EH500

 

定格出力・制御方式 最高速度 走行線区
4000Kw(直流区間は3400Kw)
VVVF制御(IGBT)
120キロ 東北本線

 老朽化したED75の置き換えと重連運転解消の為に製造された。交直流機関車で首都圏から北海道の五稜郭まで直通運転が可能で、交流60Hz区間も対応で関門海峡でも走っており、日本全国を走行する事ができる万能機。東北本線の勾配区間での貨物列車の引き出しを考慮し、粘着率向上を図ったEH10以来の2車体の機関車。インバータ制御で変電所の容量を考慮してか交流区間では4000Kw。直流区間では3400Kwと、モーター出力の割には出力を押さえている。

 2012年5月までに78両完成しているが、塗装やヘッドライトの位置等によって4種類も存在している変わった形式でもある。車体側面に金太郎のイラストが描かれているのが特徴で、沿線住民からは金太郎機関車と言われたりする。ヘッドマークステーも取り付けられるようになっていて、イベント時はヘッドマークを付けて走る事もある。