観光情報 道東(太平洋側)

釧路、霧多布・根室、中津別、摩周湖・屈斜路湖、阿寒湖・オンネトー

 釧路

 夏場に帯広方面から列車でやってきてホームに降り立つと、気温の違いに驚かされる程涼しい。霧や曇の日が多く、霧フェスティバルなんて祭りもある程。駅前に出るとカモメの鳴く声が聞こえ、何となく潮の香りがするのが印象的の街だ。

和商市場

 釧路駅から5分程のところにある和商市場は、ご飯の丼を買って好きな魚介類を様々な店から買って食べる「勝手丼」が名物。安く済ませるかと思ってやってみると、気が付いたら高くなっていたりする。函館ほどでは無いが客引きが煩いのが難点。市場内でも食べられるが、持ち帰りで列車内で食べる事も可能。

 

釧路のラーメン

 あまり知られていないが、釧路もラーメンを売り出している。海沿いとあってか塩ラーメンが基本なのだが、特徴的な訳でもなくて普通のラーメンと大して変わらなかったりする。釧路に来て食べるのならば駅前の海皇で霧色ラーメンがお勧め。こちらはこってりとんこつスープ。

 

釧路湿原 細岡展望台

 釧網線の釧路湿原駅が開業し、ノロッコ号で気軽に行けるからか釧路湿原でも人気の展望台。釧路湿原駅から歩道を15分程歩いた所にあるのだが、ここからの眺めは雄大な湿原と蛇行する釧路川が見えて湿原の広さを実感できる。近くにはビジターセンターもあって喫茶コーナーも有り。夏場は湿原とあって吸血虫が多く、列車待ちの時は虫さされに注意。ノロッコ号運転当初はそれほどでも無かった利用者は、最近は観光バスツアーにも組み込まれる程人気で混む時があるので注意が必要。

 

塘路・カヌーツアー

 ノロッコ号終点の塘路駅前は以前は潰れかけた商店だけの何も無い所だったが、ノロッコ号が人気になってからは駅舎が喫茶店付きの新しい駅舎へ変わり、駅横には公園が整備されてエゾ鹿のミニ動物園もある程変わった。

 駅近くでは民間業者がアウトドアツアーを営業していてカヌーツアーもしているが、一人1万円以上かかるようで高い。カヌーをやるなら駅前の塘路YHに宿泊して、そこのツアーがお勧め。5000円でカヌーができる。カヌーは塘路湖からスタート。流れがゆるやかなのでオールを漕ぐのだが、釧路川に出るまでが少々疲れる。釧路川に出ると流れがあるので楽で、川岸には様々な野鳥が見えて、運がよければタンチョウやキタキツネが見える他、鹿は多く見かける。ゴールは細岡駅近くの船着場。夏場は虫が多いので長袖でやるのがお勧め。

 

タンチョウ

 釧路湿原で有名な動物と言えばタンチョウ。渡り鳥のように思えますが通年います。夏場は道東各地にいますが、冬季は釧路湿原に集まってきて多く見る事ができます。有名な場所だと釧路湿原西側の「つるみ台」。多くのタンチョウがいますが、柵から離れた所にいるので間近で見れません。ここまでは釧路からバスで1時間近くかかって不便なのが難点。ここでは無くても、かつて駅員が餌付けをしていた事で有名な茅沼駅前や近くの温泉茅の家で少ないですが、間近で見る事ができます。

 

冬のエゾ鹿

 各地に散らばっていた鹿は冬場は釧路湿原に集まるようで、釧網線に乗っていると車窓のあちこちで鹿を見かけます。線路は雪が締まっていて歩きやすいのか線路上に鹿がいる事も多く、突然飛び出したりしてニアミスしたり轢いてしまう事もしばしば。この路線の車両には汽笛が鹿笛になっているが、鳴らしても鹿が逃げない事もあって効き目があるのかどうかが疑問。乗車中に汽笛が頻繁に鳴り、急ブレーキをすると大抵鹿がいます。前面展望を見てるとスリリングな体験をする事ができます。塘路駅付近と茅沼駅付近で頻繁に見かけます。

 

茅沼 温泉茅の家

 かつて駅員がタンチョウを餌付けしていた事でタンチョウが今でも来る事で有名な茅沼駅は無人駅。駅ノートがおいてある。ここから駅前の道路に出て釧路方面へ15分程歩くと温泉「茅の家」に着きます。冬場は餌付けをしているので、ここでもすぐ近くでタンチョウを見る事ができる他、エゾ鹿もよく見かけます。ここの温泉は少し茶色い食塩泉で、広々とした岩風呂と露天風呂があり露天風呂からは湿原を見る事ができる。、

 

 霧多布

 

 霧多布湿原

 釧路湿原に次ぐ湿原。釧路湿原ほどメジャーではないので、のんびり湿原見る人向き。湿原の草花が間近で見る事ができる。湿原観察センターで湿原の紹介をしている。

 

 琵琶瀬展望台

 霧多布湿原が見渡せる展望台で、釧路湿原程ではないが雄大な川の流れが印象的。反対側には太平洋も見える。

 

 霧多布岬

 霧多布の市街地を抜けた先に台地が広がり、その先端が岬になっている。名前の通り霧が多く出る岬で、台地上は笹薮や牧草地が広がっている。反対側にはアゼチ岬があるが、マイナーな展望台で穴場。近くには新しくできた温泉もある。浜中の海沿いにはかつて「ムツゴロウの動物王国」があった。

 

 根室

日本最東端の町だが、根室駅は日本で2番目に東の駅。隣の東根室が日本一再東端の駅だが、住宅地の中にあり、記念碑とホームがあるだけで、どこかJR最南端の西大山に似ている。ロシアと交流が多いらしく、街にはロシア語表記もあって国境の町を思わせる。

 根室へは車で行くならば太平洋側の道路がお勧め。海沿いなので景色はかなり良く、ネズミ捕りもほとんどやっていないので、快適なドライブを楽しめる。国道44号線も牧場が広がり、途中には牧場展望台もあるので、こちらも良いです。

納沙布岬

 日本人が普通に行ける日本最東端が納沙布岬。駅からバスが出ているが、バスで行く人は少ない。岬には展望塔や北方領土館がある。北方領土館は無料で入れて、双眼鏡が無料で使えるのがありがたい。ロシアが占領している水晶島が見えるが、監視等が見えたりロシア軍艦が航行していたりと、国境という雰囲気がある。この海峡には鯨も見れるそうだ。ここでは最東端の記念書がもらえる。個人的に宗谷岬よりもこちらの方が好きだ。

 

春国岱・風連湖

 根室半島の付け根にある湖と湿地帯で、遊歩道が整備されている。晴れた日には国後島や知床半島まで見える。

 

落石岬

 落石の集落を抜けて岬の丘に登った所の路肩に車を止めて、そこからは歩き。歩道が整備されていて木道を歩くが、木道の周りは変わった木と草原が広がる。長い木道を抜けると落石岬灯台。草原が広がり、それほど人が来ないのでのんびりできる。

 

 中標津

パイロットファームが広がり、牧場や牧草地が広がる。一直線の道路が多く、中には地平線が見える20キロも一直線の道路も。北海道でも一番北海道らしい風景が展開し、ドライブには最高です。各場所とも、団体ツアーなどが殆ど来ないのも好印象です。

開陽台・直線道路

 かつては小さな展望台だったそうだが、今は円形の立派な展望台になっている。地平線が見えて地球が丸い事を実感する。晴れていれば国後島まで見る事ができるが、観光トップシーズンの夏場は綺麗に晴れる事は稀。ここでは地元原産の乳製品が売っていて、それを飲み食いして地平線を見るのも良い。裏手はキャンプ場になっている。ここを降りた道路は道路がジェットコースターのようにアップダウンして地平線まで直線となっており、撮影するならお勧め。

 この周辺は直線の道路が多く、ハンドルを固定しても平気な程直線。思わずスピードを出してしまいますが、スピードは控えめに。交差点では出会い頭の事故が多いそうなので、交差点では標識類は注意しましょう。

 

多和平

 多和平は開陽台から離れていて標茶町にあり、摩周湖からも近い。牧場の中にある展望台で、360度見渡すと牧場の中にあるのが分かる。ここもキャンプ場になっていて、開陽台と見比べると面白い。

 

からまつの湯

 養老牛温泉より先の林道を行った所に川沿いにある無料の温泉。営林署の人が作ったそうで脱衣所は男女別であるが混浴。お湯は無色無臭だが熱い為、川の水と混ぜて入る。無料系の温泉としては簡単に行く事ができる。

 

川北温泉

 標津から斜里へ抜ける国道244号線の金山温泉近くの橋の手前から林道をしばらく走った所にある。かつて温泉旅館が゛あった所で、残っていた浴槽を地元の人が整備して復活させたそうです。ここは元が旅館だった所だけあって男女別の脱衣所と露天風呂がある。お湯は温泉らしい白く濁った硫黄の臭いのする食塩泉で、これが無料で入れるのだからありがたい。近くには休憩小屋やトイレもある。ここへはダート道を通って走るのだが、意外と行き交う車が多いので注意。山深い所なので、熊の目撃がある他、キタキツネが徘徊している。

 

薫別温泉

 川北温泉とは反対側の薫別川上流にある温泉。ここは道を見つけるのが難しく、林道なので地図によっては書いていない所もあるが、北海道ツーリングマップを見ると書かれている。途中からダート道になるが、それほど整備されていないので、道が荒れており、しかも狭いのですれ違いは大変だ。ある程度行くと看板が立っていて、そこで車を降りて後は歩き。徒歩5分程で橋を渡った先の川岸に温泉がある。

 営林署の人が岩をくり抜いて作った温泉だそうで、無色無臭の源泉はすぐ上から出て直に注いでいる。源泉温度が熱い為、備え付けの紐つきのバケツを下の川に放り込んで水を入れないと入れないが、熱いお湯が出続けているのでかなり水を入れないと入れない。岩をくり抜いたとあって小さい温泉なのが特徴。ここは川北温泉よりも山深いが、その為熊の目撃が多く、朝夕の単独での行動は控えた方が良いかもしれません。

 

野付半島 トドワラ

 野付半島の先端にあるのがトドワラと呼ばれるトドマツが海水などで立ち枯れしたもの。湿原になっていて草花が咲いていて観光馬車もある。木道が整備されていて、散策できるようになっている。反対側を見ると国後島が間近で見えて、距離の短さが分かる。

 国道244号線からは半島の中の道路を走るがひたすら一直線の道路なので爽快だ。途中にはナナワラがあるが、こちらはミズナラの林が立ち枯れしたもの。

 

奥行臼駅跡

 国道243号線と国道244号線の分岐近くにあるのが奥行臼駅跡。かつて国鉄標津線があったが、JR化後に廃止となり、その痕跡はほとんど無くなってしまったが、ここだけは当時とそのまま残っている。駅舎はともかく、線路やホーム。信号機が生々しく残っていて、鉄ちゃんにはお勧め。

 

ラ・レトリ中標津

 中標津空港近くの赤いとんがり屋根が目印。地元産の乳製品を使ったアイスやヨーグルト等が味わえる。

 

 摩周湖・屈斜路湖

 

摩周湖 第一・第三展望台

 道東での一番の観光地と言うと摩周湖でしょうか。カルデラ湖とあって、弟子屈の町から山を登った所に第一展望台があります。団体ツアー必須の場所で、いつでも混雑してます。ここからの眺めは雑誌によく掲載されているので御馴染みの風景です。霧の摩周湖と良く言われますが、夏場によく発生するものの、見れる事も多いです。ここには野生のリスがいるのですが、餌付けされているのか人前に良くでてきます。駐車場代が取られますが、土産物や売店が揃っているので買い物するには丁度良いかも。

 第三展望台は第一展望台から少し川湯方面に行った所にあります。ここは無料の駐車場があるだけなのですが、人が少ないので落ち着いて摩周湖を見る事ができます。

 川湯温泉街では夜の摩周湖ツアーをしていて夏冬やっていますが、お勧めは天気が安定している冬でしょうか。寒いものの、空気が澄んでいるので星の瞬きが違います。摩周湖YHでは冬場に早朝摩周湖ツアーをやっていて、朝日が上る摩周湖の風景も良いです。

 

摩周湖 裏摩周展望台

 養老牛温泉付近と緑を結ぶ道路の清里峠から少し上った所にある展望台。標高が低いので第一・第三展望台で見れなくても見える時がある。小さな売店があるだけのマイナーな展望台。

 

神の子池

 摩周湖の伏流水が湧き出していると言われている泉の池。清里峠から7キロ斜里寄りへ走り、ダート道を入った先にある。透き通った池底には綺麗な倒木が沈んでおり、摩周湖の伏流水とあって神秘的な色をしている。

 

硫黄山

 屈斜路湖と摩周湖の間にあるのが今でも蒸気を盛んに上げる硫黄山。川湯温泉駅前からでも間近に見えて時々硫黄の臭いがする程。かつて硫黄鉱山だったそうだが、今では有名観光地に。こちらも有料駐車場で、ビジターセンターと売店がある。ここの名物は噴出する高温の蒸気で作る温泉玉子。おばさんとおじさんが売っているが、おじさんが拡声器で「たまご。たまご」と叫んで売っているのはモグリの違法販売だったりするが、公然と売っているのが不思議。蒸気を吹上げる山を見るだけだが、実は山の反対側には温泉が沸いていたりする。数年前まで浴槽があったが、撤去されてしまい、その上落石で危険な為に立ち入り禁止となっている。山の近くはつつじの群落があって季節によっては荒涼とした火山地形でも花を見る事ができる。

 

川湯温泉駅

 無人駅だが、かつて皇族が利用したとあって白樺で作られた別荘のような立派な駅舎だ。ここは喫茶店の「オーチャードグラス」が駅で営業している。レトロで落ち着く店内で、摩周湖の伏流水を使ったコーヒーとビーフシチューがお勧め。レンタルサイクルは、営業時間中のみ無料で借りれる。2003年には最近あちこちに出来ている足湯が完成。近くで湧き出る温泉を使ったものだが、源泉100%なので熱くてゆっくりできないのが難点。青春18切符のポスターにも使われた駅だ。

 駅前を少し歩いたところに共同浴場の「つつじの湯」があります。ここは硫黄山に近いのにお湯は無色無臭の温泉で、鉄道利用者には近くてお勧め。

 

川湯温泉街

 歴史のある温泉街で、お湯は硫黄の臭いのする酸性泉。ホテルでは日帰り入浴をやっている他、ボロいですが源泉掛け流しの共同浴場もあります。温泉街中心には温泉が湧き出ているところがあって足湯もあります。川湯エコミュージアムは周辺の自然を紹介しており、ネイチャーガイドもしてます。 

 冬場はダイヤモンドダストフェスティバルを行っています。ここは温泉が流れ出しているおかげで他の場所に比べてダイヤモンドダストが発生しやすいそうです。夜にライトに照らし出されたダイヤモンドダストは幻想的で、たまにライトピラーも見えます。川湯温泉のホテル等に泊まらなくても、川湯温泉駅や美留和駅前の民宿で頼めば見る事ができます。

 

屈斜路湖 和琴半島

 屈斜路湖に突き出した半島で、半島の付け根では無料の露天風呂がある他、キャンプ場になっています。遊歩道が整備されているのですが、湖畔を行くと無料の温泉小屋があります。混浴ですが、ここは源泉が熱すぎてまともにはいれません。窓越しに屈斜路湖があるのですが、そこからバケツで水を入れないと入れない程です。 半島の先端はオヤコツ地獄で、水蒸気が盛んに出ている他、お湯も湧き出していて野湯の温泉に入れます。いずれも無色無臭の単純泉。半島湖畔の各地でお湯が沸いています。

 かつては火山活動が活発だったそうで、大正時代には湖底の火山活動が活発になって水が酸性になり、魚が全滅したそうです。凍結した湖の氷を見ると火山ガスが湧き出しているのがわかります。食べ物では宮崎商店で売っているいもだんごが美味しい事で知られています。

 

冬の屈斜路湖

 屈斜路湖は1月中旬頃から凍り始めて2月中に完全氷結します。屈斜路原野YGHに宿泊すると朝に氷上散歩ツアーがあって気軽に行けます。氷上と言っても雪が積もっているので湖の上とは思えません。和琴半島の近くでは湖底から温泉が出ているので、温泉の湧いている近くは氷結せず、またカルデラ湖とあって凍りの中に湖底から噴出した火山ガスが閉じ込められている所が見れます。砂湯付近では御神渡りと呼ばれる氷の山脈が見れます。氷が膨張してなる現象だそうですが、できる所は大体決まっているそうです。

 

砂湯

 屈斜路湖はカルデラ湖とあって湖畔からは温泉が湧き出していますが、有名なのは砂湯。湖畔の砂を掘ると温泉が出てきて、温泉好きにはたまらないのですが、観光バスが来る観光地とあって昼間温泉に入るのには厳しい所。無色無臭の単純泉です。

 

コタン温泉・池の湯・イソ湯

 コタン温泉は地元の人が管理する無料露天風呂ですが、男女別の脱衣所に大岩で仕切られている男女別の温泉とあって、屈斜路湖畔の露天風呂の中では、まともに入れます。男女別とは言うものの、駐車場側から入ると両方の風呂が丸見えだし、大岩の先で温泉が繋がっているので殆ど混浴です。なので女性は水着で入る方が多いようです。常に適温で夏冬問わずに入れて人気です。お湯は単純泉です。

 池の湯は、その名の通り円形の池のような温泉ですが、手入れがあまりされていないので、藻が繁殖して虫や蛙がいたりと、入るには勇気が要ります。

 イソ湯はあまり知られていないのですが、「いなせレジャーランド」の桟橋から湖畔を200m程北上した砂浜が温泉となっていて、砂湯のように掘ると温泉が湧き出します。こちらは殆ど知られていないので来る人は稀です。

 

 阿寒湖・オンネトー

 

阿寒湖

 摩周湖共々観光ツアー定番の観光地になっていて、湖畔は観光ホテルが立ち並んでいる。湖畔を見るのならビジターセンターから歩道を歩いてボッケから見るのがお勧め。ボッケは、火山活動の一種で熱い泥がボコボコと噴出している所だ。別府の坊主地獄に似ているが、あれほど活発ではない。湖畔の桟橋近くでは温泉が湧き出している。ビジターセンターで紹介しているので、そちらを見てから回ると良いでしょう。、

 

オンネトー

 阿寒湖から更に山に入った雌阿寒岳の麓の湖。火山活動の影響か、コバルトブルーをしており、背後には噴煙をあげる雌阿寒岳が見えて素晴らしい風景の湖だ。湖畔にはいかにも観光地と言った店等はほとんど無く、穴場的存在の湖だが観光バスも乗り入れてくるようになったらしい。

 

オンネトー湯の滝

 無料で入れる露天風呂。オンネトーの駐車場から歩道を20分程歩くと森が開け、その先に湯の滝がある。かつては少し上った所に浴槽があったが、世界でも珍しくマンガンを生成する成分の含まれているお湯との事で浴槽が別に作られた。簡易的な脱衣所があるが混浴。お湯は温くて夏場位しか入れなさそうだ。単純泉のようだが、新しい浴槽でもマンガンを生成しているようで、浴槽は黒くなっているのが特徴。