サマータイムがやって来た!
3月28日(日)早朝:
朝だ夜明けだ〜潮のいぶ〜き〜 ♪
おお、いかん!! いかに月月火水木金金の日々とはいえ、ここはドイツであった。
オヤジギャクならぬ、ジイさん丸だしの出だしであるが、とにかく夜明けである。
右の写真は仮住まいアパートからみたドイツの日の出を撮ったものである。
当地でもようやく朝6時過ぎには明るくなって来た。やっと緑息吹く春の到来である。
3月の最後の週末、つまり今年は今日の3月28日の日曜日からヨーロッパはいよいよサマータイム(夏時間)
に突入する。
ついに春も本格的にやって来たということで、時計の針を1時間進めてデイタイムを有効に
使おうという訳である。ヨーロッパの人達はなかなか頭がいいのである。
では、今日は日本人にはすこし縁遠い、当地の楽しいサマータイムについて紹介してみよう。
日本でも導入を鋭意検討しているようなので、このページを見て勉強しておくと、いつの日にか役に
立つかも。(?)
1.サマータイムとは:
サマータイムとは、昼間の時間を有効に使うため、春から秋の間、全国的に時間を一時間繰り上げて、
日の出と共に起き出し、陽の高いうちに仕事を終え、明るいうちにアフター5の時間を
有効に使おう、ついでに電気代も節約しよう(?)という時間シフトのお約束のことである。
当地は緯度が高いのでただでさえ夏場は日が長いのであるが、このサマータイムの採用によって、
夏は夜10時過ぎでも明るいというトンでもない状態になるそうだ。こうなると子供はなかなか寝ないは、
悪い夜遊びは出来ないは(?)で、サマータイムも何かとたいへんらしい。(笑)
この制度によって、当地の人達は充実した夏の時間を過ごすことが出来るのである。仕事帰りでも
散歩し放題、平日の夜(?)でも公園はおお賑わい、コンサートホールも満員とかの状態になるらしい。
確かに、今日はまだ春だというのに夜7時でも陽はまだまだ高く、エラく得をした気分なのである。これでは夏場
はスゴイことになるだろうという気がする。
まあしかし、いつまでも明るい中、暗くなるまで仕事に追われるのも当地の日本人にはありがちなこと
である。当地の人達が家族で楽しむ中、これは結構淋しいものがある。これではいかんのである。
日本人も少し反省せねばならないだろう。
確かに、当地でも日本の電化製品があふれ、便利な生活に貢献しているのだが、こちとら
「働けど働けど楽にならざりけり」の毎日である・・・・日本人は頭悪いのであろうか?
何かが間違っているような気がしてしょうがないのである。
・・・・おっと、またまた脱線してしまった。ここはグチこぼしのコーナーではなく、カラ元気を出すためのコーナー(?)
であった。ここは前向きにサマータイムは楽しいという話をもっとせねばなるまい。(笑)
ということで、以下では知ってビックリ、楽しいサマータイムの実態(?)についてレポートしてみよう。
2.サマータイムの始まり、終わり:
ヨーロッパど素人の私には、サマータイムってどうやって始まるのか不思議であったのだが、実は週末の
夜中にこっそり変わるのだそうだ。
今年でいえば、3月28日(日)のAM2時=AM3時となる。つまり真夜中の1時間がごっそり
無くなってしまう、という事態になるのである。
左の証拠写真は、この失われた時間を指した時計である・・・・といえばカッコ良いのだが、単に不精を
して時計を合わせるのを忘れただけである。(笑)
しかし、これはちょっと反則である。どうせ変わるのなら、正々堂々と真っ昼間のビジネスタイムに変わって欲しい
ものである。
朝10時の次がお昼の12時になったりすると、早弁出来たような気になって気分一新、仕事もきっと
はかどるに違いないと思うのは私だけであろうか。(笑)
しかしよくよく考えると、昼間、勝手に(?)時間がスリップしたりしてしまうと、やっぱり困るのである。
まず時刻表が無茶苦茶になってしまう。となりの駅まで1時間5分かかって、歩いた方が早い(?)という
ことになったりするのである。
こうなると、松本清張先生も草葉の陰でびっくりというところで、おちおち列車モノの推理小説も書いて
られないのである。
まあ、電車だけでなく、待ち合わせに遅れる人は続出するは、飯を食いそびれ
る人は出るはで大混乱。Y2K(2000年問題)も真っ青(?)という事態になるのである。(笑)
ところで、ここで1日を1時間繰り上げたということは、今年のどこかで1時間遅らせないといけない
ことになる。
そうしないと、1年365日の合計時間がヨーロッパだけ違うという、またまた無茶苦茶なことになって
つじつまが合わなくなるからである。
このとき(サマータイムの終了日)は23時の後が24時になるんじゃないかと私は見ている。
まあ、真夜中にいきなり空白の時間(?)など作られたり、AM2時119分とか出来るのも一興なので
あるが、そうなった日には、あの西村京太郎先生も商売上がったりで、列車ミステリーも安心して読めない
ということになるので、それはないと断言出来るのである。(笑)
しかし、これも実のところ、一体どうなるのであろうか?
秋のサマータイムの終わりも、いまから楽しみである。
3.サマータイムと時計:
しかし、このように良いことづくめのサマータイムも、時計をいちいち合わせ直すのはかなわない。
今、家のなかには腕時計と置時計で合計3つの時計があるのであるが、これも全部合わせる必要がある。
まあ、家の中はまだ良いとして、あの教会の大時計は一体どうなってしまうのだろう。
真夜中に塔に登って誰かが、一生懸命針を進ませているのであろうか?、はたまたドイツ中の駅や街角
にある何千、何万個という時計は一体どうなるのであろうか??、
などと考えだすと、夜も寝れなくなってしまうのである。(笑)
とはいえ、残念ながら真夜中の街をさまようほど、私も暇ではなかったので、この謎は深まるばかりだが、
同僚のドイツ人によると、驚くべき事実があるらしい。
その事実とは、なんとドイツ中の時計が夜中に一斉にぐるぐる回り出すというのである。
それも置時計から腕時計から街角の時計まで!!
なんでもドイツ標準時(DST)に合わせて、日付、時分秒を送信する怪電波(?)がドイツ中に
発信されており、その指令を受けてサマータイムでも自動的に時計の時刻を調整することが出来るらしい。さすがはドイツである。
右の写真がその時計の1つである。S社製の何の変哲もない置き時計であるが、よく見ると液晶パネルの
左端に自慢げに電波発信のマークがついている。これがその証拠らしい。
これは置時計だが、腕時計にも同じ機能があって、勝手に針がグルグル回って時間が調整されるというの
で、もうビックリである。
機械ものが好きで、時間に正確なドイツ人は、この時計を持つことを無上の喜びとしているらしい(?)
ううむ、これは私も是非1つ欲しいものである。
もうこれがあれば、サマータイムなんてお茶の子サイサイ(?)なのである。
しかし、また新たが疑問が・・・・サマータイムの終わりってどうなるんだろうな???
針が1時まで進んで、また12時に戻るんだろうか? こりゃ時計だけ見てても今何時なのかよく分からん
なー、となかなかサマータイムも奥が深いのである。(笑)
4.自転車とサマータイム:
だいぶ怪しくなってきたが、ここは本来自転車のページであるべきなので、最後の最後にやっと
自転車ネタである。(笑)
日本の宮仕えトライアルライダーの皆さんは、いかにして練習時間を捻り出すかというのに、
頭を痛めていることと思う。
毎日遅くまで仕事があっても、スポーツマンたるもの日々の鍛錬を欠かす訳にはいかない。
平日10分のスタンディング練習でもしたいと思うのが正しい姿である。
しかし、夜中に近所の公園で練習しても、先客のアベックの皆様から冷たい目で見られ、変態扱い
されるのがオチである。私も夜中の公園でなんどこの目に会ったことか・・・・
でも、当地ではその心配はないのである。夜中でも白昼堂々といおうか、白夜堂々(?)といおうか、
右の写真のように公園練習も自由自在(?)なのである。
これは、レンガの段差の上から横降りで飛び降り、着地した瞬間である。ちょっと専門的にいうと、ジャックナイフ
ターンのサイドドロップオフ(リベラ降り)っていうテクになるのだが、私の場合は写真のように着地で
バランスを崩していて見苦しいのである。(泣)
まあ、これはともかく、やっぱりサマータイムってとっても偉いのである。
最後に、おまけの自転車関係の写真でも少しつけてみよう。
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