My Mountain Bike Life VOL.1 by Jun (1999/06/28)
5月30日に行われました、「1999 MTBマラソン in 五箇山たいら」のレースの模様をレポートします。
本大会は、42kmのフルの部と21kmのハーフの部があり、今回が3回目のハーフの部出場です。過去2回はいずれも3位といういことで、今年こそは1位or2位獲得を狙いたいところ。それには、過去2回とも私より先にゴールした天野さんに勝つことが目標と考えていました。
天候は、この大会にしては珍しく晴れ。ハーフの部は、年齢・性別により4クラスに分かれ、総勢140名の参加。これが一斉スタートのため、スタート直後の混沌とした状況を少しでも有利に展開するため、最前列からのスタート。私のとなりには、宿敵天野さん。
スタートの合図と共に、全力疾走。しばらくすると、私を左横から勢いよく抜いていく選手がいました。天野さんです。まずは天野さんに引き離されないようにと思い、必死でついていき、坂を上り切ったところで、天野さんの前に一人いるだけというのを確認しました。なかなかいい出だしと思いながら舗装路への下り、その後フラットな林道へ。その間、数名に抜かれ、天野さんとの差も少しずつ大きくなっていく。
急な上り返しから下り、そして舗装路の緩やかな上りへ。そこから林道に入ったところで、再び天野さんの後ろにぴったりと付く。その後数回チャンスを伺い前に出るが、すぐに抜き返される。結局このまま1周目を終え、天野さんとのタイム差1秒。ここで、サポート役の家内から、天野さんと私がクラス内1位・2位であることを聞かされるが、半信半疑。
2周目に入り、急な上り返しで天野さんを抜く。またすぐ抜き返されると思っていたが、そのままの状態がしばらく続いたため、このまま引き離すことが可能と思い始める。(ここ最近天野さんが本調子でないことを知っていたため)
が、しかし天野さんは一向に離れていく気配はなし。次第に精神的なプレッシャーが大きくなっていく。(この気持ちはレース経験のない人にはわかりづらいかも知れませんが、たとえて言うなら、高速道路の追い越し車線を走行中に、後ろからベンツがぴったりとくっつきパッシングしているようなもの。)このまま2周目を終え、最周回に突入。
神社脇からのフラットな林道から下りへ、そして急な上り返し。、ここが天野さんを引き離す最後のチャンスと思い、がむしゃらにペダルをこぐ。しかし、やはり天野さんとの差は変わらず、体力だけを消耗。もう意気消沈している状態で、舗装路の緩やかな上りから林道の上りへ。ここで、我々二人を勢いよく抜いていく選手が現れる。まさか同クラスの選手とは思わず、付いて行く気にはなれなかった私。天野さんはしっかりとその選手のゼッケンを確認、同クラスの選手であることを認識し、これに付いて行く。
完全に精神的に切れてしまった私は、その後前の二人を一度も確認できずにゴール。天野さんはその後、坂を上りきったところでこの選手を抜き返しゴール。結局天野さんが1位。私は3年連続の3位でレースを終えました。
今回のレースでは、実力的には決して天野さんに劣っているとは思いませんが、結局のところ精神力で負けてしまった感じです。しかし天野さんのおかげで、大変内容の濃いレースを展開することができ、本当によかったと思います。天野さん、これからもよろしくお願いします。