ユースホステル感想 西日本

 

金沢YH 

評価 ★★

 外観と同じく、中は合宿所タイプとあって広かった。談話室のような所はなく、食堂だけが広かった。部屋は合宿所タイプながら珍しく、ちょっとした日本旅館のような感じで洗面所やテレビとテーブル付きで部屋だけは立派。しかし、トイレや風呂はどういう訳かあべこべで、使うように言われたトイレはどうみても女子用便所。風呂もそんな感じで一体どうなっているんだ、ここは。夕食は日本旅館のようなコンロ付きの鍋が出てきて味はまあまあだが日本旅館のよう。朝食は洋食と書かれていたが、出てきたのは和食。おかずは洋食風で本当ならばご飯の代わりにパンが出てきたのかもしれない。総合的に言うとあべこべで変なYHだった。

倉敷YH 

評価 ★★★

 部屋は4人部屋。玄関は竹や着物等で飾ってあって日本旅館の雰囲気。夕食は洋食風で美味しく、朝食は洋食風だった。ここは山の上にあるので眺めが良く、倉敷の夜景は綺麗だった。珍しく薪の暖炉があってどこからか人が集まってきて夜中の1時までみんなと話し込んでしまった。

鷲羽山YH(解約) 

評価 ★★★

 当日は僕と友達しか泊まらなかったので、8人部屋を2人で使わせてもらった。建物は青年の家のような感じのボロさだったが、食堂から見える瀬戸内海と瀬戸大橋の風景は素晴らしい。部屋からも瀬戸内海が見えるが、ここほど景色のいいYHは無いだろう。夕食は夜の瀬戸大橋を見ながらの食事で、豚カツを中心とした和食。朝食も同様で、瀬戸大橋を見ながらの食事は最高だった。

広島YH(解約) 

評価 ★★★

 さすが国際観光地の広島とあって外人が多い。当日の宿泊比率は日本人と外人と半分半分と言った所。部屋は8人部屋で愛想の無い部屋。2段目のベッドが高い位置にあって上るのが大変。夕食はカレーやハンバーグ等があるバイキング形式で、欲張って食べたらお腹を壊してしまった。朝食もバイキング形式の洋食で、外人には喜ばれるようだ。ここにはプールや会議場もあって、YHとは思えない所だった。2回泊まったが、そのうち1回はアメリカ人の旅人と朝食を食べた。ある程度英語が話せると良い。

屋島YH(解約) 

評価 ★

 普通の民家がYHを経営してるような感じ。築後かなりたっているようで、中も大分古い。部屋は8人部屋で、暖房はこたつだけで寒い。洗面所も4つある電灯のうち付いているのは1つだけで暗い。食堂も広い部屋に小さなストーブ一台だけで寒かった。夕食は和食だったが、珍しく刺し身が出た。朝食も和食で、よく見るとテーブルは卓球台だった。ここではスイス人と同じ部屋になった。

松山YH 

評価 ★★★★★

 部屋は2人部屋だったが、1人で使わせてもらった。部屋には衛星放送も見れるテレビや電話、鍵付きのロッカーまであってビジネスホテルのよう。通路等は人がいる時だけ電気が付くようになっていて、洗面所には使い捨て歯ブラシがあった。風呂はあったが、シャワーを使ってみると狭くて使いづらい。ここでは超健康講座等、「超」が着くイロイロな事をやっている。夕食は食べなかったが朝食は美味しい洋食で、食堂には天井にテレビが2台付いていた。

別府YH(解約) 

評価 ★★★★

 別府の温泉街の観梅寺温泉街の中にあって山の上の方にある。私の泊まった部屋は6人部屋で洋室。ここの自慢の施設は温泉。別府だけあって温泉は気合入っており、岩風呂で大きく、うたせ湯もあって、お風呂は日本旅館のようだった。食堂兼談話室は広く、ここには落書きノートがあったのだがYH特製のプリクラが貼ってあるのが珍しい。冬に泊まったのに、部屋には何故か蚊とりマットがおいてあった。夏に出したのをしまわなかったのかと思っていたら、翌朝起きてみると4ヵ所も蚊にさされていた。どうやら温泉のお湯があちこちに流れているからか冬でも蚊がいるようだ。朝食は和食で日本旅館の典型的な朝食だった。ここは別府だけあって温泉が非常にいい印象のYHであった。今は男女兼用だが露天風呂も完成して、更に温泉が楽しめるようになりました。ちなみに、ここの温泉は単純泉という無色無臭のお湯なので温泉らしいお湯ではありませんが。

 2002年に観海寺温泉から駅近くに移転しました。建物は以前は国の保養所だった建物でややボロい4階建てのビルです。通路にはカーペットが敷かれ、部屋は温泉旅館の部屋と同じ畳部屋に洗面所がついた部屋。YHというより温泉旅館と言った雰囲気。食事はYHとしては標準的な和食で一部の料理はバイキング形式になっています。温泉は広い岩風呂風で自前の源泉を持っていて源泉100%の無色無臭の食塩泉です。夜は食堂で酒の提供もしていて、大分らしいかぼすの酒やジュースがありました。駅から徒歩15分程の場所なので利便性はかなり向上しました。

長崎YH 

コーさんから投稿

 観光で有名な長崎のユースだが、長崎駅から少し離れている。「ホステリング イン 長崎」という冊子がもらえる。部屋は2段ベットが3つある6人部屋で、九州だけあってクーラーが付いている。夕食は食べていないが、朝食は洋・和バイキングで美味しい。

桜島YH(解約) 

コーさんから投稿

桜島港から徒歩5分と書いてあるが、実際には港から上り坂を歩いて15分もかかる。近道と書いてある看板があるが、舗装されていない道なので大荷物を持っている時は使わないほうがいい。部屋は2段ベットが4つある8人部屋。ロビーにはインスタントコーヒーの他に麦茶も置いてある。夕食は食べていないが、朝食は洋食。大浴場は温泉になっている。

湯の里YH 

評価 ★★★

 砂風呂で有名な指宿の市街地にある。住宅地の中にあり、一見すると民家のようだ。部屋は広い畳部屋で、洗面所とトイレが部屋に付いている。風呂は普通の家庭用の風呂と同じで小さいが、温泉の町だけあって温泉がひかれている。22時には元の栓が閉められてしまうそうで、それまでに入らないと温泉は入れない。温泉は無色無臭だが食塩泉とあって塩からいお湯で温まる。食堂には焼酎の札がたくさん並べてあって飲酒できるのだが鹿児島秘蔵の焼酎もそろえていて酒好きにはたまらなそうだ。食事は朝食しか食べなかったが標準的な和食。夕食は鹿児島名物のとんこつ料理で鹿児島らしい味が楽しめた。特にツアーはやっていないが、ペアレントさんの都合がつけば車で観光地を回ってくれるそうです。

湯布院YH 

評価 ★★★★

 湯布院駅から4キロ程離れた由布岳の麓にある。日本旅館のような雰囲気で談話室からは綺麗な湯布院の夜景が見える。部屋は2段ベットが2つの4人部屋。テレビや貴重品入れ・洗面台が付いていたりと設備は充実している。食事は食前酒付きの美味しい食事でデザートも付いてくる。ここのお風呂は岩風呂の温泉で広く、無色無臭の単純泉だが成分総量が多いようで浴槽には温泉の成分が付いている。YHのハンドブックを見ると露天風呂ツアーがあるようなのだが、冬場はやらないそうだ。朝は湯煙りたなびく湯布院の町並みが見えるが、標高が高いので九州と言えども冬は東北の山間部並に寒い。朝食は和食で一般的な内容だった。

愛知県青年会館YH(解約) 

評価 ★★

名古屋市内の名古屋駅から地下鉄と徒歩で20分程の所にある。周りは商業地区とあってビルが建て並んでおり、少々分かりづらい所だ。名前からの想像通りの古いビルで会議室もあって、企業の会議にも使われているようだ。部屋は会議室のある4階以上にあって、部屋の扉は倉庫の扉と思わせるような鉄の扉で、一見すると宿泊部屋の扉とは思えない。部屋は広い畳部屋で冷暖房の他に有料のテレビがある。風呂は5階にあるが、22時以降は入れない為、早めの到着がお勧めだ。食事はやっておらず、ただ泊まるだけの宿で、安宿と割り切って泊まるのが良いかもしれません。私も名古屋で安く泊まりたいだけで、泊まりました。

京都府 宇多野YH

評価 ★★★★

 京都駅からバスで40分程乗った、京都市街郊外の嵐山に近い場所にある。平成20年に改装して、改装後に行ったのですが、YHとは思えない程の立派で京都らしい「和」を取り入れた建物です。フロントやロビーはかなり広く取られており、部屋は中庭を囲んだ長屋風2階建ての建物になっている。部屋はYHらしい二段ベットが二つの部屋で、鍵付きのロッカーがあるのが特徴。風呂の脱衣所にも鍵付きロッカーがあって、相部屋宿でセキュリティーに不安がある人でも安心して使えるようになっています。朝食は洋食ですが、バイキング形式で食べられる他、ここのパンは京都でも評判のパンを使っているので、美味しいパンが食べられます。京都市内でも郊外の方なので少々不便な所にありますが、チェックインは23時30分までと遅い時間でも対応できる上に、京都駅や各ホテルまで荷物の配送サービスも行っているので、あまり不便さは感じさせず、良い宿でした。

沖縄県 いるもて荘YH

評価 ★★★★

沖縄県の西表島にある宿で上原港から歩いて15分程だが送迎もしています。芝生が広がる高台にあるコンクリート作りの建物で、高台にあるので鳩間島が見渡せる程景色が良く、椰子の木が隣に生えていて南国らしい。部屋は和室の5人部屋で、一段ベットと布団に分かれていて、寝る場所は指定されています。建物内は広くて、食堂の他にロビーもあって、ゆったりした雰囲気です。食事は和食ですが、3連泊しましたが沖縄の食材を使った飽きのこない内容で美味しい料理です。20時30分頃から泡盛の一升瓶が出てきて沖縄の宿特有の「ゆんたく」と呼ばれる談笑会が始まりますが、沖縄の宿では泡盛が無料で飲めるのが良いものです。清掃が行き届いて設備も良いからかリピーターが多い宿で、沖縄のYHでは一番人気の宿でしょうか。

 

 

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