ティ−ゲル対M4

それでは、双方の比較を、

チェニジアのティ−ゲル1の派遣台数は、2ダース近い数でした。 88高射砲と組み合わせて使ったので、ほぼ待ち伏せのアウトレンジ射撃で、 米軍のM4はほぼ全滅でしょう。(パニックになって崩壊した中隊もあるし。) (不慣れな米軍と百戦錬磨のドイツ軍とではこのような差が) HVAP弾の無い75mm砲ではどうしようも無い。
この待ち伏せは米軍の長い進撃伸びきった補給線と後少しで チェニスにたどり着いて作戦が終わるという油断しきった完全なタイミング で行われました(^^)...
タイガー戦車の追撃しかし、地雷で7台消耗して撤退)
これは、タイガー戦車の力を過信して遠距離進撃しすぎたせいです。
結局ドイツ軍を倒したのは連合軍の大量の25ポンド砲による砲撃でした。

この結果、連合軍は必死で新しい砲弾の開発やM4の強化(ファイアフライやT23 砲塔76mm砲)、やめてしまった重戦車の開発に取り組むのでした。


M4中戦車 砲塔前面装甲 78mm 車体前面装甲 52mm_可変javaScript
      射程  25   100  250  500  1000  1500  2000  2500  3000m
75mm砲貫通力     94    90   88   82   70    58    48mm

ティ−ゲル1 砲塔前面装甲 110mm 車体前面装甲 100mm_可変javaScript
         射程  25   100  250  500  1000  1500  2000  2500  3000m
88mm砲L56貫通力     151  147  143  135   118   104   94    85    77mm

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