ベリサリウス

東ローマ帝国の将軍
軍をこれまでの重装歩兵重視の編成から騎兵重視の編成へ変換し、戦闘では常に有利な防御陣地で敵の攻撃を受け止めて敵の機動を拘束し、伏兵と騎兵で側面を奇襲する作戦を採った。

自軍の2倍のペルシア軍を撃ち破り、ユスチニアヌス帝に認められ西ローマを奪還(ゲルマン人に蹂躙され滅んでる)を命じられ常に敵よりも少ない兵にもかかわらず勝ち続け西ローマを復活させた将軍...

自身の名声が上がり敵が恐れて攻撃を仕掛けてこなくなるとその恐れを有効に作戦に活用した...

しかし、皇帝に妬まれ援軍を出し惜しみされ、最後は職を解かれてしまった。

しかし、ベリサリウスの作った編成と戦法は東ローマ帝国軍全体に受け継がれ、長く異民族の圧迫を押し返すことができました。

「防御は攻撃よりも有効な戦闘方法」クラウゼヴィツ戦争論
(注、戦術や作戦段階での話)
(戦略レベルになると広い国境線を守備するより、集中して突破攻撃をかけることのできる攻撃側が有利とか出てくるのですが
ほとんどの場合防御側有利です。
蛮族の場合「憤怒」に駆られて突撃攻撃してくる傾向が高くベリサリウスの作戦に掛かって壊滅しました。)

騎兵
きょうど、ペルシャの騎兵(騎馬弓兵)の機動射撃力
ゴート槍騎兵の機動的衝撃力
を採り入れローマ式の清到な訓練を施した部隊を作り上げた。

速度の遅い重装歩兵は敵の攻撃を受け止め騎兵の側面からの主攻撃を支援する補助部隊に落ちた...

戦略論P58
友人に何故優勢な敵に当たっても自信を持ち得るのか?
と聞かれて...

「私はゴート軍との最初の交戦に際しては、ゴート軍の弱点を発見しようと勤めた。そして、彼らが計画的にその兵数の実力を発揮させ得ないことを看破した。…ゴート騎兵は近接戦闘以外では、非効率であり、その一方、槍及び剣の到達距離以外に停止して矢の雨を降らせるわが騎兵を防ぐ手段を持っていない。ゴートの徒歩弓手らは開墾地で敵の騎兵に補足されるような危険を決して冒さない。
その結果、ゴート騎兵は常に近接戦闘に入ることに努めていて、彼らを誘致してタイミングの悪い突撃をさせることが可能で、また歩兵を擁護する騎兵が歩兵から離れて前進してしまった場合ゴート歩兵は後退する傾向がある。従ってこの歩兵と騎兵が離れた場合には、この間隙に側面から反撃するチャンスが生まれる。」





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