ドイツ暮らしの手帳

世の中どこもかしこもボーダーレス時代。そこのあなたもいつ何時海外で修行にいそしむ身(?)となるかも知れません。
古人いわく、「備えあれば憂いなし」(?)ってことで、当地での楽しい生活の仕方を書き綴ってみようという コーナーです。
一応守備範囲はヨーロッパ全部なのですが、生活の拠点はドイツなので、まずはこちらを中心に紹介してみましょう。


   ライン川と散歩に関する考察(その1)   1999/3/2

ライン川の雄大さとドイツ人の散歩好きについての真面目な考察(?)です。
   ライン川と散歩に関する考察(その2)   1999/3/7
ウィンドゥショッピングと自転車散策の楽しみについて考察してみました。
   ドイツ・ゴミ事情(入門編)           1999/3/21
リクエストにおこたえして、当地のゴミ事情を少々真面目に(?)紹介してみました。
   サマータイムがやって来た!         1999/3/28
ついに始まってしまった。日本人には楽しくも不思議なサマータイムを紹介します。
   さよならサマータイム              1999/10/31
苦節7ヶ月(?) ようやく終わった初体験のサマータイム。久々のレポートです。
   アウトバーンについて             1999/11/21
誰もが一度は走ってみたい。あのアウトバーンについて紹介します。



ライン川と散歩に関する考察 (その1)

第1章: ライン川について

ライン下流にかかる橋 早いものでもう3月である。1月末にこちらに来てから早やもう1ヶ月。まだまだ当地ではひよっこの新参者であるが、せっかくのコーナーであるから、当地の印象などをエラそうに考察 してみよう。
まず、ドイツといえば誰が何といってもライン川である。他にエルベ川とかいうやつもあるらしいがそんなのは見た ことがないので、この際ほおっておく。(笑)
この川は遠くスイスアルプス辺りから発し、ロッテダムやらハーグだかまでつながっているらしいのだが、まず川幅 が広い。まあここまでは淀川とタメを張る位だがとにかく流れが速い。幅が広いくせにゆったりとどころではなく、まさにごう ごうという感じで流れていて凄いのである。 単に文章で書いても分かりにくいので、日本の川と具体的に比較して書いてみよう。
比較対象は知る人ぞ知る、日本の代表的河川「武庫川」である。われらがバイクトライアルチーム、 人呼んで「武庫川軍団」はここから名づけられたという程の由緒正しい一級河川である。(笑)

愛車と貨物船 右の写真はライン川沿いの公園で撮ったスナップである。時は夕暮れ時、どこかの港と見間違うような光景であるが、 実は川のクセに、我が愛車の後ろに見えるように巨大な貨物船が頻繁に行き来するのが凄いのである。 こんなに広いなんて、日本ではあまり考えられない光景である。
どの位広いかというとこのようにもう100万トンタンカーでも行き来できそうな(多少誇張あり) 相当な広さである。
(フルサイズの写真にリンクしているので、自転車の方に興味のある方は拡大してみてください)

これが武庫川だっ! 一方、こちらが我らが武庫川である。丁度この左にある写真の阪急鉄橋の下で、ご近所のMTB乗りの皆さんがトライアル の練習をしていたのが「武庫川軍団」の由縁となったのは有名な話であるが、2年ほど前に河川改修で整地されてしまって昔の セクションは見る影もなくなっているのは残念である。
まあ、そんなことはともかく写真でも分かる通り、この武庫川は川幅はそれなりにあるのだが、結構しょぼい。どの位しょぼい かというと、水量が差が激しく、年によっては夏場、川が干上がり何百匹もの魚が干物になって、朝日新聞阪神版にデカデカと載ってしま う程しょぼいのである。(新聞も夏枯れでよっぽど記事がないのであろうか)

武庫川で凧上げ まあ梅雨や台風の時期は別にして、夏場でなくとも雨の少ない時は左の写真の後ろに写っているように川幅たった10mになってしま うという大変情けない川なのである。
(ちなみに、この写真に写ってるのはこの正月、武庫川で凧上げを楽しむウチの子である。 ご親戚のみなさま、みてますか??)

おっと、皆様の貴重なHPアクセス時間をごく私的な用事に使ってしまった。たいへん申し訳ない。
それではちょっと反省して、日本とドイツにおける文化の比較についての考察を続けてみよう。

では、第2章は、このライン川でも多く見られるドイツの人達の散歩の様子などについて、知ったかぶりの解説をしてみることにする。

第2章: ドイツ人にとって散歩とは??

河川敷をのんびり散歩 ここまでの説明で、ライン川の偉大さが分かって頂けたと思うが、ここで散歩について紹介してみよう。
当地に来て、まず驚いたのが、ドイツ人の散歩好きについてである。
極寒の冬場であろうが、雨が降ろうがヤリが降ろうが、とにかく散歩をするのである。 とくに目的があるわけでなく、大勢の人達がそぞろ歩いている。この道40年という感じの散歩道(?)を極めた オバさんがライン川沿いをせっせと歩いている光景にもよく出会う。 ほんと時間さえあれば散歩しているという感じで、静かに景色などを眺め、思索にふけったりするのがドイツ人気質らしい。
また、こちらの人はよく夫婦で散歩しているようだ。老夫婦でも手を引いたりしてなんだかいい感じなのである。若い夫婦も子供 を連れて家族で散歩している。これに犬がつけばフルセットだ。(この組み合わせが結構多い)
また、しとしとと雨が降る日もフルフード付の完全装備ベピーカー(?)で赤ちゃんを連れて散歩している夫婦に 何回も出会った。うろうろと出歩くのが好きな私であるが、この散歩好きの国民性にはとてもしがない日本人ごときがかない そうもないのである。

街の中心部にさしかかったところ このライン川沿いは、特に散歩のコースとなっているらしく、こうなると散歩というか行列をなしていると いうのがいいくらいである。
若い人は単に歩くだけでなく、ローラーブレードや自転車(ロードやMTB)をこのコースで楽しむ人も多い。 スケボーを練習しているやつもいる。やはり若者はどこも同じらしい。特にローラープレード(スケート)は 非常にポピュラーで街角のピザ屋でも若い娘がスケート履いたまま滑り込んで来て、そのままピザをパクついていたり する。
街の中心部に差し掛かると、この写真のように大混雑である。これは散歩というより押すな押すなの大行列といっても 過言ではあるまい。
この中をスケーターや自転車が人ごみを縫って走るのある。中にはスラロームよろしくカッ飛ばすアブないやつも いる、酔っ払ったオヤジもいる。押し合いへし合い、あっちでぶつかり、こっちでひっくり返り、収拾がつかず もう無茶苦茶なのである。

ああ、ドイツの散歩とはなんとハードなのであろうか。(笑)
                                       (その2につづく)


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