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開設日 1997年8月25日/最終更新 2024年10月10日


追悼 猪俣猛氏(1936年〜2024年)

 猪俣氏と言えば、吹奏楽ではニュー・サウンズ・イン・ブラス(以下NSB)の立ち上げ時から中期に至るまでのレコーディングにドラマーとして参加され、故岩井直溥氏とともに吹奏楽ポップスの礎を築いた人として記憶に残っている方も多いだろう。
  一方、小学生の頃からエレクトーンを弾いていた私にとっては、猪俣氏の名は当時エレクトーン奏者の道志郎氏のレコーディングアルバムのドラムスを担当としての記憶の方が強い。そのアルバムを聴いていた私にとっては、私のポップスの礎を築いた人の1人と言っても過言ではない。
  猪俣氏がNSBに参加していたことを知ったのは私が大学を出てNSBにかかわるようになってからのことなのだが、私もそのレコーディングでは何度もお目にかかっており、1990年のニュー・サウンズ・イン・アンサンブルVol.2で、私がアレンジした「Winkさ・せ・て・よ!」のレコーディング時に、「このVib.のアドリブ、あなたが書いたの? めちゃくちゃゴキゲンだね」とお褒めの言葉をいただいたことは、今でも自分にとっては勲章である。
  時は下って、岩井直溥氏の一周忌のパーティーに出演するアマチュアバンドがリハーサルを行っていたのだが、その中でめちゃくちゃ上手いドラマーがいるなと思ったら、それが猪俣氏だった。氏にお目にかかったのは結局それが最後となったわけが、報道によれば老衰とのこと。安らかな旅立ちだったのだろう。心よりご冥福をお祈りします。(2024.10.10)



吹奏楽の部屋
22.8.30更新

お芝居の部屋


Finaleよろず相談室


Finaleにまつわるエトセトラ

野外植物写真
割と頻繁に更新

パリ滞在記
ドイツ旅行記


リンク

■先日行われたシンフォニックジャズ&ポップスコンテスト全国大会で、初出場ながら見事総合グランプリを受賞した山上隆弘指揮、生駒市立生駒中学校吹奏楽部の演奏。課題曲の「テンプター」はこれまで聴いた中で一番パンチのあるキレのよい演奏。一方、自由曲の「イマジン」は、中学生とは思えない伸びやかで魅力的なソロを聴かせてくれました。
 今年のコンテストには初出場ながら高度なパフォーマンスを魅せてくれたバンドが多く出場し、吹奏楽ポップスの底上げを感じることができる大会となりました。今後がますます楽しみです。(24.2.16)

【追記】 シンフォニックジャズ&ポップスコンテスト全国大会課題曲の「テンプター」ですが、英語表記では定冠詞が必要なので"The"を付けているだけで、邦題には「ザ」は付きません。シンフォニックジャズ&ポップスコンテストの公式が「ザ・テンプター」と書いているのでそれが広まっていますが、あくまで邦題は「テンプター」です。細かいようですが、固有名詞の表記は正確にお願いします。(24.3.12)

■日本の出版楽譜のスタンダードとなっていた音楽記号フォントChaconneが、SMuFL対応のChaconne Exとして装いも新たにリリース。開発終了がアナウンスされたFinaleの後継ソフトとされているDoricoに完全対応。
 このフォントの開発にあたっては、Doricoで動作するための各種設定データを作成していただいた重田壮也氏、Dorico上でのさまざまな動作確認をしていただいた侘美秀俊氏に多大なご協力を仰ぎました。両氏にはここに心より御礼を申し上げます。
  このフォントの詳細についてはプレスリリースをご覧ください。(2024.10.10)

 



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