717系

 

モーター出力 最高速度 走行線区
120Kw 110キロ 東北・常磐線

 717系は451・453系の改造車で車体更新車だが、ほぼ新製に近い車両です。基本構造は417系を元に作っており、車内も似てます。外観も内装も417系とほぽ同じ車両なのですが、違うのは使われている機器。改造元の451・453系の機器を使っている為に先頭車の冷房装置は近郊電車では珍しく分散型クーラーを搭載しています。この717系は451系からの改造車は0番台。453系からの改造車が100番台とに別れていますが、機器以外は同じ車両になっています。運転区間は抑速ブレーキが付いていない関係で、ほぼ常磐線専用電車となっていますが、東北本線の小牛田あたりまでも時折運転されるようてす。常磐線では717系と455系が連結して走る風景も見ることができます。

2007年に老朽化に伴い全車引退しましたが、改造元の車両から計算すると45年近くも運行していました。