38cm突撃臼砲(戦)車(シュトルムティーガー)
38cm Raketenwerfer61 auf Sturmmorser Tiger
全長 6.316m 全幅 3.705m 全高 2.85m(クレーン3.46m)  重量65t
超濠能力 2.3m  超堤能力 0.79m   渡渉水深 1.2m
登坂能力  35度 接地圧 1.24kg/cm2 旋回直径 7m
乗員 5名  最大速度路上 (瞬間45.4~40)38km/h 路外km/h
防御タイプ、重戦車、砲威力、重(2)、速度28.5cm(cm)
武装   36cm臼砲L5.4_-0~+85、LR10°、7.92mmMG34
弾薬数  36cm臼砲(14発)、MG34(600発)
36cm臼砲L5.4
4581型瑠弾(R-Sprgr.4581)、345kg、144(+4.9)×38cm、最大射程距離4600~6000m
4592型HEAT弾、図面のみ(未使用)
ロケット推進瑠弾、温度により飛翔距離差在り...
-40度=4200m、0度=5150m、+15度=5560m、+50度=5900m

装甲mm(装甲傾斜角度)可変javaScript
,         正面            側面      後面
戦闘室   150(45)mm        80(70)mm  80(79)mm
車体上部 60(10)mm         80(90)mm  80(81)mm
車体下部 100(65)/60(27)mm 60(90)mm  80(81)/60(40)mm
防盾150(R)mm 上面  車体25mm 砲塔40mm   下面25mm
(初期型、車体下部100+50(65))

詳細データー
照準器Pak ZF3 8倍
最低地上高 0.47m  接地長 3.605m キャタピラ幅 72.5cm
最大航続距離  路上 100km  未整地  60km   

機関  マイバッハ、12気筒ガソリンエンジン
、   (初期、HL210P、後期HL230P45)
出力 600~650,650~700HP回転数 2500~3000rpm
変速器   前進8、後進4
出力重量比 10.0ps/t
燃料容量 534リットル  
潤滑油 エンジン28、トランスミッション30、
最終減速ギヤ12、砲塔旋回装置5、換気装置7リットル
燃費   km/リットル  運行時間 h
製造会社  アルケット社
生産期間   1943.10、試作1両
1944.9/15~1944.12、18両

スターリングラードの市街戦で、15cm以上の口径の重砲を使って 敵が潜む建物を破壊するのに非常に有効なことが解り... 三号戦車ベースの15cmSIG33搭載自走砲が作られ、 四号戦車ベースのブルムベアへ発展し... 自走38cm臼砲は、この流れで作られることが決まった。 (対戦車用ではなくて拠点破壊用) 38cm臼砲は初め海軍が開発した物を陸軍が自走化... 巨大な臼砲を搭載できる車体はティーゲル1しか無かったため (砲弾だけで345kg*14発=4.83tになる) 非常に重くなってしまった... (僅かな故障でも動かせなくなり爆破破棄しなければならなくなる) (足周りはティーガーのままだった...) グーデリアン将軍の反対で新型車両の生産はできず... 前線から修理のために工場に帰ってきた車体を使用して生産 (一台でも多くの戦車が必要な時に貴重なティーゲルを使って) (このような無駄な物の生産は許せなかった。) 発射速度は非常に遅い... ロケット砲弾は、重いのでパレットに載せて砲尾まで運ばれ、 装填はローラーが付いているが人力で砲尾に押し込まれた... 砲身は二重になっていて、隙間からロケット砲の噴射ガスを排出した。 1000、1001、1002、突撃臼砲中隊に配備(定数3~4両) 最初の実戦投入は、ワルシャワ蜂起の制圧 記録フィルムにその姿が残っている アルデンヌの戦いにも参加 凄まじい着弾を受けて兵士が精神病になってしまう話などなど 派手だが... シュトルムティーガーは、バランスが悪く、同じような使い方のチャーチル工兵戦車と 比べてもあまり使える車両ではなかった... 名前... 38cmRW61シュトルムティーガー シュツルムティーガー突撃砲 STURMMORSER STURMTIGER 38cm 61式ロケット弾発射機搭載突撃臼砲 38cm61式ロケット投射機搭載突撃臼砲ティーガー ゲレート562〜シュトルム・メルザーヴァーゲン606/4 562器材〜突撃臼砲車606/4 ティーガー臼砲 38cm突撃臼砲 38cm突撃臼砲車 38cm突撃臼砲戦車 重戦車車台使用の突撃ロケット臼砲
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