2010年3月13日（土）香宴の会、レポート

　季節が冬から春になりました。リラックス瞑想のファシリテーターＴさんが、毎回、参加者の雰囲気や天気、湿度などによって、香りが微妙に違っていますね、と話してくれましたが、その言葉どおり、春らしい香の会になりました。

　今回の香宴の会は、はじめに香木を幾つか続けて焚いてみました。サンダルウッド、パロサント、ローズウッドです。
　そして、中休みの後、沈丁花（ジンチョウゲ）の切り花の香りと、沈香と丁字をブレンドして作った香を焚いて、香りの比較をしてみました。これは、沈丁花という名前の由来が、沈香と丁字を合わせたような香りの花という話しにちなんだ、香りの遊びです。
　
　また、後半にフランキンセンス（乳香）を焚きましたが、レモンっぽいシトラス調の香りと、乳香という名前にもなったミルクっぽい香りのバランス・強弱を産地ごと比べてみるといった趣向を楽しみました。
　みなさん、ご自分の感じた香りを批評しあう、少しの間でしたが、そんな日常とは離れた時間を過ごしました。