ミミガタテンナンショウ[サトイモ科テンナンショウ属] Arisaema limbatum
マムシグサの仲間は分類が非常に難しい。 そんな中で、このミミガタテンナンショウは名前の通り、 仏炎苞(褐色の部分)の両耳が大きく飛び出しているのですぐに見分けがつく。 花が咲いている時期に、葉がまだ完全に開ききらないのも大きな特徴である。 春先に高尾山を歩くと、 あちこちでこの花がかかしのように立って出迎えてくれる。
99.4.5 八王子市高尾山にて