外の方法によって世代から世代へと知識やノウハウを伝えていく。親から子へよりも群の中に文化や習慣として蓄えるほうが安全に伝承できる。
(変化に長い長い時間のかかる遺伝子よりもすばやく変化に対応できる。)

◎同族同士の殺し合いが起こらないように強力な武器を持つ生物ほど本能に規制が書き込まれ禁止されている。「ソロモンの指輪」

人間の場合、兵士として訓練し殺し合いをさせようとしても85%の人間は銃の引き金を引けない。たとえ自分や友人が殺されそうになっても・・・他人を撃ち殺すよりも自分の死を招いてしまう。「殺しの心理学」

昔は兵士を刑務所やごろつきの中から集めて作った。そうじゃないと役に立たないと判っていたから・・・
(ナポレオン戦争以前 兵士=ゴロツキ? 市民とは別の邪悪な存在?と考えられていた。)

しかし、現代科学と心理学はこの障壁を打ち破る方法を開発して「善良な市民」から「優秀な兵士?」を量産する方法を開発した。しかし、戦争が終わると抑制を外した危ない人間が社会にあふれることになってしまい凶悪犯罪が増えてしまうが・・・




資料 殺しの心理学、ベトナム戦争、ソロモンの指輪

ソロモンの指輪1 動物の行動の場合資料
ソロモンの指輪2 人間の行動の場合資料


2006.4.17...
ランチェスターの法則 E値の説明への追加です。
実際に自衛隊で実験した話の部分を資料として抜いておきます。

OR(オペレーションリサーチ)とは何か?

R=W+T+C+S+e

. W:交換比に占める武器体系の寄与分
. T:交換比に占める戦術行動の寄与分
. C:交換比に占める部隊ごとの個差(練度)の寄与分
. S:交換比に占める慣れの寄与分
. e:誤差


◎儀式化した戦争について


「ナポレオンの戦争」と「フリードリヒ大王の戦争」


◎ブッシュマン部分の追加と考え方は...

経済人類学
贈与交換の人類学
交換単位、装飾品(金)、食料、女
送り合うことで関係が強化され争いを減らせる。
女、重要な交換単位、親族関係を構築し、いざと言う時(戦争でも飢饉などの災害でも)助け合える関係を作れる。

つまり、本能ではなくて作り上げた文化的な暴力の制御部分の方が重要


アフリカの民族の
こういった関係を作りながらも戦争をするといった書き方に対しては、どの戦争も制限され儀式化している。
強力な弓矢を使わず投げ槍で戦い死傷者が出過ぎないように制限されている。
人口を減らすために行われたり、村同士の力、上下関係や縄張りの範囲を決めるための一種の儀式

○生き延びるために協力する。
○豊富な資源を他人を押しのけて獲得しようとする。

○ある程度の関係ができれば危険な虐殺戦をお互いに避けられる。

生き延びるために協力するが、危険が去れば順列争いをまた始める。


用語の説明

◎母権制、
近隣の部族連合して平和になり戦いは男達が遠くへ遠征して戦うようになると留守を守る女の地位が増し、母権制、になる。
しかし、酋長制や国家のように男によって国家の管理組織が整備されると女の地位は下がってしまう。


◎バンド(band)社会 部族(tribe)社会 酋長制(chiefdom)社会 国家(state)社会

○バンド(band)社会 部族(tribe)社会
家族的で平等傾向を持つ社会、専門的分化はまだ未発達。
バンドは数十人の血縁を元にした集団で食料を求めながら移動する社会。
部族社会はバンドの集合体もしくはひとつの大きな氏族

○酋長制(chiefdom)社会
農業生産などを背景に人口数がより大きくなり、社会は複雑に発達している。

組織化が進み、すでに、政治、経済、社会、宗教活動を司る中央機関が現れている。

再配分社会、生産物の専門化
ランクに分かれる社会的地位や社会階層がよく発達し、貴族階級が存在する。酋長の地位は世襲で司祭者としての役割も兼ねる。
神権政体の色彩をもつ。

平等社会ー>階層社会ー>酋長制社会ー>国家
ひとつの流れではなくて国家まで発達できなかったり、二次的に作られたり(発達した地域を見てまねをして社会を作る)するため、段階が飛ばされたりする。

多数の人間が共同で社会を作るために階層や権威によって動物の本能から続く順列争いの本能を押さえ仕組みが作られた。


ざっと説明用に作ったのだが、人口論関係の資料の書き方を追加しないと完全にならないようです。

2006.4.10...


2006.3.30...

ペルーカナル遺跡(武器も防御施設も存在しない不思議な都市)

都市文明や国家が生じた原因は、
人口モデル、闘争モデル、戦争原因説、灌漑モデル、長距離交易説などさまざまな理由が考えられています...

ブッシュマン
に追加...


2006.3.18...
ブッシュマン
平和なブッシュマンもさまざまな争いを避ける方法を持っている。
そして、こうした小さな集団の中に見られる原始民主主義って形の中に本当の民主主義の形が見える..。



食と文化の謎 第一章「肉がほしい」


今日の夕刊に人間が高カロリーの油脂を多く含む食べ物をやめられない原因が見つかり..。油脂を食べると脳内にベーターエンドルフィン(脳内麻薬)が分泌されるからだど書いていて、油脂を食べ続けると依存性がありラットを使った実験では食べ続けると五日で摂取量が二倍になった。
しかし、これは説明の一部分でしかない。
◎まず栄養素として油脂は必要、特に油で熔けるタイプのビタミンはこれがないと摂取できない。
◎脳内麻薬がでるほど摂取を身体が強制するのは、この本能が作られた先史時代には家畜のような脂肪を大量に含む獣が存在しなかったため(人が改良して大量の脂肪を持つ家畜を作った)油脂、脂肪は貴重だった。
(砂糖と同じ。簡単に大量生産する技術ができて、身体の中で糖分を合成する方法は大量にあるが下げる方法はインシュリンぐらいしかない。そのため、大量に砂糖を摂取して糖尿病になってしまう。)
(脂肪は、野生の獣は数%、家畜は30%近い。貴重な脂肪を得るために強制する本能だったのに現代では簡単に大量摂取できてしまい、心臓病や脳卒中の原因になってる。)

これは、人の本能は先史時代のままだという良い例
最近まで庶民は米じゃなくてヒエアワや葉っぱを食べてたり動物性蛋白ゼロの植物ばかり食べてたので(まともな食事になって1〜200年)身体が現代社会に合うように改善されるのはもっともっと先???

この記事には、科学分析だけしてなぜか?という基礎部分がない。
こういったことが判って初めて「先史時代のままの人間の本能」を「さまざまな科学技術を得て正確に行動できるようになった理性」がコントロールしなければならないって事実が浮かび上がる


2006.3.10...

ヤノマモ族
に資料を追加します。

古代ローマの生活誌 新 生 児 の 遺 棄(資料1)
バンドから村落社会における戦争と人口調整(資料2)
エデンの園の殺人(資料3)

あとルイス・フロイスの見た戦国時代の日本の様子を追加しようと思います。(海岸や水辺に遺棄されるケースが多いと書かれています..。)

次はブッシュマンについてです。
ブッシュマンという呼び名はあまりよくないそうです(彼ら自身が使っている名前では無いので..。)


2006.3.6...

戦争の仕組みについてちょっと書いてみようと思っています。
最初は闘争本能についてです。

戦争と本能についての資料その2  ヤノマモ族(好戦的な)

この部分は戦士階級が行う戦争の前、戦争が個々バラバラで行われた古代についてです。 闘うか脱げるかの選択がまだ個人個人の判断にある時代

戦士階級の戦争の時代になると、勇気とか名誉といった言葉や考え方で戦いから逃げないように縛り特殊な社会を作りました。
(しかし、戦士の数は制限されてくるので戦い自体は小さくなります。)

宗教を使った戦争(信仰心を悪用すれば傭兵を高い金を払って雇わなくてもすむ…)、近代の国家制度の中で国民を総動員して闘わせる戦争へと拡大していきますが...まずは古代から...


2006.2.24...
修正と追加
ランチェスターの法則 E値の説明

この部分の研究はかなり以前にランチェスターとORと名の付く本、数十冊を読みあさって(図書館の書庫と古本屋を巡回して..。)書いたものなのだが..。

この部分のJAVA計算システムは戦争を調べるための道具に使ってほしいと書いたが、計算結果の武器効率について、およびその見方については、説明不足だったようだ。
2006.2.24...

注意文の追加..。
「5×9」グリッド式(改修)2001.0416...

注意、使用上の注意、javaScriptの中の時間関数とループを使ってグリッドの部隊の戦闘結果や移動をひとマスごとに計算するループなので最近のブラウザではセキュリテーにかかってしまい動かないか動作させても良いか承認を求める一時停止になってしまうようです..。(時間関数やループを使って悪さをするのが流行ってしまったせいです。)

ネット上でセキュリティーレベルを下げるのを嫌う場合は(このプログラムはTEXTですべて書かれているので内用は全部見えます..。)持ち帰ってオフラインで使ってください。

(追加、部隊の戦闘が終わって盤上に変化する部隊がいなくなってもプログラムは計算を続けているので必ず停止ボタンでグリッド上の計算を止めてください。)

最近のコンピューターではウエイトを少し重くしないと早すぎて分かりにくくなってしまうようです。(筆者の使うノートはいまだに600Mhzの中古、軽いA5サイズなのでちょっと速くするのすごく高くてももったいない..。A4の安いのは速いけど重いので使いたくない??)
2006.2.24...

この部分にはもうひとつ修正しなければならない点が残ってる。配列を使う部分で当時古い方法と新しい方法の二通りあり、互換性を考えて古い方法を採用したのですがその部分がユニックス系のブラウザでは上手く動かないようです。
2006.4.17...


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