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2018年6月1日作成

自転車で行く ゆるキャン キャンプ 

 2018年冬アニメの「ゆるキャン」。かつて子供の頃はキャンプをしていたので、一話を見て気に入ってしまった。しかし、冬キャンプは厳しい寒さで全然ゆるく無い。「ゆるキャン」を全話見てキャンプに行きたくなってしまった私は、アマゾンでキャンプ用品を買い集め、春めいた4月に初のソロキャンプで聖地巡礼に行く事にした。

 普通、キャンプと言うと車で行くのが普通だが、車が無い私は「ゆるキャン」1・2話で、りんちゃんが自転車(ミニペロ)でキャンプを行くシーンを見て自転車で行きたくなり、輪行して自転車で行く事にした。自転車は輪行の便利さと山岳地を走るので登坂に強い、16インチのルノーの折畳み自転車を選択。出発前に自転車に荷物を載せて確認したが、最近のキャンプ用品は以前より小さくなったとは言え、キャンプ用品は自転車よりも重い10キロ以上となり、電車で持ち運ぶのは大変そうだ。

 キャンプサイクリングで使うルノーの折畳み自転車は、6段ギアがあるものの16インチで小さく、最小ギアでも20キロ出るのが精一杯だったが、クランクセットを46Tから58Tに変えているので、25キロの巡航運転が可能で、最高30キロ以上も出せる。また、車輪が小さいのでクランクセットを変えても登坂にも強いのだが、下り坂ではブレーキを掛けすぎるとリムがすぐに高温になるのが難点だ。

 荷物はシートポストに取り付けた荷台にテントとキャンプ用品。ハンドル部にサイクリング用品と寝袋を載せている。ハンドルに取り付けたショルダーバックと寝袋の袋は100円ショップで買ったS字フックを引っ掛けて使用し、寝袋を入れた袋は40キロ以上のスピードを出してもふらつかないように、梱包用ベルトで自転車に固定している。見栄えはイマイチだが、100円ショップの用品は意外と使える。

 
小さな自転車に荷物が満載 クランクセットを右から左に改装して高速化 てるエンブレム

<浩庵キャンプ場>

まず最初に訪れたのは1話と最終話に登場した本栖湖の浩庵キャンプ場。2回行きましたが、2回目はアニメと同じく、身延方面から本栖みちを登坂して行きました。麓から本栖湖まで700m程標高差があり、休憩しつつ自走して登りましたが、キャンプ用品満載の自転車で女子高生が走るには無理な程、かなりの急な坂道でした。

本栖みちは急峻な峠道だった 途中の展望台からの眺め ここを抜けると富士山が

最後のトンネルを抜けると富士山が目の前に広がって感激。ちなみに、トンネルを出てすぐの展望台からの景色は1000円札の裏に描かれた風景になります。しばらく景色を堪能して移動開始。目的地の浩庵キャンプ場はすぐです。

対岸より、浩庵キャンプ場 浩庵キャンプの受付はここで 1000円札の風景をバックに

受付で料金を支払うが、自転車だとキャンプ場利用料金のみなので1600円。車よりも駐車料金分安く利用できる。「ゆるキャン」聖地巡礼でキャンプ場を何箇所か回ったが、ここが一番聖地巡礼客に力を入れていて、店内は「ゆるキャン」のサントラが流れていて、コミュニケーションノートがあったり、アニメグッツがある他、面白いのがカレー麺が大量に売られている事だ。やはりアニメを見たからには、ここでカレー麺を食べなくては。

薪が売っているが、面白い事に薪割り体験ができる。350円と安いので、是非チャレンジする事を薦めるが、やや湿けっていて燃えにくいので、細かく割るとよい。

ゆるキャングッツとノート 薪割り体験はこんな感じ 湖畔のキャンプ場

急な坂道を降りてキャンプ場へ。ここは林間サイトと湖畔サイトに分かれていて、自転車には関係無いが、林間サイトは車の乗り入れ禁止だが、湖畔サイトは乗り入れ可能だ。ここに来たからにはアニメと同じように富士山を堪能すべく湖畔にテントを張るが、良い場所は早朝から場所が取られているので早めに来る事を薦める。私は15時頃に来たので、ほどほどの場所にありつけたが、場所によっては急傾斜になっているので設営前に下見が必要だ。

 ここのキャンプ場の設備は、水場とトイレが一箇所ずつだが、広くて清潔で、トイレは水洗なので初心者キャンパーにも安心して利用できる。場所によっては水場が遠いので水タンクを持っていくと便利だ。直火の焚き火もOKなので、夜は富士山のシルエットと星空を見ながら焚き火できて、楽しい一夜を過ごせる。難点は、湖畔なので風の影響をモロに受けて強風時は大変なのと、湖畔の近くは波の音が気になる所でしょうか。

キャンプ用品一式 湖畔サイトからは富士山が一望 湖畔サイトは傾斜している

翌朝は5時過ぎに日の出。こんなキレイな富士山を見ると、来て良かったと思ってしまった。

帰りは三島まで走ってみた。朝霧高原を登ると富士まで下り坂なので楽だし爽快感満点だ。途中には最終話に登場したYMCA富士キャンプ場にも寄ってみたが、こちらは標高600m位だが富士山が一望できて、眼下には富士の町並みも見えて眺めが良く、いつかキャンプに来て見たい所だ。このすぐ近くには、まかいの牧場もあるのでキャンプついでにアイスや乳製品を味わえる。

富士からは海岸近くの道路をひた走り、三島に到着。富士−三島間はほぼ平坦とはいえ、キャンプ用品満載で127キロも走ると疲れました。

浩庵キャンプ場の日の出 YMCA富士キャンプ場からの眺め 輪行時の荷物一式

 

<パインウッドキャンプ場>

 山梨市駅近くにある4話に登場したパインウッドキャンプ場(アニメではイーストウッドキャンプ場)は、アニメの通りに山梨市駅から行くと近すぎるので、勝沼ぶどう郷駅から自転車で行ってみた。ここは。笛吹川フルーツ公園と、ほたらかし温泉があるのだが、どちらも山の上にあるので、ここも自転車で行くのはかなりの苦労だ。麓の標高は330mだが、7キロ先のほったらかし温泉は670mにある。

山梨市駅を出てしばらく行くと、上り坂が続く。フルーツ公園下の交差点では、アニメの通りにまっすぐ行くと自転車ではきつ過ぎるので、左に曲がって迂回しつつ登るとフルーツ公園展望台に到着。アニメにも登場の園内のカフェにはノートが置いてあり、アニメの背景が展示してました。美味しいアイスを食べて、のんびりノートに書き込んでみるのも良さそうです。

フルーツ公園下の交差点 フルーツ公園展望台からの眺め アニメにも登場したカフェスペース

フルーツ公園から更に急坂を登って、ほったらかし温泉へ。入浴料800円の他、ロッカーが100円で戻らないタイプだったりと、地方の割りには料金が高いですが、ここの露天風呂からの眺めは最高で、夕暮れ時に行くと夜景も見れて良かったです。

カフェ内のアニメの展示 ほったらかし温泉に到着 ほったらかし温泉からの眺め

ほったらかし温泉では軽食売店がありますが、ここでアニメで出てきた温玉あげが食べられます。期待しないで食べてみたら、とても美味しかったです。無料の休憩所もあるので、温泉に入って食事をしたら休憩所で尻に根が生えて動けなくなりそうです。

ここから、キャンプ場までの道のりは、看板が少ないので地図を見ながら行きましたが、森の中の細い急坂の道を下って行った先にあります。

ほったらかし温泉の売店 パインウッドキャンプ場までの道 ほったらかし温泉からの夜景

ここは個人で営業しているキャンプ場で、自転車・車関係なく2000円です。ゴミ袋をもらえるので、ゴミを捨てて行けるのがありがたいです。キャンプサイトは森を切り開いて作った林間サイトがメインですが、展望サイトもあって、私は展望サイトにテントを張りました。車はどのサイトも中まで入る事が出来ます。

水場は一箇所で、トイレは工事現場にある簡易トイレになっています。薪は1ケース1000円で、大量に使うには良いですが、ソロキャンするには量が多すぎかも。

パインウッドキャンプ場からの眺め キャンプサイトは林の中にもあります パインウッドキャンプ場の看板

夜になって、「なでしこ」が見た夜景を見に、フルーツ公園の上にある展望台に行ってみた。キャンプ場から3キロほど離れていて、真っ暗な森の中を歩いていった「なでしこ」は度胸があります。素晴らしい眺めで、わざわざ坂を上って下って来た甲斐がありました。

展望台近くの道はまだ明るい方 アニメの背景通りに撮ってみた 展望台からの夜景

翌朝は、天気が悪い予報だったので、早々に移動して山梨市駅から帰りました。通算で33キロ程のボタリング程度の距離ですが、何度も急坂を登ったので距離の割りに疲れました。

<ふもとっぱらキャンプ場>

2・3話に登場したふもとっぱらキャンプ場へは、河口湖駅からサイクリング開始。国道139号線を走って行きましたが、途中に2箇所も道の駅があるので、地元の食材を買ってからキャンプ場へ行けます。朝霧高原の峠を越えて少し行くとキャンプ場の入り口ですが、河口湖方面からだと看板が無いので、間違えて通り過ぎないように注意が必要です。

朝霧高原の牧場 アニメの背景通りに撮ってみた ふもとっぱらキャンプ場到着

受付で料金2000円を払い、「りんちゃん」みたいにキャンプ場内の道を走りたい所ですが、かなりデコボコでパンクしそうなのでやめました。元々牧場なのか、とても広い所で、どこからでも目の前に富士山が見えて富士山を堪能できます。芝生サイトなので直火は禁止になっています。

入り口近くにいるライオン? アニメの背景通りに撮ってみた 顔だ キャンプ場の目の前は富士山

適当な所でテントを設営しましたが、芝生の下は意外と砂利があるようで、ペグがなかなか入っていきませんでした。それにしても、4月下旬だとていうのに凄いテントの数です。まだまだ空きスペースがあるので余裕ですが、これだけ大きいキャンプ場は初めてです。

ここの設備は、水場は何箇所もあり、トイレは工事現場にある簡易トイレや、アニメにも登場したトイレカーがあり、こちらは車輪付きですが水洗便所になっています。

人気のキャンプ場とあって、様々な人がいますが、他のキャンパーが深夜でも騒いでいて閉口してしまいました。人が多く集まる所は、こういう事があるのが難点です。

翌朝は5時に起床。朝霧の地名らしく、少し霧が出ているのが神秘的。逆さ富士が見える池に行くと、無風で鏡のように逆さに見える富士山が見れて良かったです。帰りは予定があったので、早々と富士宮駅から電車で帰りました。キャンプ場からは20キロ程ありますが、下り坂なので1時間位で着きました。

夜明け前のキャンプ場 逆さ富士が絶景の池 ふもとっぱらの夜明け

 

<四尾連湖 水明荘キャンプ場>

 「ゆるキャン」。を見て初めて知ったキャンプ場なのですが公共交通機関が無く、山の上にある湖とあって、車以外の交通手段で行くには難しい、ゆるくない聖地です。一番近くの駅は身延線市川大門駅で、11キロ程で着きますが、サイクリングして走るには短くて物足りないので、甲府駅から自転車で行きました。

 「ゆるキャン」聖地巡礼者向けに自転車を貸し出ししている「道の駅ふじかわ」に寄ったりしてから、いよいよ登坂開始。麓の市川大門駅の標高が250m位ですが、四尾連湖直前の峠のピークは910mもあり、11キロで700m以上も登坂するから、かなりの坂道です。キャンプ用品満載で登りましたが、暑いので途中何度も休憩しつつ1時間40分程かかりました。ちなみに、「道の駅ふじかわ」ではアシスト自転車のレンタルをしており、それを使うと1時間程で着くらしいから、体力に自信がない人にはお勧めです。

 途中にトンネルがあり、少し下りがある以外は上り坂が続き、一番キツイのは四尾連湖直前で、一番大きいギアにしてなんとか登りきりました。途中には湧き水があり、冷たくて美味しく疲れた喉を潤せます。この坂道は途中から眺めが良いですが、こんな高所にも集落があって、まさに天空の集落と言った感じです。交通量は少なく、道路状態も良いのでヒルクライム好きにはお勧めでしょうか。

標高が高い道中には天空の集落が 景色の良いダイナミックなカーブを登る ゴール手前に冷たい湧き水があります

駐車場のある峠の頂上を過ぎると砂利道になり、少し下った先に水明荘があります。湖畔にせり出したウッドテラスがあり、キャンプをしなくても、のんびりするには良さそうです。料金は自転車だと平日は1500円。ゴミは捨てられるのがありがたいです。

ここにもコミュニケーションノートがあって、不便な所ですが書き込み数が多く、宿の人に聞くと自転車で来る人もそれなりにいるそうです。店内にはアニメグッツも売っていて、キャンプ場の説明で、「ここがアニメで使われたサイトですよ」と教えてもらえたりした。キャンプ場は対岸にあるので、荷物はアニメ通りに一輪車を借りて荷物を運べるのですが、自転車だとキャンプ場まで走って行けます。自転車で行く場合、道幅が狭いダート道なので、運転には注意が必要です。

右に曲がると水明荘キャンプ場です 水明荘に到着 ここで受付します

キャンプサイトは広くて、湖畔に近いサイトや、山の上の森の中のサイトまであり、一部は直火OKですが、直火禁止サイトでも焚き火する場所が整えてあります。平日だからか空いていて、杉林の中のアニメと同じサイトを利用しました。設備は、水場が2箇所とトイレは一箇所。トイレは今となっては懐かしいぼっとん便所で、男性用は懐かしい壁に立ちションするタイプで、キャンプ初心者や子供には少し厳しいかもしれません。

直火OKのアニメと同じ所に設営 直火禁止サイト 右下は焚き火の囲い 炊事場はかまどもあります

設営が終えたところで散策してみましたが、思っていたよりも広いキャンプ場です。ちなみに、キャンプ場は山に囲まれた所にあるので携帯は、かろうじて繋がる程度。湖の由来がカルデラ湖とも言われるからか、高い山に囲まれているので風の影響は無くて静かな湖です。ただ、ここの魚は元気いっぱいで、時折魚が飛び跳ねる音が夜でも聞こえる程です。

 この日は他のキャンパーが二組だけとあって静かな夜で、のんびり過ごせました。チェックアウトは12時なので翌朝もゆっくりしたかったのですが、この日は陣場形キャンプ場に行くので7時に出発。行きに2時間近くかかった坂道は30分ほどで市川大門駅に着いてしまいました。

 
対岸に水明荘が見える 高台から見ると神秘的な色の湖です  

<陣馬形キャンプ場>

市川大門から電車に乗って伊那市駅まで移動。伊那市から自転車で駒ヶ根を経由して陣馬形キャンプ場を目指す。まずは温泉「こまくさの湯」に向かうが、飯田線の線路あたりから200m程登るので着いた頃には汗だくだ。昼食は昼食セット券1020円を払って、ミニソースカツ丼を食べる。「りんちゃん」が作中で、この位の量で丁度良いと言っていたが、実際普通の量だったりして、そこそこお腹に溜まる。これと温泉がセットで1020円だから安い。ちなみに、温泉入り口の看板にしっかり「ゆるキャン」に登場と書かれていたりしました。ちなみに、温泉はアニメと露天風呂の形状が違うところを見ると、アニメでは女湯をしっかり描かれていたようです。

温泉に到着 ミニとは思えないミニソースカツ丼 ゆるキャンの紹介が

温泉の後は光前寺へ。大木が境内にあって歴史を感じます。犬を祀っているとあって、アニメと同じ犬のおみくじがありましたが、何せ500円もするものだから、控えました。続いて、久しぶりにアニメ聖地の元祖とも言われる田切駅へ。「究極超人あーる」はOVAが出て20年以上もたっていますが、駅ノートは健在で、今も書き込まれ続けています。

神秘的な光前寺 アニメ聖地の元祖 田切駅 駅ノートは今も健在

田切駅を後にして、いよいよ陣馬形山にアタック開始、天竜川を渡ると上り坂が始まりますが、最初から坂が急で、太い道から細い集落の道に入った所から激坂が始まりました。地図上では直線で勾配がゆるやかに見えますが、実際は棚田や砂防ダムのある斜面に道が直線に伸びているので、半端じゃない激坂です。早々と急坂にノックダウンし、ここから大半を押して行く事になりました。キャンプ用品満載での登坂はきつ過ぎました。ちなみに、麓は520mですが、頂上は1440mあり、10キロで920mも登るから四尾連湖以上の標高差です。

田切駅から見た陣場形山 右が山頂への道 水平の棚田に対して、道路は激坂

登り始めて2時間。ようやく山頂のキャンプ場に着きました。周りの景色が見渡せますが、山の上だけあって南・中央アルプスが見渡せます。

森の中の道を登っていく 頂上付近の眺め キャンプ場に到着

このキャンプ場は村営ですが無料で使えるのが有難い。サイトは芝生で直火不可。棚田状に4段に別れており、下界の景色が見渡せるベストポジションは既に埋まっていたので、適当に空いている所に設営しました。設備は、水場とトイレが一箇所ずつで、トイレはボットン便所ですが、小便器は、しっかりと便器でした。ちなみに、照明が無いので夜はライトを持っていって入る必要があります。山らしく、立派な非難小屋がありますが、こちらは悪天候以外利用不可となっています。

山頂だけあって風が強くて、飛ばされそうになりながら設営しました。下界が見える位置は、遮るものが無いものだから風がよく通ります。

左がトイレで右が非難小屋 下界が見える天空のキャンプ場です 無料ですが芝生がキレイなキャンプ場です

キャンプの準備ができた所で、展望台へ行くと、目の前には中央アルプス。眼下には伊那谷が見渡せて最高の景色です。丁度夕暮れ時なので、中央アルプスに沈む夕日が見えました。

キャンプ場から木道を登る 1445mの陣馬形山頂上に到着 絶景が広がる

日が沈むと、山頂だけあって冷え込んできました。風も強いので、春でも防寒対策は必須で、この日は7℃まで下がりました。暗くなったところで、再び展望台に行くと、アニメと同じ下界の夜景が見渡せて素晴らしい景色。晴れていましたが、残念ながら満月だったので明るく、星空はあまり見えなくて残念。その代わり、真っ暗な山頂でも月明かりで時計の針が見える程明るく、ライト無しでも歩ける程でした。

展望台は広くて、アニメは同じくイスを持ってきて食事するのも良さそうですが、風が強く寒いので止めました。ここには無料の双眼鏡があるので「悪い子はいねがー」と言いつつ覗いてみたら、アニメと同じ夜景が見れて驚き。アニメの背景美術の完成度の高さを実感してしまいました。

素晴らしい夜景が広がる 展望台はこんな感じ 無料の双眼鏡があります

翌朝、風は止んでいたものの寒かったが、太陽が出てくると途端に暑くなり、この時期は気温差が激しい。帰りは下り坂なので楽ですが、急勾配とカーブが多いのでブレーキが高温に。リムは触れない位高温に何度もなって、下り坂なのに数回冷却の休憩を取る事に。途中では運良く子シカが見れたりしました。ちなみに、車もブレーキが高温になってトラぶったのか、途中には「エンジンブレーキ使用」の看板がありました。麓まで降りた後は、駒ヶ根駅まで国道を走って電車で帰りました。

天空のキャンプ場を出発 運よく見かけた子シカ 激坂なのでエンジンブレーキ使用の看板が

 

こんな感じで自転車キャンプをしましたが、浩庵キャンプ場以外は自転車で来るキャンパーは見かけませんでした。まだまだ自転車でキャンプに行く人は少ないと思いますが、ただのサイクリングに飽きた人はキャンプもセットでやると新しい発見があって、面白いと思いますよ。

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