氷 菓 |
氷菓の原作者は岐阜県高山出身だそうで、アニメも主に高山が舞台となっています。青春18切符で名古屋経由で高山入りしましたが、普通列車だけで来ると結構遠かったです。高山は岐阜県を代表する観光地で観光客でいつも賑わっている町です。だからか、他のアニメ聖地の秩父や小諸では町中の各所にアニメのポスターを貼ってアニメ聖地巡礼客を呼び寄せて町の活性化を図ろうとしている意気込みを感じるのに対して、高山では駅前のコンビニと「まるっとプラザ」にポスターが貼ってある位で聖地巡礼客に対して消極的な雰囲気。黙っていても観光客が多くやって来る町の余裕と言った所でしょうか。そんな訳で、私も聖地巡礼と観光を楽しんできました。
まずは町の中心から外れた所にある主人公の通う高校のベースとなった斐太高校へ。駅から歩くと20分程の所にあります。当然ながら校門前までしか行けませんがアニメと殆ど一緒です。ちなみに制服もアニメと同じなので驚いたのですが、ここの制服は「白線流し」という行事でマスコミで話題になったそうです。
学校前の橋 | 校内の並木 | アニメとほぼ一緒です |
OPに登場する日枝神社も町の中心から10分程歩いた離れた所にあります。
前期OPに登場する日枝神社参道 | 後期OPの鳥居は工事中でした | 後期OPに登場する軽トラも |
宮川は高山市内を流れる川ですが、この周辺が多くアニメで登場してます。宮川沿いと言えば高山名物の朝市がやっている所なので早朝から観光客や買い物客で賑わいます。
高山市内を流れる宮川 | 後期OPの橋は朝市会場から離れた不動橋 | 朝から出店が出て賑わいます |
前期OPに登場の弥生橋からの風景 | 前期OPの魚道は弥生橋より撮影 | 前期OPに登場 朝市会場 |
前期OPに登場 | 前期OPの鍛冶橋交差点からの商店街 | 前期OPの人形(季節によって変わる) |
4話で登場 鍛冶橋交差点 | 同じく鍛冶橋交差点 | 鍛冶橋交差点近くの宮川沿いの商店街 |
鍛冶橋交差点近くの本町通り商店街にあるのが高山の特産品販売や観光案内をする「まるっとプラザ」ここには氷菓の展示コーナーがあって聖地巡礼ノートもあります。実際の文化祭で使った入部案内のチラシが再現されてました。野球部の入部案内チラシをめくると面白い物があります。
まるっとプラザ | 氷菓コーナー | 再現された入部案内のチラシ |
「まるっとプラザ」近くの戎橋を渡ってすぐの所にあるのが作中で登場した喫茶店「バグパイプ」です。外観もアンティークな内装も一緒で、アイスコーヒーを飲んでまったりしました。ここにも氷菓ノートがあって、皆「私、気になります!」と書き込んであるのが笑えます。
喫茶店バグパイプ | アンティークな内装です | 氷菓ノートは必見 |
10話で高山の観光名所である古い町並みが登場します。ここで主人公がお茶を飲みに行った所が喫茶「かつて」です。作中同様に和菓子中心のお店で「わらび餅」を食べましたが、格子の窓越しに古い町並みが見えて情緒あふれるお店です。
高山と言えば古い町並み | 喫茶一二三のベースとなった喫茶店です | 格子越しの風景を眺めながら食べられます |
主人公の家が近くにある設定になっているのが一本杉白山神社です。観光名所である高山陣屋から5分程歩いた住宅街にあります。
高山からの帰りは松本までバスで抜けたのですが、その途中にあるのが7話で登場した平湯温泉バスターミナルです。ここは標高が高いので夏に行くと涼しいです。
一本杉白山神社 | 平湯温泉バスターミナルも忠実に再現 |
高山では前日入りして半日程滞在しましたが、ラーメンや牛肉等の名物料理や様々な観光地があって1日観光しながらのんびり回ると良い町です。