カントウヨメナ[キク科ヨメナ属]
Kalimeris pseudoyomena

関東地方に多いヨメナ、という意味である。
学名にも'yomena'の文字が読める。
西日本に多いヨメナと同様、
春の若芽は小さく叩いてご飯に炊き込むと、
独特の香りがするヨメナ飯のできあがりである。
でも、最近の人は花が咲いてないと、
どれがヨメナの葉っぱなのか区別が付かないのか、
それとも、除草剤でも気にしているのか、
摘み草をする人は少なくなったような気がする。
まあ、なにはともあれ
里に咲く野菊の代表格といえよう。

96.10.21  埼玉県浦和市の畦道にて