Dragonfly's Movie Revue in Sapporo
あ   1  あ  か  さ  た  な  は  ま  や  ら  わ 

インディペンデンス・デイ
(ID4)

CASTウィル・スミス
ビル・プルマン
ジェフ・ゴールドブラム
メアリー・マクドネル
ジャド・ハーシュ
ロバート・ロジア
ランディ・クエイド
マーガレット・コリン
ヴィヴィカ・フォックス
ハリー・コニック・ジュニア
監  督ローランド・エメリッヒ
脚  本ローランド・エメリッヒ
ディーン・デブリン
TIME2時間25分
原  作 
LINK ID4
 ラストのおやじの台詞に笑え or 泣け!
 長時間なのに飽きさせないのは流石。何かが、笑いのつぼにはまったのか、ややしばらく、「うはははは」と言っていた人もあり、ふいうちで驚かされるとこもあり。私も、「おおう。」ってなりました。泣かせどころもある。さらに、小ネタもはさんである。まさに何でもありだ。ただ、個人的には、面白いんだけど、感動とかってのとはちょっと違う感じ。
 久々に、ちょっとお茶目なウィル・スミスもうれしい。ジェフ・ゴールドブラムもかっこよくみえてしまったのはなぜか。今まで、そんなの思ったことなかったんだけどなー。
 ラスト、UFOに連れ去られたことがあると言い張っていたアル中おやじに泣くか、笑うかで、感性のベクトルも解っちゃうという優れもの。私は、笑いました。

狼たちの街
(MULHOLLAND FALLS)

CAST ニック・ノルティ(!)
メラニー・グリフィス
チャズ・パルミンテリ
マイケル・マドセン
クリス・ペン
トリート・ウィリアムス
ジェニファー・コネリー
ダニエル・ポールドウィン
アンドリュー・マッカーシー
ジョン・マルコビッチ
エド・ローター
ロブ・ロウ
ブルース・ダーン
監  督リー・タマホリ
脚  本 
TIME1時間48分
原  作 
LINK Mulholland Falls
 ニック・ノルティがクレジットのトップに・・・。とりあえず、それだけで前売り買いました。
 このキャストを見て下さい。こういうキャストを集めてしまったリー・タマホリ監督、ナイス。話題作ではないですが、期待以上でした。拾いもんです。ちょっとお茶目なチャズ・パルミンテリも見れます(こういう人いるなー)。
 実存のチームハットスクワットをモデルに、硬派で、粋で、かっこいいって感じでおしてくのかと思うと、それだけじゃない。ある意味じゃ救われないラストでは、私もニック化してしまいました。思うツボ・・・。
か   1  あ  か  さ  た  な  は  ま  や  ら  わ 

ガール6
(GIRL6)

CAST テレサ・ランドル
イザイア・ジョーンズ
スパイク・リー
デビー・マザール
ジェニファー・ルイス
ジョン・タトゥーロ
マドンナ
クエンティン・タランティーノ
ナオミ・キャンベル
ロランダ・ワッツ
ハル・ベリー
ピーター・バーグ
ロン・シルバー
監  督スパイク・リー
脚  本スーザン=ロリ・パークス
TIME1時間48分
原  作 
LINK girl6のページ
 元プリンス殿下、パワー爆発?でも、映画館がらがら。でも、悪くないんだけど。
 一言で言えば、成長の記録のワンカットってところ。結構身につまされるところもあるけど、思わず「にやり」としてしまうところもあり。
 人間熱くなってる時は人の言うこと聞かないよなとか(私は、基本的には人の言う事聞かない)、あの時はもうちょっとでやばかったなとか、この中でガール6がおちてるとこにはまっちゃう事って、男でも女でもあるでしょ。
 そーゆーとこから抜けるのには、周りの環境って事もあるけど、最初の一歩が踏み出せるかってのもやっぱり重要なんだな。
 いや、でも肩凝るようなもんじゃないから。

クローンズ
(MULTIPLICITY)

CAST マイケル・キートン
アンディ・マクドウェル
ザック・ドゥーハム
ケイティ・シュルスバーグ
ハリス・ユーリン
リチャード・メイザー
アン・キューザック
監  督ハロルド・ライミス
脚  本トレバー・アルバート
ハロルド・ライミス
TIME1時間57分
原  作 
LINK: Better Living through Cloning オフィシャルサイト
 コメディー魂。
 幾らでもドタバタになりそうなものなのに、そうなっていないのは監督ハロルド・”ゴーストバスターズ”・ライミスのセンスなのか。実は、クローンがもっと増えるのかと思ってたのでちょっと拍子抜けでしたが。アンディ・マクドウェルの普通な感じもいい。それにしてもマイケル・キートン、一人四役状態なんですが無表情な時の表情まで違うあたり凄すぎ。『から騒ぎ』の時もだれかと思ったけど、あの時はメークしまくりだったからね。
 クローン達がちゃんと自立するところも小気味良いです。短いですが、大絶賛だ。特にキートン様にだ。

ゲット・ショーティ
(GET SHORT)

CAST ジョン・トラボルタ
ジーン・ハックマン
レネ・ルッソ
ダニー・デビート
監  督バリー・ソネンフェルド
脚  色スコット・フランク
TIME1時間45分
原  作エルモア・レナード
LINK MGM - GET SHORTY
 映画は原作に勝てるのか!?やっぱり別物として見るべきなんでしょう。けっこうレナード好きなので、先に原作読みました。イメージできちゃてたので、おもしろかったけどやっぱりちょっと物足りない。映画から先に見たほうが、より楽しめるんじゃないかなー。子煩悩なスタントマンの役の人が、結構好きでした。
 レナード作品の映画化権をタランティーノも持っているそうなので、そっちにも行きたい。

訣別の街
(NEW YORK CITY HALL)

CAST アル・パチーノ
ジョン・キューザック
ブリジット・フォンダ
ダニー・アイエロ
マーティン・ランドー
デヴィッド・ペイマー
監  督ハロルド・ベッカー
脚  本 
TIME1時間52分
原  作 
LINK 
 不意うちで不覚にもじーんとするの巻
 事前情報全く無しだったので、内容、配役等はアル・パチーノが出るって事以外真っ白。併映だったので、ちょっと背中痛くなってもぞもぞしつつ見ました。
 主人公(?)が不正を探るくだりではちょっとだれちゃいましたが、(何となく先が見える、ここで、一番背中痛かった)やたらエネルギーありまくりの、アル・パチーノをはじめ、おやじパワー全開。いいおやじっぷりだ。で、「これが見所か?」と思いきや、実は世代交代物。そんなジャンルはないか?
 そういうのに弱い私は、まさにポスターのシーンで「ううっ」と、なってしまいました。追い詰められているはずの、市長の言葉やしぐさがかっこいい。政治家っす。腐ってもカリスマ。
さ   1  あ  か  さ  た  な  は  ま  や  ら  わ 

3人のエンジェル
(TO WONG FOO,Thanks For Everything! Julie Newmar)

CAST パトリック・スウェイジ
ウェズリー・スナイプス
ジョン・レグイザモ
ストッカード・チャニング
監  督ビーバン・キドロン
脚  本 
TIME1時間49分
原  作 
LINKMOVIEWEB: To Wong Foo, Thanks For Everything! Julie Newmar
 陽気なドラッグクイーン三人組のロードムービー。
 パトリック・スウェイジが最初ちょっとキツかったですが、見てるうちに気にならなくなってくるのは不思議。
 同じ系統でも、見たあとに何かしーんとした感じになる、ちょっとヘビーな『プリシラ』に比べて、軽くて後味すっきりってとこです。アメリカンドリーム系か? 意外な人もカメオで出ててお得な気分になれます。ル・ポールなんかも久しぶりに見てしまいました。
 ただ納得いかないのは、この3人が男である事にみんな全然気付かないとこ。(普通気付くだろうよ・・・っていうか、気付けよ)
 面白かったから、ま、いいんだけど。

ジャッキー・ブラウン
(JACKIE BROWN)

CAST パム・グリアー
サミュエル・L・ジャクソン
ブリジット・フォンダ
マイケル・キートン
ロバート・デニーロ
ロバート・フォースター
クリス・タッカー(ボーマン・リヴィングストン)
監  督クエンティン・タランティーノ
脚  本 
TIME2時間35分
原  作エルモア・レナード「ラム・パンチ」
LINKMiramax Films' JACKIE BROWN オフィシャルサイト
 とりあえず、異議なし。後味もいいし。
 パム・グリアーの為の映画に見える割には、原作を読んでから見ても違和感があんまりない。設定とかも、かなり変わっているのに。たぶん、原作の持つ雰囲気がうまく取り込まれているからでしょう。まあ、レナードファンの中には、「こんなのやだっ!」という人もいるだろうけど、私的にはOK。私の中でちょっと注目中のクリス・タッカーやマイケル・キートンさまも出演しているあたりうれしすぎ。

シーズ・ソー・ラヴリー
(SHE'S SO LOVELY)

CAST ショーン・ペン
ロビン・ライト・ペン
ジョン・トラボルタ
ハリー・ディーン・スタントン
デビ・メイザー
ジーナ・ローランズ
ジェームズ・ギャンドルフィー
監  督ニック・カサベテス
脚  本ジョン・カサベテス(20年前)
TIME1時間36分
原  作 
LINKシーズ・ソー・ラヴリー
 リアルなおとぎ話というのは成立するのか?
 最後まで飽きずに見られたんだけれども、何故?前半と後半のカラーは全然違うし、ショーン・ペンが何で突然回線切れちゃうのかいまいち納得できないし、などなどいろいろマイナスになりうる要素はあるのになんとなく「そうゆうこともあるかも。」と思わせるところがカサベテスマジックなのか?主人公の友人も含め、主要な全ての人物が印象に残ってしまった、珍しい作品。
 父、ジョン・カサベテスが20年前に書いた本を息子が撮ったということだけど、古い感じは全くしなかったのはさすが。
 主婦のときと夢の女(笑)のときのロビン・ライト・ペンの表情っていうか顔つきの変化はすごいと思う。

素顔のままで
(STRIPTEASE)

CAST デミ・ムーア
バート・レイノルズ
アーマンド・アサンテ
ヴィング・レイムス
ロバート・パトリック
ルーマー・ウィリス
監  督アンドリュー・バーグマン
脚  本 
TIME1時間45分
原  作カール・ハイアセン
LINK STRIPTEASEのページ
 情けない人を見よ。
 あーだこーだ言われてた割には、よかった。(全然期待してなかったからか?)嫌いじゃないです、私は。テンポも良かったし、カール・ハイアセンっぽいのもいい。
 「ドン・サバティーニ」の監督とは知らずにいましたが、あれは好きだったなー。一番情無い人が、一番輝くな。私見ですが、デミ・ムーアがどうのっていうよりも、バート・レイノルズと秘書(大好きだ!)とか、ストーリーに関係無いこわざが命だ。
 ただ、デミの大冒険みたいなのを期待してた人にはちょっと物足りなかったかもしれませんね。それでも、みんな、結構くすくす笑ってたし、そんなひともそこそこ楽しめたのでは?
 さて、気になるデミのボディですが、鍛え上げられた体って感じ。ストリップ見に行ってあれが出てくるのはどんなもんかなー。ボディビルまではいってないからきれいはきれいだし、おどりもかっこよかったけど、なんか、ちょっとエアロビ世界大会はいってないか?見て確かめる価値はあると思いますが。

スポーン
(SPAWN THE MOVIE)

CAST マイケル・J・ホワイト
ジョン・レグイザモ
マーチン・シーン
テレサ・ランドル
D・B・スウィニー
ニコル・ウィリアムソン
メリンダ・クラーク
監  督ユーク・デッペ
脚  本 
TIME1時間38分
原  作トッド・マクファーレン
LINK spawn the movie ver.jp.
 レグイザモ+特殊メイク=いのけん?
 レグイザモってこういう役が好きなんだろうか?なんかすごく生き生きしていて、微笑ましい気持ちになってしまった。SFXはすごかったし、アメコミも嫌いじゃないけど、あまりにそういうところがすごすぎて、うわーっと思っているうちに終わってしまった。続編がありそうな予感。見るかどうかはわかりませんが。いや、見るかもね、レグイザモでるんなら。

スモーク
(SMOKE)

CAST ハーヴェイ・カイテル
ウィリアム・ハート
ストッカード・チャニング
監  督デビッド・フィンチャー
脚  本 
TIMEx時間xx分
原  作 
LINK
SMOKEのHOMEPAGE
 大失敗!!映画館で見ればよかったー。
 ビデオで見たんですが、これはすごく好きだなー。名画座でかかってるの知ってたんだけど、見逃した。くやしいっす。すげー事件とか起きるわけじゃなく、たばこやのまわりのちょっとした出来事なのに、なんで?微妙な表情やしぐさもいーしね。
 続編も見たいよう。ビデオでるみたいだけど、駅裏の名画座の人、これはかけないのかなー。

スワロウテイル
(SWALLOWTAIL BUTTERFLY)

CAST 三上 博史
chara
伊藤 歩
江口 洋介
アンディ・ホイ
渡部 篤郎
山口 智子
書ききれない‥‥。

監  督岩井 俊二
脚  本岩井 俊二
TIME2時間29分
原  作 
LINKSwallowTailのページ
 映画と音楽と”マーフィーを探せ!”が同時に楽しめるなんてなんてお得なんだ! そして、Viva!桃井かおり!!
 20分前に着いたんだけど並んでたっすよ。座れたけど。しかも、なんか客層が広い。何故?CHARA系の人、結構年配のカップル、お洒落な人、映画好きそうな人、階段でこける人等々。
 さて、映画のほうは月並な言い方ですがフェアリーテイルってやつですか。ただ、これが現実でも驚かないな。多くのフェアリーテイルの下地に、過酷な現実が隠されているとすれば、これって、ちょっと痛すぎる。でも好き。映画見たな〜って思ったもんな。

セブン
(SEVEN)

CAST ブラッド・ピット
モーガン・フリーマン
グウィネス・パルトロウ
ジョン・C・マッキンリー
リチャード・ラウンドトリー
R・リー・アーメイ
マーク・ブーン・ジュニア
監  督デビッド・フィンチャー
脚  本 
TIMEx時間xx分
原  作 
LINK 
 救われないラストで評判のセブン、見たのはかなり前ですが、今、名画座でかかっているので入れてみました。犯人の人が恐い。日常の中にこんなのが潜んでいるのかと思うとちょっと。これ見ると、こうなっちゃうと人間狂っちゃってた方がホントは楽かもねーっていう気がしてしまいます。
 キレて遠いところへいっちゃって楽になるか、キレずに踏みとどまって現実を見るか。どっちを選ぶ?
た   1  あ  か  さ  た  な  は  ま  や  ら  わ 

デッドマン・ウォーキング
(DEADMAN WALKING)

CAST スーザン・サランドン
ショーン・ペン
 
監  督ティム・ロビンス
脚  本 
TIMEX時間XX分
原  作 
LINKDEAD MAN WALKING
 恐るべし、ティム・ロビンス。隣の人泣きまくり。
 隣の席の人、もうざぶざぶって感じで泣いてたなー。あれは、もう号泣って感じ。何かあったのか?
 これは映画が先でも、本が先でもOK。共通の匂いがあって違和感がないのに、映画、本それぞれのの特性を生かして別物として成立してる気がする。どっちもいい。個人的には、本では最後にシスターに感情移入してたけど、映画ではショックを受けたって感じかな。
 それにしても、生きてるうちから”DEADMAN”呼ばわりされるのって、どんな気分だろう。

12モンキーズ
(12MONKEYS)

CAST ブルース・ウィリス
マデリーン・ストウ
ブラッド・ピット

 テリー・ギリアムと12匹の猿が贈る
ハートウォームコメディー!
、……な訳ないっす。
監  督テリー・ギリアム(!)
脚  本デヴィッド&ジャネット・ピープルズ
TIME1時間45分
原  作 
LINK12MONKEYSのHOMEPAGE
 細菌って流行なのか?ブルース・ウィリス、人類の未来を背負う。O157って…。まさかね。
 テリー・ギリアム最新作。見るしかない。
 マッチョじゃないブルース・ウィリスがすごく好きなので、それだけでもうれしいのに、ブラッド・ピットも意外にも良かったのでビックリ。ファンの人には悪いんですけど、今まで「かっこいいのか?」と思ってました。今回は、いっちゃてる具合が最高。
 ななめかんじの視点も、独特の美しい映像も、やっぱりいい。未来の場面は、「未来世紀ブラジル」みたいな色調で、あれで好きになった人にはたまらないでしょう。シニカルだけどあたたかい。
な   1  あ  か  さ  た  な  は  ま  や  ら  わ 

ナッティ・プロフェッサー
(THE NUTTY PROFESSER)

CAST エディ・マーフィー
ジェイダ・ピンケット
ジェームズ・コバーン
デイヴ・チャッペル
ジョン・エイルス
ラリー・ミラー
監  督トム・シャドヤック
脚  色デヴィッド・シェフィールド
バリー・W・ブラウシュタイン
TIMEX時間XX分
原  作 
LINKMOVIEWEB: The Nutty Professor
 エディ・マーフィーって、ヒューマニストだったのか?
 『ヴァンパイア・イン・ブルックリン』(いつもより、かっこよかった)に引き続き、特殊メイクばりばり。気に入ったのか?まさか、次回は一人で全員の役を?
 しかし、エディ・マーフィーがこういう役をやるとはね〜。意外すぎる。しばらく見ないうちに一体彼に何が?!回転早くて、かっこいい以外の役なんて前にやったことあったか?私が知らないだけ?からかわれるような立場の役をした上に、いい演説しちゃったりして。やっぱ、そういう気分になる事でもあったのか?気になるぅ。
 映画は面白かったけど、ある意味じゃ、最近一番悩んだな。次のも見ちゃうかもね。だって、気になるもん。あ、まさか、これが作戦?
は   1  あ  か  さ  た  な  は  ま  や  ら  わ 

バットマン&ロビン
(BATMAN & ROBIN)

CAST アーノルド・シュワルツェネッガー
ジョージ・クルーニ
クリス・オドネル
ユマ・サーマン
アリシア・シルバーストーン
マイケル・ゴフ
ビビカ・フォックス
パット・ヒングル
ジョン・グローバー
クーリオ(!)
監  督ジョエル・シューマッカー
脚  本アキバ・ゴールズマン
TIME2時間4分
原  作 
LINKBatman & Robin ワーナーオフィシャルサイト
Batman: The Movies シリーズ5作を網羅
 バットマンはもう苦悩しないのか。& 怪人の方々ってサナトリウムに収容されてたんだ。
 まずは、リドラーとかも元気にしてる(?)ようで良かった良かった。でも、ちょっと納得いかないってゆうか。
 確かに面白いんだとは思うんですが。何故なら、時間が短く感じたからね。オープニングのMr.フリーズ出てくるところでもスピーディだし、コントなのか?ってとこもあったしいいんだよな。一作目からの話の展開も、つじつまはあってんだよな。ユマ・サーマンもかっこよかったし。ゴッサムシティの感じも好きだし。アクションとかはコミックス読んでるみたいで、それはそれで好きなんだけど。
 ただ、家族とは、とか、信頼とは、って感じになっちゃうとどうも…。「トラスト・ミー」って言われてもなぁ。まあ、私もアルフレッドの事は心配だったし、そこんとこは気持ちは解る気がする。あと、ロビンなんて言うか子供すぎ。ラストもどうも…。バットマンもいまだに対人関係に問題ありそうなのにもかかわらず、なんかスーパーマンっぽい。マイケル・キートンが醸し出していた、精神的に綱渡りしてる感じはもう無い。違和感の一番の原因はたぶんそこかも。
 で、どうだったか聞かれればやっぱり嫌いじゃないし、面白かったと答えるでしょう。ただ、やっぱ、納得いかない。だって、はらはらしないんだもん。『フォーリンダウン』は好きだったんだけどなー。

ファースト・ワイフ・クラブ
(THE FIRST WIVES CLUB)

CAST ゴールディー・ホーン
ベット・ミドラー
ダイアン・キートン
マギー・スミス
サラ・ジェシカ・パーカー
ダン・ヘダヤ
ストッカード・チャニング(!)
ビクター・ガーバー
スティーブン・コリンズ
監  督ヒュー・ウィルソン
脚  本ロバート・ハーリング
TIME1時間43分
原  作オリビア・ゴールドスミス
LINKTHE FIRST WIVES CLUB パラマウントオフィシャルサイト
 復讐を復讐で終わらせないってところが、後味すっきりの秘密さっ。
 三大女優共演ってことで期待大だったわけですが、思ったよりどたばたしてなくて、良かった。有りがちな人物設定(おとなしい人はキレると怖いとか、普段軽口たたきまくりの人が、結構純粋とかね。)に見えますが、案外リアルってそんなものかも。ただ、見てる間それが気にさせないのは流石。
 後半、ダイアン・キートンの家の家族会議に呼ばれた、母親(マギー・スミス)の顔とか、ラストのダンスパーティでベット・ミドラーが着てたスーツとか、小技にツボ押されまくり(しみじみ系)。そういうのがあるから、笑えるところも際立つってもんでしょう。但し、腹を抱えてって言うよりもくすっ、とか、にやりって感じかな。 サラ・ジェシカ・パーカーのばかっぽさにも、さらに磨きがかかってるぞ。
 原作は文庫でも出ていて、結構ボリュームあるのでその辺が違うのかもしれないですね。未読なので何ともいえませんが、ぱらぱらっと見たところ、別物って感じでした。実際の離婚って、かなりエネルギーいりそうだけど、ヘビーな部分をあまり感じさせないのは、この場合OK。メリハリがあっていい。

フィフス・エレメント
(THE FIFTH ELEMENT)

CAST ブルース・ウィリス
ゲイリー・オールドマン
ミラ・ジョヴォヴィッチ
イアン・ホルム
クリス・タッカー
リューク・ペリー
イヴァ・ムラ・チャコ(ディーヴァ)
監  督リュック・ベッソン
脚  本 
TIME2時間07分
原  作 
LINKVFX HQ: THE FIFTH ELEMENT (page 1 of 4)
 愛は地球を救っちゃう訳か、やっぱし。
 この映画の見どころ。
  • 何といってもオペラの人がすごい。それだけでも見る価値あり。
  • 衣装がゴルチェ。
  • クリス・タッカーすごすぎ。
  • エイリアンの悪いアンドロイドの人がこんなにお茶目に!?
  • リューク・ペリー=ビバヒルのディランがこんな所にっ。
  • ダイ・ハードでもないのにブルース・ウィリスのダイ・ハード跳びが見られるなんてっ。
  • アルマジロ好きなら必見。宇宙人がアルマジロ似。(ってゆうか、アルマジロ?)
  • ゲイリー・オールドマンの髪についてはどうなんだろう、みんな。
  • フェイク
    (DONNIE BRASCO)

    CAST アル・パチーノ
    ジョニー・デップ
    アン・ヘッシュ
    マイケル・マドセン
    ブルーノ・カービー
    ジェームズ・ルツーソ(バッドガールズ)
    監  督マイク・ニューウェル
    脚  本 
    TIME2時間06分
    原  作 
    LINKDonnie Brasco
     アル・パチーノものにはここんとこやられっぱなし。
     アル・パチーノのジャージ姿があなたの心をわしづかみにする事間違いなし(?)。この話は実話で、原題のドニー・ブラスコはおとり捜査官が潜入に使った名前。いってみれば、落ち目のマフィアとおとり捜査官の友情物語なんだけど、それぞれの家庭問題とかも絡んでくるし、いろんな葛藤が生まれるという。なんとかアル・パチーノを救けようとするドニー(=ジョニー・デップ)はいい奴なんだけど、家族にしてみればやっぱご不満でしょう。私的にはアル・パチーノ、ジョニー・デップとマイケル・マドセンがでてるってだけでもOKなんですが、ラスト近く正装して家を出ていくアル・パチーノには泣くね。
     

    不夜城 〜SLEEPLESS TOWN〜

    CAST 金城 武
    山本 未来
    椎名 桔平
    郎雄
    ■ 志偉
    周 海媚
    修 健
    谷原 章介
    永澤 俊夫
    鈴木 清順
    監  督李 志毅
    脚  本 
    TIME?時間?分
    原  作馳 星周
    LINK 
     カップスターの塩味なんて、どこに売ってるわけよ?
     山本未来が食べていたカップスターの塩味を探しさまよってみたが、近所にはどこにも置いてなくてがっかり。おそるべし歌舞伎町、そしてカップスター塩味。
     今でもなぜB’zの曲が挿入歌として使われたのか納得できない。主題歌としては別に文句はないけど、そこの場面だけ、いきなり雰囲気変っちゃって、金城かB’zのプロモビデオ的な趣になっていた。無理矢理な気がしたのは私だけか?それで全体が台なしになるわけじゃないけど、すっごく気をそがれたぞ。

    ps:カップスターの塩味ゲット!

    フラバー
    (DISNEY’S FLABBER)

    CAST ロビン・ウィリアムス
    マルシア・ゲイ・ハーディン
    クリストファー・マクドナルド
    レイモンド・J・バリー
    ウィル・ウィートン
    クランシー・ブラウン
    テッド・レヴィン
    監  督レス・メイフィールド
    脚  本 
    TIME1時間35分
    原  作 
    LINK 
     ウィーボが最高!!
     一言で表わすと、ファンタジーって感じ。ディズニーらしいというしかない作品。安心して見ることはできるけど、あんまりドキドキはしない。面白いんだけど、確かに。安心して人に勧められるし。どこが良いのかと聞かれると、何と言って良いのか...。
     あ、ウィーボっていうロボット(?)が笑わせ泣かせてくれるし、あの「スタンド・バイ・ミー 」の子が大きくなって出てて、顔長くなってんので必見です。
    ま   1  あ  か  さ  た  な  は  ま  や  ら  わ 

    マーズ・アタック
    (MARS ATTACK)

    CASTジャック・ニコルソン
    グレン・クロース
    アネット・ベニング
    ピアース・プロスナン
    ダニー・デビート
    マーティン・ショート
    サラ・ジェシカ・パーカー
    マイケル・J・フォックス
    ロッド・スタイガー

    監  督ティム・バートン
    脚  本 
    TIME1時間46分
    原  作 
    LINKMars Attacks [Official]
     やあ、私がトム・ジョーンズだ。
     アメリカン・コミックス実写版というのが、感想でしょうか。色とかもポップだし、どうしたんだティム。きっと、はまる人はすごーくはまるんだろうけど、私はちょっとのりきれなかったです。でも、楽しくなかった訳じゃなくて、マーティン・ショートとか出てきちゃうと、サボテン・ブラザーズ〜〜って感じで、手もなくおお喜びなんですがね。しかも、なんかいっぱいでてたし。(死んだけど。)
     普段死なないような人が死にまくるのはやっぱりすごいわ。トム・ジョーンズがお茶目だ。

    マウス・ハント
    (MOUSE HUNT)

    CAST ねずみ
    ネイサン・レイン
    リー・エヴァンス
    ヴィッキー・ルイス
    モーリー・チェイキン
    クリストファー・ウォーケン
    監  督ゴア・ヴァービンスキー
    脚  本 
    TIME1時間38分
    原  作 
    LINKFreeZone for kids featuring DreamWorks' MouseHunt!
     ねずみちゃん!!
     ドリームワークス第3弾は、またまた動物もの。ねずみパワー窄烈で、もう何もいうことなしっ!ねずみに対抗する兄弟の思わずつっこみをいれたくなるぼけっぷりも、ますますロウ人形化にみがきがかかったクリストファー・ウォーケンも、ねずみちゃんにはかたなしだ。
    なーんにも考えずに、ご家族でも楽しめるおすすめ品。

    ※私は日本語版のも見たんだけど、夏休みということもあり、さすがに家族づれ多かった。ねずみがピンチのときに「ねずみちゃん、あぶなーい。」、「はやくにげてー。」などと子供らは本気で叫んでた。(E)

    ミルドレッド
    (MILDRED unhook the stars)

    CASTジーナ・ローランズ
    メリサ・トメイ
    ジェラール・ドパルデュー
    ジェイク・ロイド
    モイラ・ケリー
    デイヴィッド・ソーントン
    デイヴィッド・シェリル
    ブリジット・ウィルソン
    監  督ニック・カサベテス
    脚  本ニック・カサベテス
    ヘレン・コールドウェル
    TIME1時間46分
    原  作 
    LINKGena Rowlands Unhook the Stars unofficial Page
     みんな泣かない。そこが好き。実際、泣けばいいってもんじゃないもんな。でも客は5人。
     ジーナ・ローランズファン感涙の一本と言えるでしょう。 息子、ニック・カサベテスの監督で、カサベテス一家復活ってとこですか。 前宣伝とか、派手じゃなかったけど、メリサ・トメイをはじめ、ジェラール・ドパルデューなんかも出ているという、実はなかなかすごかったりする。子役のジェイク・ロイドもいい。
     いろいろあっても、みんなそれぞれのやり方で、前向き。ラスト、吹っ切れた感じのミルドレッド、かっこよすぎ。
     ラストのスタッフロールにかぶって流れるシンディ・ローパーの歌もしみる。曲名が知りたくて、サントラ探しにTOWERに寄ったら、無くてちょっとがっかり。

    メン・イン・ブラック
    (MEN IN BLACK)

    CAST トミー・リー・ジョーンズ
    ウィル・スミス
    リンダ・フィオレンティーノ
    ヴィンセント・ドノフリオ
    監  督バリー・リネンフェルド
    脚  本 
    TIME1時間37分
    原  作 
    LINKMen in Black
     怪奇ゴキブリ男!!!
     小技がきいているっていうか、たばこやがリフラフ(ロッキー・ホラー・ショー)そっくり。どう見てもあっちが宇宙人だって。あと、給湯室で仕事サボってる宇宙人とかね。太陽に吠えろみたいに走りまくるウイル・スミスにはもう脱帽。
     ラストはやっぱりかっていうオチでしたが、なんか細かいとこ見てくといろいろありそうで、ちょっともう一回見たいかも。
    や   1  あ  か  さ  た  な  は  ま  や  ら  わ 

    ユージュアル・サスペクツ
    (THE USUAL SUSPECTS)

    CASTスティーヴン・ボールドウィン
    ガブリエル・バーン
    チャズ・パルミンテリ
    ケヴィン・ポラック
    ピート・ポスルスウェイト
    ケヴィン・スペイシー
    スージー・エイミス
    ベニチオ・デル・トロ
    ジャンカルロ・エスポジト
    ダン・ヘダヤ
    ピーター・グリーン
    監  督ブライアン・シンガー
    脚  本 
    TIME1時間46分
    原  作 
    LINKThe Usual Suspects
     やっぱりねー。というオチだったにもかかわらず、うわぁ、そういうことかというオチでもあるのですよ。(なんじゃそりゃー)
     どこから、どこまでが本当なのか・・・。すごく集中してしまいました。すごいなー。
     これから見る人もいるでしょうから、中味については本当ごーく語りたいけどがまんするので、ビデオか名画座でかかったら、ぜひ、見てほしい。
     あと、これ見たの『キノ』だったんですが、こみこみで補助席でした。この補助席が感動的にいい!!吟味されているんでしょうね。疲れなかった。あなたも、混んでる時に行って、補助席に座ろう!!
    ら   1  あ  か  さ  た  な  は  ま  や  ら  わ 
    わ   1  あ  か  さ  た  な  は  ま  や  ら  わ 

    私に近い6人の他人
    (6 DEGREES OF SEPARATION)

    CAST ストッカード・チャニング
    ウィル・スミス
    ドナルド・サザーランド
    監  督フレッド・スケピシ
    脚  本ジョン・グエア
    TIME1時間52分
    原  作 
    LINK 
    「メイド・イン・アメリカ」の時はお茶目だったウィル・スミスが、今回はシリアスに!!当分、こっち路線なのか?
     みんな簡単にウィルに騙されちゃうので、できすぎだとの意見もありますが、長い台詞もライムのようで、ずっと聞いていたくなってしまう。私は騙されたくなりました。さすがラッパー。
     ブルジョアであり続けるために必死になったり、けっこう暗い話が、別世界のことの様におもしろおかしく語られらりする、そういうヒズミから1抜けしちゃうラストのストッカード・チャニングがかっこいい。

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