ファイアフライ 17pdr(3inch)L60

実はアクチュアルゲ−ムをやると、英米側にはこれしか強力な火砲を持つ戦車が無いのです。(実戦でも同じかな?)

センチュリオン17ポンドタイプはドイツ帝国最後の戦闘に1個小隊分5台が間にあっ たかどうか位の登場で(主戦場は朝鮮戦争)M26はライン川を越える時に試験的に 10数両が配属されていただけです。(その後100〜200両送られてきてドイツ 帝国崩壊時の戦闘に活躍したといわれていますが、正確な資料は少ない)M36ジャ クソンも生産台数は少ない。
ファイアフライは、ノルマンディ−上陸作戦当時は1中隊に1両程度ですが、(17 ポンド砲自体は対戦車砲として大量生産されていました。)末期は、終戦パレ−ドの 写真などで観察すると50%位まで17ポンド砲の装備率が上がっています。

17ポンド砲L60の貫通力

射程 m25100250500 75010001500200025003000
貫通力mm A 190 184 180 169 158 147 128 116 104
貫通力mm B 251 241 223 205 187 169 134 103 72 40
A.通常の鉄鋼弾   B.ハイブリット弾
  ドイツ戦車の前面装甲     砲塔        車体
       4号戦車H    62mm      85mm
       3号突撃砲       50mm+30mm
     5号パンタ−G  120〜80mm  80mm/35度
    6号ティ−ゲル1  100〜110mm   100mm
6号ケ−ニッヒティ−ゲルH 185mm/10度 150mm/50度
傾斜装甲板について、
T34から各国の戦車に採り入れられた傾斜装甲板ですが。これは、垂直の装甲板 より斜めにしたほうが鉄鋼弾をはじく効果があり、60度傾けるとだいたい3倍の 垂直装甲同じ効果があります。