―――ずっと、ひとりで生きていけるものだと信じていた。

















 銀河鉄道の冬

▽ストーリー

 冬の早朝、内田剛はいつものように上野駅から旅に出ようとしていた。
 目的地は北の大陸、北海道。
 旅というのは、非日常な異界。
 いつものルールから解き放たれるために、剛はちょくちょく旅に出るのだけれど
 そこで待っていたのは、剛の想像を超えた世界だった。

 気がつくとそこは列車の中。
 雪の降りしきる闇の中を疾走する列車の車内で、出会った4人の少女たち。

 変わらぬ時間の中で一人と四人は知り合い、仲良くなる。
 いつしか、主人公はそんな時間が続けばいいと願っていたが
 同時に時間が終わることを願うようになっていた。

▽キャラクター






 クライネ(Kleine)

 主人公が乗っている列車の中で出会った少女。

 極端に無口で、感情の起伏が少ない。
 どんなことがあっても反応しない様は、まるでロボットのようで最初のうちは、読書に没頭したまま周囲の喧騒になんら関心をしめそうとはしなかった。

















 大畑楓(おこば・かえで)
 主人公が乗っている列車の中で出会った短大生。

 派手な外観通りに明るいが気さくなおねーさんで、立場や年齢も違えば個性も様々な人々をまとめられることができる包容力を持つ。

 美人で人をうらやむ大きな胸とナイスなバディを持ち、豪快ではあるが優しさも持ち合わせたある意味では非の打ち所のない人物なのだが

 彼女の提案が剛の人生に大きな波紋を投げかけることとなる。






















そら

 車内で出会った謎のロリ。
 主人公が済んでいるところから、ほど近い場所に住んでいるものと思われるが詳細は不明。

 ピンクと白のロリータドレスと、レッドブラウンの縦ロールがよく似合うロリであるが態度は生意気の一言で、主人公には反感の余りに普通だったら喧嘩にならないようなことで喧嘩になることもしばしば。

 もっとも、考えていることが簡単にわかってしまうので主人公や楓の玩具と化しているのだけど

















智東操(ちとう・みさお)

 車内で出会った少女。
 地面に届くぐらいに伸びた艶やかな黒髪がとっても印象的な少女で、性格はとっても控えめ。暴走する周りにすっかり圧されていたが……





















 ▽主人公:内田剛(うちだ・つよし)
 高校3年でエレベーター進学を決めたことをいいことに、ひとりのんきに旅に出る高校生。
 旅行暦は中学からで、自転車旅やアウトドアでも何でもごされで、冬山登山ができるほどの経験を持っている。
 なぜか周りからは「俺様」と呼ばれている。本人は何故、俺様と呼ばれるのか理解できないでいる模様。

▽DATE

ジャンル:ヴィジュアルノベル
システム条件:Windows95/98/ME/XP+Direct.X8.0aが動く環境(Nscripter)
スタッフ:
(敬称略)