ニュー・サウンズ・イン・ブラス2007
最新情報

■ジャパグラはもはやHossyの固定枠なのか!?■

 NSB2005の「レコーディングよもやま話」で、アメグラは岩井御大の固定枠だが、ジャパグラのアレンジャーの固定枠はないと書いたのだが、これまでのジャパグラの歴代アレンジャーを列挙してみると……。

94 I G.S.コレクション(横内章次)
95 II 坂本九メモリアル(横内章次)
97 III 青島幸男作品集(宮川彬良)
98 VI 弾厚作作品集(磯崎敦博)
99 V 日本レコード大賞、栄光の昭和50年代(磯崎敦博)
00 VI 日本レコード大賞、青春の70年代(星出尚志)
01 VII キャンディーズ・メドレー(天野正道)
02 VIII ウルトラ大行進(星出尚志)
04 IX いい日旅立ち(金山徹)
05 X 時代劇絵巻(星出尚志)
06 XI 刑事ドラマ・テーマ集(星出尚志)
07 XII (星出尚志)

 う〜ん、この数年の傾向を見ていると、どうやらジャパグラは完全に私の固定枠にされてしまったような感がある。それを裏付ける証拠として、東芝EMIの公式ページの曲目紹介によると、ジャパグラは「星出尚志氏のお家芸」とされているではないか!!(あの文章を書いたのは、プロデューサーのM氏か? ただ「7作目」というのは何を意味しているのか不明) 一応、弁明しておくが、私はジャパグラに関しては自分からやらしてくれて名乗り出たことは一度もない。ニューサウンズに関しては、私は基本的に「どの曲が来てもやります」というスタンスを通している。ただ、前にも書いたが、大体曲の時代背景が私の青春時代と重なるので、ジャパグラのアレンジは私にとってはまんざらではない。

 ところで、上記のリストを見ても分かるように、これまでのジャパグラには、どういう曲のくくりにしたのかを表す副題が必ず付いていたのだが、今回はそれが付いていない。じつは、当初は「松本零士アニメテーマ曲集」としていたのだが、最近は商品に人名を使うとパブリシティ権の問題が発生してトラブルになりかねない(それでなくても氏はいろいろと渦中の人だし)。トラブルを回避するには本人に許諾を取ればいいわけだが、そこでロイヤリティーを要求されると価格に響いてしまう。さりとて「松本零士」の冠を外してあの3曲をくくる妙題もなく、結局のところ、副題は付けないことに落ち着いたらしい。(4.19)

■ニュー・サウンズ・イン・ブラス2007レコーディング終了■

 曲目はレコーディング順。上5曲が21日、下5曲が22日レコーディング。なお、曲タイトルは最終的に変更になる場合もあります。(2.1)

曲   目 編曲者
ジャパニーズ・グラフィティXII
銀河鉄道999(TV版)〜宇宙戦艦ヤマト〜銀河鉄道999(劇場版)

星出尚志
蘇州夜曲(コーラス入り)

星出尚志
クラシック・カンタービレ
ラプソディー・イン・ブルー〜交響曲第7番〜ピアノソナタ第8番「悲愴」〜オーボエ協奏曲 K.271〜ピアノ協奏曲第2番〜交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

天野正道
魅惑のワルツ

真島俊夫
やさしく歌って

真島俊夫
アメリカン・グラフィティXVII
子供じゃないの〜家へおいでよ〜ミスター・ロンリー〜恋はリズムにのせて

岩井直溥
ロッキーのテーマ
ロッキーのファンファーレ〜ロッキーのテーマ

岩井直溥
ディズニー・クラシックス・レビュー
ハイ・ホー〜口笛吹いて働こう〜星に願いを〜ハイ・ディドゥル・ディー

山里佐和子
キエン・セラ(小編成)

三浦秀秋
Tomorrow ミュージカル「アニー」より〜バンドとコーラスのための(小編成)

鈴木英史

ゲストプレーヤー
Tenor Sax:オリタ・ノボッタ/Trumpet:数原晋(21日)、エリック・ミヤシロ(22日)/Trombone:中川英二郎/E.Bass:松本茂/E.Guitar:萩谷清/阿野次男(21日)、Drums:そうる透(22日)/Harp:朝川朋之/Vo.:加藤奈津美

■ニュー・サウンズ・イン・ブラス2007/曲目・編曲者決まる■

 レコーディングは2007年1月21日、22日、赤坂溜池の東芝第3スタジオにて行われる。(12.5)


 なお、ここの情報は非公式のものです。東芝EMIやヤマハ・ミュージック・メディアから公式なアナウンスがない限り、そちらや特約店にお問い合わせをされてもコメントはもらえないと思いますので、あらかじめご了承願います。
 また、著作権保持者の急な権利放棄、アレンジャーのアイディアが浮かばないことによる失踪、大雪によるレコーディングスタジオの埋没等々よんどころない事情により、曲目、アレンジャー及び録音日程は変更になる可能性もあります。
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