ALTERED DIMENSIN
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ナチュラル・インセンス(自然香)Q&A
(説明=村田京子/オルタード・ディメンション)

Q ナチュラル・インセンス(自然香)ってどういうものでしようか?
A 自然の植物の乾燥させた花、葉、根、樹脂をお香として焚きます。純粋な植物の香りを楽しめます。こうした香りのある植物は香水の素材にもなっています。

Q 乾燥させた植物がそのままお香になるのですか?
A ラベンダーのことをちょっと考えてみてください。生の花でもラベンダーはとてもよい香りがしますが、乾燥したものはそのまま置いておいてもよい香りを放ちます。ラベンダーを焚けば熱で香りの成分がいっきに出て素敵なお香になります。他の香りのある植物も同じように使います。
 植物の中には、乾燥させたままでも焚くと豊かな香りを出すものもあります。特に樹脂はそのままでは香りは薄いのですが、焚くと濃厚な香りがします。

Q 乾燥させた植物をどうやって焚くのですか?
A そのまま炭や置き火に投げ込んでもよいのですが、こうした植物の香りそのものを最も上手に楽しむ方法として、日本の香道の焚き方を参考にしました。
 厚手の陶器などの器に灰を入れて、十分に火のまわった炭を灰の中に埋め込みます。すると灰全体が暖まります。灰の一番上に香道では、雲母で出来た小さな板、銀葉を置きます。代替として雲母そのもの、あるいはもっと普段の生活にマッチした方法としてアルミ箔を乗せてもよいでしょう。
 植物は小さくちぎって、その上にのせます。もし煙が出てきたら、炭を少しだけ深めにします。煙が出なくて香りが出ている、そんな状態になるようにします。慣れれば、簡単に出来るようになります。
 ホワイトセージなどは、そのまま葉を燃やして煙とともにでる香りを楽しむことができます。最近は部屋やパワーストーン、アクセサリーを浄化するために使う方が多くなっているようです。この場合は、煙を出して焚きます。

Q 普通の線香の香りと違うのでしょうか?
A 植物の素材そのものを焚くので混ぜものなしの香りが楽しめます。サンダルウッド(白檀)の線香はよく焚かれていますが、木の芯材の部分を煙を出さない焚き方で、そのまま焚いてみると香りは全く違います。サンダルウッドの柔らかで甘く、それでいてウッディな清々しく気品のある香りは、線香にはないナチュラルインセンスならではのものです。

Q ナチュラルインセンスを焚くには、どんな道具が必要ですか?
A 煙を出さないように焚くには、まず香炉、灰、炭、ピンセット、それに銀葉が必要です。香炉、灰、炭、銀葉はオルタード・ディメンションで扱っています。
 とは言っても、身近なもので代用することも可能ですから工夫してみてください。例えば、香炉は厚手の茶碗が使えるでしょう。茶碗蒸しの茶碗は、厚手のものであればとても使いよいものです。茶碗などを代用に用いる場合、温度が高くなるので底に足のあるものを使ってください。下に皿などを敷くのもよいでしょう。(続く)

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