ママコナ[ゴマノハグサ科ママコナ属]
Melampyrum roseum var. japonicum

名前の由来には、
花の中央にある二つの白い斑点が飯粒に見えるから、
若いタネの形が飯粒にそっくりだから、という二説がある。
じつは、この写真は郷里への帰省中に撮ったものだが、
幼少の頃にはこの山にしょっちゅう登っていたはずなのに、
この花を見た記憶がない。
歳月は片田舎の植生をも少しずつ変えているようだ。

97.8.28  山口県柳井市の山道にて