二号戦車c型

Panzerkampfwagen II
Sd. Kfz. 121

全長   4.81m   全幅   2.22m    全高   1.99m  重量8.9(6.5)t
超濠能力  1.8m  超堤能力 bc0.63-ABC0.42m   渡渉水深  0.925m
登坂能力  30°接地圧 kg/cm2  回転半径  m
乗員  5名  最大速度路上 40km/h 路外 19.2km/h
防御タイプ、軽戦車、砲威力、軽(3)、速度30cm(14.4cm)
武装        2cm機関砲L55_-9.5~+20、7.92mmMG34
弾薬数      2cm機関砲(180発)、MG34(2250発)
2cm機関砲L55(垂直装甲板に対する貫通力)
射程距離  25 100 250  500  750  1000  1250  1500
Pzgr     45  39  33   25   18   12    <--(1.04)(0.79)
Pzgr40    
垂直から30度傾斜した装甲板に対する貫通力
Pzgr         20       14         9 <--(0.752)(0.483)
Pzgr40       40       20           <--(1.22)(0.89)
Pzgr(AP)0.148kg780m/s、Pzgr40(APCR)_0.1kg1050m/s

装甲mm(装甲傾斜角度)
,        正面       側面        後面
車体上部 14.5(81)mm 14.5mm      14.5(81)mm
車体     14.5(曲)mm 14.5mm      14.5(84)mm
砲塔     14.5(曲)mm 14.5(68)mm  14.5(68)mm
砲盾 16(曲)mm上面 10mm  底面 14.5mm~5mm

詳細データー
最低地上高0.345m 接地長2.4m キャタピラ幅30cm トラック1.88m
最大航続距離  路上  190km  未整地 125km    キャタピラ枚数108

機関      マイバッハHL62TR 6気筒水冷ガソリン
出力     140HP回転数 2600rpm
総排気量  6191cc ボアストローク105*120 圧縮比 6.5:1
変速器   ZFSSG45-46前進6、後進1
馬力荷重 kg/HP
燃料容量 170リットル  潤滑油  リットル
燃費   km/リットル  運行時間 h

製造会社  
生産期間 生産台数
a/1,a/2,a/3_1936/5~37/2、75両
b_1937/2~3、25両
c,A,B,C_1937/3~1940/4、1113両
DE_1938/5~39/8、43両、騎兵舞台用55km/h
F_1941/3~1942/12、524両、標準型の最終生産タイプ30mm
G_1941/4~42/2、12両、複合配列転輪
J_1942/4~12、22両、装甲強化タイプ前面装甲80mm
L_1943/9~44/1、100+4両、ルックス 60km/h、30mm 20mm 290km 2cmL55
二号戦車b型、初期試作生産型

実戦用ではなくて訓練用に制作された戦車でした...
(1号戦車では、機関銃しかなくて砲操作の訓練ができないため作られた...)
そのため、ポーランド戦で実戦投入するとポーランド歩兵の対戦車銃に
前面装甲を撃ち抜かれてしまいました。
(20mmの増加装甲板を前面に装着しましたが主戦に使うのは元々無理でした)
3号4号戦車の生産がなかなか伸びずかなり長い間無理して使われました...
しかし、
バルバロッサ作戦(独ソ戦)の最初の3ヵ月で300台の損害を出し第一戦を退きました。

戦車部隊の数合わせ=>偵察部隊用=>後方で対ゲリラ用や雑用

車体は、対戦車自走砲に転用され、細々と偵察戦車の設計が続けられました。

二号150mm重自走砲
12両生産(41/11~12)、北アフリカに送られた
マーダー2、76.2mm
車体は高速偵察車のD型(55km/h)、火炎放射型フラミンゴなどの車体を使って
作られた.201両(42/4~43/6)
マーダー2、75mm

戦史研究&戦車戦へ戻る