2009.05.02 | |
2009年6月6日(土曜日) 香宴の会 香りのワークショップや香りに関するさまざまな講座をなさっているアンフォールドのブンちゃん(立野博一さん)からは、香りのセラピスト的な視点から、香りと体についてのサジェスチョンをしていただきました。(文末にアンフォールドのホームページアドレスがあります) また、日本茶インストラクターの佐藤さんが、手作りブレンドのお茶を出してくださいました。 今回は、ラベンダーから焚きはじめました。清潔感のあるフローラルな香りはリラックス感をもたらします。 次は、夏も近いということで、涼を呼ぶ香、サンダルウッド。これはインド、マイソールから届いたばかりの香木の粉末です。一般的に出回っているサンダルウッドの線香との違いに驚かれた方がありました。すごくまろやか、さわやかという評価がありました。 そしてギリシアのマスティック、ペルーのパロサント……。 休憩を挟んで、後半は、フランキンセンスの産地ごとの聞き比べ、ミルラのケニア産、イエメン産の聞き比べ。そして最後に、沈香と伽羅(きゃら)を焚きました。 あっという間の2時間で、もっと、もっとといった感じでしたが、9時になり、終了しました。 フランキンセンスを聞き比べて、産地によって香りが違うのが面白かったという感想がありました。気候や風土、それにグレードの違いなども加わって、同じフランキンセンスでも、香りが異なります。そんなインセンスを聞き分けるといった楽しみ方もあることが分かります。 はじめてナチュラル・インセンスを体験した男性は、「自分が行ったことのない国でも、香の産地を聞くと、その国に行ったような感じになりました」といった印象を語ってくれました。 なるほど、その指摘は、ビギナーならではの慧眼かもしれません。普段、日本ではまず体験しない香りに接するということは、違う場所、国に行ったのと同じことなのかもしれない。そんな見方があることを教わりました。 <参考> アンフォールド http://www.unfold.jp/
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