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THREE GLASS では、天然素材を使用したバッグや雑貨を制作しております。大量生産にはない手作りのあたたかさ、長く愛用していただけるよう、使いやすさや飽きのこないシンプルなデザインにこだわっております。素材感を生かすため、革以外の素材をなるべく使わないデザイン。ステッチは麻糸をロウで固め丈夫でほつれにくいよう処理した後、一目一目ハンドステッチで仕上げています。

革は生きています。人間の肌と同じようにお手入れが必要です。革をつくる行程の中で鞣し(なめし)という作業があります鞣しは革を腐りにくく、柔らかくするための処理をほどこします。鞣し剤は大きく分けて植物性のタンニン(渋)とクロム鞣剤(合成)があります。植物タンニン鞣しを使用した革は、クロム鞣しに比べ鞣しに時間と手間がかかりますが、自然に近い状態の丈夫な革になります。用途にもよりますが長く使いたいものには植物タンニン鞣しの革をおすすめします。ここでは植物タンニン鞣しの革のお手入れについてご説明します。

左のバッグは作者が3年使用したバッグです。(右は新品)乱暴に扱っているのであちらこちらが擦り切れていますが、たまにクリームをつけて磨いています。使い込むほど色が濃くなりつやも増してきます。底芯がしっかりしているので型くずれしません。手縫いなので糸が擦り切れても新しい糸で補修できます。トップオープンで中身が見えないように好みのスカーフで覆い隠します。それもまたその日のコーディネートにあわせられるので楽しいです。革の色の変化が楽しめるのは、茶色が一番です。使いこんだバイオリンのようになります。

 

使用済バッグ 未使用バッグ


  • 日常のお手入れ

  • 革製品のお手入れは日常のお手入れ次第で長持ちします。革は湿気や水気を嫌いますのでぬれた場合はできるだけ早く拭き取り
    ましょう。汗や雨にぬれた場合は乾いた柔らかい布でからぶきをします。乾燥させる場合は自然乾燥で。絶対にぬれているのに
    ドライヤーやアイロンなどの熱で乾かしてはいけませんのでご注意を!

  • クリームをつかったお手入れ

  • 革も油分を必要とします。油分が足りなくなるとしわやひび割れの原因になります。たまに、素材にあったクリームや乳液でお
    手入れをしてあげましょう。クリームを付ける場合は、まず素材にあったクリームであるか確かめ、目立たない場所に少量を塗
    ってしみや変色がないか確かめます。たっぷり塗っても効果はありません。少量を薄く円を描くように伸ばしましょう。人間の
    お肌と同じように....

  • 保管の注意

  • 革は湿気を嫌います。少しでも湿気が残っているとカビの原因になります。靴でも脱いですぐに箱にしまわず、湿気がなくなる
    まで乾燥させ、型くずれ防止に必ず買ったときに入っていた詰め物をして型をととのえてからしまいましょう。保存袋にネルの
    袋に入れると傷も防止できます。



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