ナガバノイシモチソウ[モウセンゴケ科モウセンゴケ属]
Drosera indica

細長い葉一面にびっしりと生えている毛の先に粘液が付いていて、
うっかり止まった小さな虫を捕らえてしまう。
そしてその虫を粘液で溶かして養分として吸収するのである。
このような植物を食虫植物というが、
かつて「食肉植物」と呼ばれていた頃もあり、
何だか猟奇的な雰囲気すら漂ってくる。
石をも持ち上げるというのが名前の起こりだが、
もちろん彼らにとっては石を持ち上げたところで何の御利益もない。

95.8.26  千葉県成東町にて