米国戦車

米国志願社会
国家権力は市民の自由を守るために在り,強制的に兵役につかせるのは自由への侵害 平時の大規模な軍隊は国民の自由を脅かす存在で、必要最小限の常備軍しか維持しない という伝統があった...(第二次世界大戦の結果この良き伝統は壊れたが...)

そのため、戦争直前の米国の軍隊規模や戦車数の少なかった...
つまり、この数値を取り上げて強い弱いを論じるのは無意味...

アメリカは参戦前の1940年代に年間200万台の各種自動車を生産していた。
イギリスよりも1年半遅れて参戦したにもかかわらず、M4中戦車の量産(48600)だけでドイツの戦車生産(37500〜43300)を凌駕し...(M26は、大戦末期の僅かな期間しか生産されなかったにもかかわらず総数2000両)軍用車両は300万輌(そのほとんどが手間のかかる全輪駆動)以上生産された。
(日本は13万〜14万輌(注、6年間の生産数、全輪駆動少ない、商用トラックの流用多し、)


二重差動式操向装置
コストの関係でティーゲル1に装備されて、パンターには装備されなかった(クリーブランド差動方式)二重差動式操向装置は、(パンターは慎重な運転が必要とされこの部分にトラブルが生じ易くカタログどおりの性能を発揮できなかった。)アメリカでは軽戦車から重戦車まで大部分の装甲戦闘車両に標準装備されていた。 H・ホワイト、1916年頃の特許(NO.1253319)
1932年、T1E5軽戦車に導入されたのが最初...


アメリカの戦車エンジン
「ディーゼルエンジンを系統的に使ってきたのは日本とソ連だけでアメリカはガソリンエンジンだった。」などと書くと不正解です。

第二次世界大戦は、兵站を統一するためにガソリンエンジンを主流にしただけであって、空冷、液冷ディーゼルだろうとガソリンエンジンだろうとアメリカはなんでも完全に作れました。

スチアート軽戦車に使われた空冷ディーゼルだけでも1200台以上、シャーマン戦車に使われた液冷ディーゼルだけでも1万台以上になります。

現代戦車のディーゼルエンジンには排気を無色化するとパワーが落ちるという欠点があり、一瞬の勝負になる現代の戦車戦では機動性の低下は致命傷になりかねない...アメリカがガスダービンエンジンを使う理由がここに有り...兵站ラインをきっちり仕上げて勝つ戦略からスタートする米、ロシアと補給を切られて兵站を気にしなければならない二流国との差がはっきりでている。



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