カラスビシャク[サトイモ科ハンゲ属]
Pinellia ternata

本来は畑の雑草だが、町を歩いていると
ひょんなところに大群生していたりする。
ここでも車道の脇の植え込みからたくさんの鎌首をもたげていた。
葉の付け根部分にむかごを生じ、それからどんどん増えてゆくので、
いったん生えてくると駆除が厄介な雑草である。
そのむかごが栗のような形をしていて、葉のヘソにできるから、
ヘソクリという呼び名も。
ユニークな草だが、その形から気持ち悪がる子供もいるようだ。

99.5.3  板橋区の舗道の植え込みにて